妊娠中・産後に選ぶべき骨盤ベルトは違うものだった「2つの骨盤ベルト」

腰痛用骨盤ベルト

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産前・産後にひどい股関節痛・腰痛に悩まされるようになりました。

産前は主に股関節痛で歩くだけで痛みが走りました。

産後はひどい腰痛に悩むことになりました。

そんな中この痛みをなんとか少しでも楽にすることはできないかと考え、ネットで「産前産後腰痛」と検索すると”骨盤ベルト”なるものがとっても良い、との口コミを目にし、藁にもすがる思いで骨盤ベルトを試してみることにしました。



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妊娠後、初めて感じる痛み

妊娠中期のお腹が少し大きくなり出した頃からから腰痛や股関節痛に悩まされていました。

出産を控えるお母さんの身体の中では卵巣ホルモンの一種であるリラキシンというホルモンが分泌され、このリラキシンには赤ちゃんがお母さんの狭い胎盤をスムーズに通過できるよう、お母さんの関節や靭帯を緩める働きがあり、緩んだ骨盤を周辺の筋肉で支えようとすることで腰痛の原因へと繋がるようです。

特に股関節痛がひどく、歩くのにも痛みを伴う状態でした。

まだ仕事も続けていたこともあり少しでも痛みを和らげるものはないかと骨盤ベルトを探しに出かけることにしました。



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犬印本舗:なが~く使えるマタニティーベルト

最初「妊婦の大きなお腹にベルトなんてしたら赤ちゃんが圧迫されて苦しいんじゃないかな?」と心配に思っていました。

ネット調べてみるとそんなに苦しくもなく、むしろ少し固定されて安定するから逆に安心、つけると楽、等骨盤ベルトをおすすめするとっても良い口コミばかり。

そこで、ママの味方、西松屋で現物を確認してみることにしました。

いくつかある骨盤ベルトの中でも特に身体に優しくフィットしそうな犬印本舗の”なが~く使えるマタニティベルト”を購入することにしました。

1番の決め手はやっぱり、その名の通り、妊娠中も出産後もなが~く使用できるところでした。

骨盤ベルトの実力

家に帰り早速装着してみました。

最初の感想は…「こんな楽ならもっと早く使えば良かった!」でした。

さすが、113年の歴史があるマタニティー老舗ブランドメーカーの犬印本舗さんです。

マジックテープ式で背中側の部分がクロスしており締め付け具合でサイズ調整が簡単にできます。

足の付け根部分は絶妙にカーブしており食い込みにくい設計となっており、フィット感もソフトでこれなら赤ちゃんにもやさしい気がします。

これをつけると骨盤が支えられるような感覚があり、安定して安心感がありました。

骨盤ベルトのメリット

なんといっても安定感、コレです。

お腹が大きくにつれ、ちょっとした振動でお腹が上下左右に揺れるようになるんです。

胸の大きな人が動くと胸が揺れるのに近い感じです。

【骨盤が動いている状態=赤ちゃんも揺れています】【骨盤が固定され安定している状態=赤ちゃんも安定して守られています】女性はみんなブラジャーをしますが、同じく妊婦の方もブラジャー代わりに”骨盤ベルト”、これは必要です。

使ってみてはじめてその大切さ、重要さに気が付きました。

骨盤ベルトのデメリット

どの骨盤ベルトにも言える事ですが、やっぱりトイレの時に1度外さなければならないことがあります。

やっぱりこのひと手間が結構面倒なんです。

でもぴったりとフィットさせるためにはこの作業は必要なので仕方ないですね。

また、きちんとした位置にフィッテングさせないと効果がないので注意が必要です。

出産~産後の身体への負担

出産にはたくさんのエネルギーが必要となります。

出産後、あかちゃんの誕生に心は満ち足りていますが、エネルギーを使い果たして身体はボロボロの状態です。

産後すぐに身体が回復できるわけではなく、回復を待ちながら授乳など赤ちゃんのお世話が始まります。

そのような状況で再び腰痛に悩まされるようなりました。

出産前から使っていたマタニティベルトのソフトなフィット感では物足りなさを感じるようになったことと、産後の骨盤の緩みやゆがみが気になりだしたため、骨盤矯正に特化した骨盤ベルトを新たに探すこととなりました。

新たな骨盤ベルト発掘へ

小さな赤ちゃんを抱え、外出もままならないため、まずはネットで情報を探しました。

Amazon、楽天、yahoo、様々なサイトを閲覧し、口コミを読み漁りました。

その結果、青葉社のトコちゃんベルトが医療機関でも使用されていたりと評価が高く良さそうでしたが、お値段が高く手が出ませんでした。

そこで、手が届く範囲のそこそこの価格ということで、5000円位までの予算で探し直すこととしました。

インターネットでは2000円位のものから何万円もするようなものまで本当にたくさんの骨盤ベルトが存在します。

散々迷った結果、誰もが知っているランジェリーブランド、ワコールの”産後骨盤ベルト”がお手頃価格で効果もあるとの口コミがあり、ネットで購入してみることにしました。

女性の身体を知り尽くしたワコールの商品なら間違いないだろうと思ったからです。

ワコール:産後骨盤ベルト

購入したワコールの産後骨盤ベルトは(公社)日本助産師会と共同開発した産後の骨盤の戻りをサポートする産後専用の機能ベルトでした。

助産師さんがおすすめする骨盤ベルトということで、なにやら効きそうな予感がひしひしとします。

妊娠中に使っていた犬印本舗のソフトに伸縮するベルトに比べ、結構強力なストレッチゴムでガードルっぽい質感です。

これはサポート力がありそうです。

犬印本舗のベルトと同じマジックテープ式で締め付け方を自分で調整できます。

違う点はこちらはお腹の部分が2重ベルトになっていて内側のベルトを締めた後、さらに外側のベルトを締める2段階方式なのでより締め上げることが出来ます。

2段階で締め上げると骨盤がしっかりと固定され、ずれてくることもありません。

出産で緩んで歪んでしまった骨盤が正しい位置に戻される感じがします。

結果、これを使用して腰痛は大分軽減されたように感じました。

骨盤ベルトは目的に応じて準備するべし

私はこのような経験から【妊娠中にする骨盤ベルト=母体の負担を軽減し、赤ちゃんを守るためのもの】【出産後にする骨盤ベルト=母体の負担を軽減するとともに、骨盤が自然ともとに戻ろうとする働きをサポートするためのもの】ということを学びました。

産前、産後と2つの骨盤ベルトを使用してみて思ったことがあります。

それは【目的に応じて選ぶこと】です。

これはとても大事なことです。

いくら良いものでも目的に合っていなければ意味を成しませんし、十分な効果を得られることもできません。

そして【自分の身体に合ったもの】を選ぶことも重要です。

また【正しい位置で正しい使い方をする】ことも大切です。

1つでも欠ければその効果は半減どころか全く効果が出ない、腰痛がひどくなることすらあるかもしれません。

多くの口コミの中で使っていても良くならない、逆に腰痛になったという口コミもいくつか見受けられましたが、もしかして上記の3つのどれかが合っていなかったということかもしれない、と思うようになりました。

口コミだけを信用するのではなく自分の目で見て、手で触れて、目的に合ったものを選び、正しい使い方で使うこと、それが一番大切だと思いました。

まとめ

今思えば妊娠中に準備すべきであった骨盤ベルトを必要ないものと考えていた為、いざ腰痛になってから探す羽目になってしまいました。

また、産後の授乳や慣れない赤ちゃんのお世話で大変な時にネットで探すのも大変な作業でした。

事前のリサーチだけでもしておくべきだったと後悔することとなりました。

妊婦さんは早めの出産準備とリサーチをおすすめします。






腰痛用骨盤ベルト