入浴剤をしっかり効かせるために! 入浴剤で肩こりが解消しない時に見直すべきポイント
入浴剤には、肩こり解消の効果をうたったものもすごく多いです。
でもそんな風に肩こり解消の効果をうたったものを使用しているにも関わらず、なかなか肩こりが解消しないというような事もあるでしょう。
では、そういう時にはどうしたらよいのでしょうか?
ここではそんな、入浴剤で肩こりが解消しない時に見直すべきポイントについて紹介します。
入浴剤で肩こりが解消しない時には運動をする
入浴剤で肩こりが解消しない時に見直したいのはやはり、運動不足でしょう。
運動不足と肩こりはあまり関係がないのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、実は運動不足と肩こりはすごく密接な関係にあると言えるのです。
でも、なぜ運動不足になると肩こりはなかなか治らなくなるのでしょうか?
運動不足だと筋肉が固まる
それは、運動不足だと筋肉が固まってしまうからだと言えます。
運動不足の状態というのは、筋肉を全然使っていない状態になります。
それは確かに、生活をしているのですから、筋肉をまったく動かしていないかと言われれば、そういうわけでもないでしょう。
ある程度の筋肉は使用しています。
しかしそれは、あくまでも生活の中での動きであり、基本的にはいつも同じ動きになるでしょう。
だから、それに慣れてしまえばどうしても筋肉は固まりがちになるのです。
でもそこに運動習慣があればどうでしょう。
運動は、いつも同じをするわけではないことが多いです。
マラソンなどでいつも同じ動きに見えていても、実は意外と色々な筋肉をつかって、色々な動きをしている事もあります。
なので、運動すると筋肉をすごく動かしていくことが出来るようになるのです。
だから、筋肉を固めずにいられるというわけです。
運動にはストレッチがおすすめ
ただ、そうはいってもなかなか運動する時間もなければ運動する気力もないという方も多いでしょう。
それは仕方ありません。
残念ながら日本では、毎日の仕事は何よりも優先されるべきものですし、疲れた体に鞭を打つのは誰だって難しいものですから、気力も時間も無くなるのは無理もない話です。
でも、そうした気力も時間もない状態でも出来る運動もあるのです。
それが、ストレッチです。
運動というと、ついつい走ったりすることをイメージしがちですが、ストレッチだって立派な有酸素運動になるのです。
なので、日々寝る前などにストレッチをしていくと良いでしょう。
そうすれば、固まった筋肉をしっかりとほぐしていくことが出来て、入浴剤で解消しない肩こりも解消していくはずです。
足を組む癖をやめる
肩こりがおこっている方の中には、足を組むクセがあるという方も多いのではないでしょうか?
足を組むクセがあっても、それと肩こりは別に関係ないではないかと思いがちですが、実は足を組む癖と肩こりもまた、密接な関係にあるのです。
では、足を組むクセがあると、何が肩こりに良くないのでしょうか?
体がゆがんでしまう
足を組むクセがあると実は、体がゆがんでしまうのです。
足を組むクセがあると自覚している場合、一度自分が足を組むところを想像してみて欲しいのですが、足を組む時、だいたいいつも同じ足が上に来ているのではないでしょうか?
それは、足を組む際にもやはり効き足が関係してくるからです。
利き足の関係で、此方を上にした方が気持ちよいというのがあるのです。
そうして上にしたら気持ち良い方が分かれば、いつだってそちらを上にしてしまうのも当然です。
そんな風にいつもそちらを上にしていたら、ますます逆足を上にしたら気持ちが悪くなるでしょう。
だから、いつも同じ足が上になるのです。
そしていつも同じ足が上に来れば、その上に来ている方の足にのっとって、骨盤がゆがんでいくでしょう。
骨盤が歪んでしまえば、次には身体全体がゆがんでいきます。
そんな風にして、体がどんどん歪んでいってしまうのです。
体がゆがむと負荷がかかる割合が変わる
でも、体がゆがむのと肩こりと何が関係しているのでしょうか?
体がゆがむと、それによって体重の負荷がかかる割合が変わってきます。
そうして負荷がかかる割合が変わっていけば、力の入り具合も変わるでしょう。
そうやって体のバランスが崩れていってしまい、次第に肩が痛くなっていってしまうのです。
なので、そうならないようにするために、足はなるべく組まないようにしていきましょう。
横向きで寝るのをやめる
もし入浴剤を使用していてもなかなか肩こりが治らないのであれば、その時には横向きで寝るのをやめる事をおすすめします。
もちろん最初から別に横向きでなんか寝ていないというのであれば、これは無視していただいて問題ないでしょう。
しかしもし普段横向きで寝ているというのであれば、これからは横向きで寝るのはやめるようにした方が良いでしょう。
でもなんで、横向きで寝るのが肩こりに良くないのでしょうか?
肩に負荷がかかる
まずシンプルに、横向きで寝るには肩に負荷がかかり過ぎると言えます。
肩に負荷がかかるのですから、当然ながら肩が痛くなるのは当然です。
そして睡眠というのは基本的に毎日するものだと言えます。
毎日する睡眠で肩に負荷が掛かるのですから、入浴剤の効果が出ないのも当然と言えるでしょう。
たとえ入浴剤を毎日使用していたとしても、その後で毎日のように肩に負担がかかるわけなのですから、プラスマイナス0になってしまいます。
むしろ睡眠時間の方が長い分、マイナスだと言えるでしょう。
なので、いつまでも入浴剤の効果を実感できないのは当然なのです。
寝る時は仰向けに
肩こりがなかなか入浴剤で改善しない時には、寝る向きは仰向けにしておきましょう。
横向き同様、うつ伏せで寝るのも肩にはまずまずの負担がかかります。
だからそれもあまり良くありません。
一番肩に負担が掛からない寝方が、仰向けで寝るという方法なのです。
なのでこれからは、出来れば日々仰向けで寝るように心がける事をおすすめします。
それだけでしっかりと入浴剤が効いてくることもあるでしょう。
噛み癖も肩こりを悪化させる
実は、入浴剤が効いてこない意外な原因として、噛み癖もあります。
噛み癖というのは、知らず知らずのうちに歯を食いしばってしまうというものですが、そういうクセがあると、常に肩にも無駄な力が入ることになるのです。
だから、どうしても肩こりが起こりやすくなります。
そしてその噛み癖は、日常的に起こるものですから、いくら毎日入浴剤を使用したとしても、寝方同様にそのせいでプラスマイナス0か、あるいはマイナスくらいになり、全然効果が見られなくなるのです。
その状態を脱却するには、やはり噛み癖を無くしていくしかありません。
いつも意識的に口の力を抜いていく置くようにしておけば、その噛み癖はなくなるでしょう。
日々意識的に口の力を抜いておくというのはなかなか難しいものではあるのですが、それでも意識すればある程度は出来るようになります。
そうして少しずつ改善していけば、次第に入浴剤の効果も出るようになるでしょう。
まとめ
入浴剤で肩こりが解消しない時には、その入浴剤の成分を見直して、もっと効きそうな成分の入っているものに変えるという方法もありますが、それよりも確実なのが、こうして見直すべき点を見直していくという方法です。
是非これらのことを参考にして、見直さないとならないところは見直していって下さい。
そして、しっかり入浴剤を効かせていきましょう。