一日の疲れをきちんととりたい!ぐっすり安眠できるまくらを探そう!
頭の下にちょこっと敷いて寝るまくら。
これひとつで睡眠の質が変わるというと驚かれるかもしれません。
しかし、身体にあったまくらを使うか使わないかで次の日の体調や状態に大きな違いが出てくるのです。
肩こりや腰痛、背中痛で悩んでいるひとは枕に原因がひそんでいる可能性もあります。
おすすめのまくらと選び方をご紹介したいと思います。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
腰痛、肩こりなどは姿勢が悪いから?
肩こりと腰痛は成人が意識する疾患の一位と二位を占める、もはや国民病ともいえるものです。
日本人は欧米人に比べて遺伝的に腰痛や肩こりを生じやすいそうです。
その原因は体型にあります。
欧米人に比べ、日本人は内側の筋肉が発達しているため、姿勢が内側に丸まりがちになってしまうと言われています。
また、なで肩も日本人に多く見られますね。
そのような体型ですと姿勢が悪くなり、身体を支える重心がずれてしまいます。
重心がずれてしまうことにより体のあちこちに負荷がかかり、腰痛や肩こりを生じさせてしまうのです。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
理想のS字カーブが大切!
人間の最も大切な部分ともいえる、頭。
二足歩行になった時から人間は背骨と腰骨でこの頭を支えています。
頭の重さは5~6キロもあり、これを支えて動くのはかなりの負担がかかります。
そんな頭の重さが一点にかかるのを防ぎ、バランスよくキープするために大切なのが背骨のS字カーブです。
人間の背骨はまっすぐではありません。
横から見るとなだらかなS字を描いています。
このS字こそが重たい頭をバランスよく支え、二足歩行を可能にしているポイントなのです。
しかし、猫背や前のめりの姿勢を続けているとこのカーブが崩れてしまいます。
そうなってくると腰や肩に負担が大きくなり、筋肉が緊張し腰痛や肩こりを引き起こす原因となってしまうのです。
また、筋肉の緊張は血液中に疲労物質である「乳酸」をため込みます。
そのため腰や肩回りが重く、不快な症状が出てきてしまうのです。
腰や肩が傷むとすっきりしませんし、悪化すると動くのも苦痛になってしまうかもしれません。
睡眠時の姿勢も大切!
良質な眠りとはぐっすり深く寝つき、起きたときに体が軽く前日の疲れや倦怠感がなくなっているものです。
しかし、睡眠中の姿勢が悪ければ寝ている間にも体には負荷がかかってしまいます。
特に前述のS字カーブが崩れると起きた時から体の痛みを感じることもあるのです。
また、睡眠中は同じ姿勢を取りがちです。
ずっと同じ姿勢ですと、血流が悪くなり余分な水分や疲労物質をため込んだままになりますので、次の日もすっきりしません。
睡眠中の血行を良くしてくれるのが寝返りです。
人間の身体は血行を良くするため、無意識のうちに寝返りをうっているのです。
寝返りを打てない状況は体にとって負担となりますから、良質な睡眠を妨げる原因となります。
姿勢キープを助けてくれる!まくら
ではまくらはどうして必要なのでしょうか。
これは前述の理想的な姿勢と関係があります。
人間の背骨がS字を描いていれば、あおむけに寝た時に首の後ろに隙間ができます。
このような隙間が空いていると、首の後ろの筋肉が緊張し、強張ってしまいます。
ですから首や肩こりの原因となってしまうのです。
そこで隙間を埋めるために使用されるのがまくらなのです。
まくらは首と敷布団の隙間を埋め、頭を支えてくれます。
これによって理想的な姿勢が睡眠中もキープでき、ぐっすりと眠ることができるのです。
安眠のためのまくら選び!気をつけたいことは…
人生の1/3は睡眠時間と言われています。
せっかくですから、質の高い眠りにしたいものです。
そのためにはまくら選びはとても重要です。
どんなことに気をつければいいのでしょうか。
適度な高さをキープしてくれる枕を探そう
首と敷布団の隙間を埋めるためのまくら。
そのためには高すぎても低すぎてもいけません。
低いと頭が沈み込み、血流が頭部に上ってしまいます。
また高すぎると顎を引いた姿勢になり、首の筋は伸びますが肩や背中は緊張します。
背骨のS字を崩さない、適度な高さの枕がおすすめです。
適度な固さのまくらを探そう
あまりに柔らかい枕は頭が沈み込み、寝返りを打つ時に体が不自然な状態になってしまいます。
固すぎる枕も同様です。
固すぎると枕から頭が落ちてしまうこともあり得ます。
また、固すぎる枕ではリラックスできず、ぐっすり眠ることができません。
固すぎず、柔らかすぎない枕がおすすめです。
適度な大きさのまくらを探そう
人間の睡眠にとって大切な寝返り。
まくらはこれを支えてくれるものでなければなりません。
寝返りの際にまくらから落ちてしまうようでは適切な姿勢を保って眠ることが出来なくなるからです。
適切な身幅とは、自分の身幅より大きいことが大切。
奥行は40~50センチあるといいでしょう。
通気性の良いまくらを探そう
安眠の観点からいうと、頭に熱がこもることはよくありません。
昔から言われているのは頭寒足熱。
頭は冷たく、足が温かい方がいいのです。
そのため、まくらは通気性が良く熱を逃がす素材のものがおすすめです。
手洗いできる方が衛生的ですね。
安眠したい人におすすめのまくらは…
人それぞれ体型や体質が異なるので、このまくらなら間違いない!
という事はできません。
しかし口コミや評判が良いまくらはそれなりの品質とこだわりを持っています。
おすすめを見てみたいと思います。
プレミアムローズチューンピロー京都西川
満足の眠りを実現させるために、人間工学の観点から作られたまくらです。
5分割されたパーツの組み合わせで、上下、左右、前後の細やかな高さ調整が可能になりました。
その組み合わせはなんと252種類。
自分にピッタリのまくらをつくることが出来ます。
また、より体にフィットさせるため、首から肩にかけてのカーブがきちんと計算されています。
個人の首の長さにも対応しており、ぴったりフィットを実現しました。
安定した寝姿勢を保つために、4層の構造設計を採用。
しっかりと頭を支えてくれます。
購入の際は京都西川のオリジナル測定器で自分にぴったりのまくらを提案してくれるサービスもあります。
体圧まで考慮してくれるので、抜群の安定感です。
自然な姿勢で支えるまくらニトリ
ニトリのオリジナルまくらです。
様々な寝姿勢に対応でき、自分好みに高さ調節が可能です。
高反発ウレタンと普通ウレタンの三層構造。
頭の重さを優しく受け止め、しっかりと支えてくれます。
また、中央と両側で高さの差を出すことによりあおむけ寝のフィット感が向上しました。
さらに、横向きに寝る人も安定感抜群です。
高さ調節シートが入っているので、全体の高さ調節も簡単。
購入した時から時分にピッタリの寝心地になります。
首に負担がかからず、安心して眠ることが出来ます。
ドクタースリープグランドモデル京都西川
寝返り・横向きに対応したまくらです。
上部と下部に分かれた特殊立体構造が、仰向け時と横向き時の首や頭をしっかりと支えてくれます。
特殊立体キルト採用で、底つき感を軽減。
高さ調節の機能もついているので、自分にフィットした高さで眠ることが出来ます。
手洗い可能なので、まくらを清潔に保つのも簡単。
特に首を支えることに注目したまくらです。
まとめ
良い睡眠は良いまくらからと言えます。
寝心地や柔らかさで軽く選んでしまいがちですが、健康を考えるとまくら選びは慎重に行わなければなりません。
特に年齢を重ねると肩こりや腰痛の症状が出やすくなってきます。
できればそうなる前に正しい姿勢を意識し、睡眠時にもキープするように心掛けましょう。
正しいまくらがあれば熟睡でき、疲れも次の日に残りません。
良質な睡眠のために、自分にあったまくらを探すことをおすすめします。