三つ折りタイプのマットレスの特徴と腰痛との関係
快適な睡眠をサポートしてくれるマットレスは、弾力性・通気性・大きさなど性能が異なるマットレスがあります。
それ以外に折りたたみ・三つ折りや医療用など構造や用途が異なるマットレスまで作られています。
色々な技術や素材などを活かして作られていくマットレスですが、その中でも三つ折りのマットレスについて、いくつか説明していきます。
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三つ折りマットレスの利便性
三つ折りマットレスは、言葉通りにマットレスを三つ折りに出来るため収納スペースがそれほど取られることがありません。
運ぶ時も敷く時も手間が掛からないため使い勝手が良く感じられます。
重量もそこまで重くないので女性・年配者でも持ち運びが可能です。
三つ折りマットレスを干す際も、ジグザグに折って立てかけるだけで陰干しが出来るようになっています。
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厚みについて
三つ折りのものは、一枚物のマットレスに比べて少し薄くなっています。
なので、反発力の強弱をしっかりと確認してから選ぶ必要があります。
厚みは様々な素材を組み合わせることで生じる性能により自然と厚みが出ます。
三つ折りの場合は素材が優れたものであっても、他の素材と組み合わせが難しいため厚みが出しにくいのです。
寝る際に使用するならば、敷きパッドや敷布団などを組み合わせて使用してみるといいと思います。
それにより、厚さを気にしなくなります。
反発力について
基本的に三つ折りマットレスは高反発と低反発の両方がありますが、もし選ぶなら高反発がおすすめです。
三つ折りは基本的に厚みが薄く出来上がっているため、低反発の場合は底についてしまう可能性があります。
高反発の場合は適度な硬さを持つため底につくこともなく、寝返りもしやすくなります。
ただ、三つ折りのため折れ目の境界線の部分は反発力が0になっています。
体圧分散について
三つ折りは三つの面で体を支えるので、全体で支える一体物には劣るところがあります。
ですが、体圧分散がないわけではなく、適度な硬さに反発力を持つ三つ折りマットレスがいくつもあります。
マットレスの中身を凹凸面にすることで、凸部分の点で支えることが可能になり、腰や背中に集中する体圧が分散されていきます。
医療用のものでも三つ折りのマットレスがあるので、体圧分散に優れているものもしっかりと存在しています。
耐久性について
三つ折りの耐久性は、厚さが薄いのが多いためか一枚物に比べると多少劣ってしまうところがあります。
特に腰の部分は体重が集中しやすいので、へたりが出来るのが少し早くなってしまうこともあります。
ですが、三つ折りは種類によっては、中身を取り出してローテーションすることで均等に三つの面を使い分けることが出来ます。
そうすることで耐久を維持して寿命を延ばすことが出来ます。
通気性について
三つ折りに使われる素材によって通気性は変わっていきますが、中の構造を2段階のものや3次元スプリング構造で構成されたものは、通気性が格段に上がっています。
通気性の良さにより空気の入れ替えがスムーズになり、洗濯も可能なものが出来るので清潔感を維持できます。
この通気性によりべたつきや熱こもりによる寝苦しさがなくなり、快適に寝ることが出来ます。
腰痛について
三つ折りのものでも、適度な反発力で寝返りもしやすいものや体圧分散に優れているものなど腰痛予防になるものも十分にあります。
指圧タイプのものは、背中・腰あたりを指圧することで血行促進の効果が表れ腰痛予防になります。
また、圧縮した後の復元率も90%以上のものもあり耐久性の強さがあるので、長期間使用しても体をしっかりと支えることが出来ます。
三つ折りマットレスのおすすめ
三つ折りマットレスの厚さは基本的に薄いのが多いですが、厚いものもいくつかあります。
10cm以上のものなら問題ないです。
三つの面でそれぞれ反発力の違いがあるものでは、真ん中を硬めにすることで背中・腰への予防になり、体を支えるのにバランスが良くなります。
また、中身の面の表と裏で硬さがソフトとハードに分かれるものは、自分の好みの組み合わせで寝心地を選ぶことができるのでおすすめです。
まとめ
三つ折りマットレスも機能によっては劣る部分も存在しますが、それを補える部分もあります。
特に利便性が優れているので、生活環境を考慮して買う人もたくさんいます。
年配者・アスリート・妊娠の方など様々な人が自分に合った三つ折りタイプを使用しています。
もし必要とするならば、自分の感触でしっかりと確かめながら、適度なもので長持ちするようなものを買い求めるといいと思います。