大事なマットレスを長持ちさせるには

まくら

マットレスを長持ち

買った時には快適だったマットレス、長く使っているうちにあれ?はじめのころと寝心地が違うかも?
なんて思ったことはありませんか?
もしかしたら、マットレスの寿命が近づいているのかもしれません。

でも、ちゃんと使えば、マットレスは何もしないよりも随分と長持ちするのですよ。

そのために知っておきたい大事なことをお教えします。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




寝心地がはじめより悪くなるとは?

マットレスとは寝姿勢を支えるためにスプリングや詰め物(クッション材)が入っています。

この中身が沈んでしまってうまく体重を支えられないようになると、快適な睡眠が得られなくなってしまいます。

沈んでしまう、ということはつまり、今までなら100%の状態まで戻っていたスプリングが90%しか戻らなくなってしまった。

ということや、詰め物が、はじめはふかふかしていたのに、綿がつぶれてしまう。

ということです。

人間の体は、横に寝た時に、体重が重くかかる場所とそれほど重くかからない場所と、場所によって違いが出ます。

一番重たい場所は、腰の部分です。

マットレスのこの腰が当たる部分に体重がかかり続けることで、マットレスが沈んでしまうと、最適な寝姿勢が保てなくなり、腰が沈んだ状態で眠ることになってしまいます。

そのままの状態のマットレスで使い続けると、腰痛の原因にもなってしまいます。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




沈んだマットレスにしないためにおすすめの方法

それは、「ローテンションをさせる」ということです。

マットレスは、実は表も裏もないものが多い、ということをご存知でしたか?
スプリングの上にクッション部分がしてあって、その上に寝る。

ということは知っている方も多いと思いますが、そのクッション部分は実はスプリングの下にも同じようにされているのです。

なので、マットレスをひっくり返せば、新品のクッション部分が現れる。

というわけです。

スプリングにかかる負担もそれまでと違う場所に出来ますね。

マットレスはローテーションをさせて表も裏も使うことが、沈んだマットレスにしないために必要なのです。

ローテーションは表と裏だけ?

ローテーションは、表と裏だけではなく、上と下もした方がより良くなります。

上と下、というのは、寝た時に頭になる方と、足になる方、ということです。

マットレスの詰め物は、見てわかるように、均一に詰められていますから、どちらが頭でどちらが足などと決まってはいません。

上下を返すことでも、体重のかかる位置が変わり、マットレスの負担を軽減させます。

ローテーションの頻度

ローテーションはなるべくこまめにした方が良いに越したことはありませんが、毎週とか、そんなに頻繁にする必要はありません。

1回につき3か月、1年で1周するようにすると良いでしょう。

1・2・3月→最初の状態。

4・5・6月→上下の位置は変えずに、マットレスを一回ひっくり返す。

7・8・9月→ひっくり返しはせずに、上下だけ変える。

10・11・12月→上下の位置は変えずに、ひっくり返す。

例えばですが、このようにすると、3か月ごと違う場所で寝られます。

3か月もしたら前回どの面でローテーションしたか忘れてしまう!?

そうなんです。

マットレスは、裏表上下同じように作られているからこそ、ローテーションをしても寝心地は変わらないのですが、
同じだからこそ、どうやってひっくり返したか忘れてしまう、という問題も出てきてしまうのです。

そうならないために、一番簡単な方法は、
原始的ですが、「印をつける」ということが、一番間違いがないでしょう。

簡単に、4面に1、2、3、4と番号を振っておけば、
1の面を頭にして3か月使ったら、次は2の面、次は3の面とローテーションをすればよいのです。

3か月きっちりでローテーションする、という几帳面さを持ち合わせた方ならば、ただの数字ではなく、
月を表す「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」「10・11・12」という表示でもいいかもしれませんね。

シーツやベッドパッドを交換する際に目につく場所に印をつけておけばなお気づきやすくなるでしょう。

まとめ

これで、何もしないのと比べるとローテーションをきちんとすると格段にマットレスが長持ちすることが分かっていただけましたか。

使い始めからローテーションをし続けるのが理想ではありますが、
あれ?寝心地が最初と違うかも?と思った時点で、まだ一度もひっくり返したことがない場合、ひっくり返すだけでも最初の寝心地が戻ってくるかもしれませんよ。

マットレスを長持ちさせるためには、ローテーションを是非してみてくださいね。






まくら