妊婦さんに抱き枕がおすすめな理由とは? 選び方やシムス体位についても解説!
妊娠をするとお腹が徐々に大きくなっていきます。
お腹が大きくなることで動きにくくなったり、身体に負担がかかったりしてしまいます。
そのため、妊婦さんは大変で、少しでも楽になるアイテムがあると助かります。
そのアイテムの一つが「抱き枕」です。
抱き枕は、お腹の大きい妊婦さんの睡眠時の姿勢をサポートしてくれます。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
妊婦さんは寝やすい姿勢をとることが難しい
妊娠したばかりの頃は、お腹は大きくなく、お腹の重さを感じることはあまりありません。
そのため、妊娠初期はお腹の大きさや重さの影響を受けることはなく、普通に日常生活を送ることができます。
ですが、時間の経過とともにお腹は大きくなっていき、妊娠中期あたりになるとお腹は目立つくらい大きくなり、お腹が重く感じるようになります。
そして、お腹の中で赤ちゃんが生きていることも感じるようになります。
そのような状態になると、立ち上がったり座ったり、歩いたりなど、日常生活での様々な動作が大変になります。
そして、大きなお腹は睡眠時の姿勢にも影響してしまいます。
お腹が大きいことにより眠りにくく感じている妊婦さんは多くいます。
お腹が大きくなる妊娠中期から妊娠後期になると、自分が寝やすく感じる姿勢がとりにくくなります。
そのようになると、どうしても寝つきは悪くなってしまい、不眠になることもあります。
妊婦さんは、お腹に新しい命が宿っているため、しっかり睡眠をとることは大切です。
そこでおすすめなものが抱き枕で、抱き枕を使うことで眠りやすい姿勢をすることが可能になります。
そのため、妊婦さんだけでなく、不眠症などで寝つきが悪い方にも抱きまくらはおすすめです。
寝やすい姿勢をとることができ落ち着く効果もある
抱き枕は普通の枕と違い、抱きやすくなっています。
毛布や掛布団を股に挟むと寝やすいという方は多くいますが、抱き枕があればそのようなことをする必要はありません。
また、毛布や掛布団を股に挟んだり抱いたりするよりも、抱き枕の方が寝やすい姿勢をすることができます。
抱き枕を抱く行為は、心を落ち着かせる効果があります。
そのため、睡眠時に抱き枕を抱くと、寝つきを良くする効果を期待することができます。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
妊婦さんのための抱き枕の選び方
一般的な枕に様々な種類があるように、抱き枕にも様々な種類のものが販売されています。
そのため、抱き枕を購入する際、どれを選んだらよいのか迷ってしまうことでしょう。
抱き枕は、様々な使い方のできるものがおすすめです。
赤ちゃんのクッションにも使える・赤ちゃんに授乳する時にも使える・椅子としても使える抱き枕が良いでしょう。
クッション性の良い抱き枕
抱き枕を選ぶ際、クッション性は重要になります。
クッション性が良い抱き枕は安定感があります。
安定感が低いと、どうしてもリラックスしにくくなりますが、安定感があるとリラックスしやすくなります。
リラックスのしやすさは、寝つきの良さにも関わってきますので、クッション性を重視して抱き枕を選ぶことは大切です。
出産後の赤ちゃんが使用する場合も、クッション性が良いとしっかり支えてくれるため、安心して使用することができます。
肌に触れた感じが良い抱き枕
どうせ使うなら、肌に触れた感じが良いものを使いたいものです。
肌触りの良さも、リラックスのしやすさに大きく関わってきます。
肌に触れた時に気持ちよく感じるものほどリラックスしやすくなるため、肌触りの良い抱き枕を選ぶことをおすすめします。
肌触りの良い抱き枕は、出産後の赤ちゃんも気持ちく感じ、リラックスすることができます。
抱き枕は種類によって使われている素材が様々で、質の良いコットンやオーガニックなど肌と相性の良い素材のものを選ぶと良いでしょう。
メンテナンスがしやすい抱き枕
抱き枕は一般的な枕と同じく、毎日使うものです。
毎日使っていると、汗や皮脂などで汚れやすくなるため、抱き枕を選ぶ時はメンテナンスがしやすいものを選ぶことが大切です。
洗濯することができるなど、メンテナンスしやすいととても楽です。
毎日肌に触れるものだからこそ、清潔なものを使いたいものです。
メンテナンスがしやすいと清潔を維持しやすいため、ママや赤ちゃんは安心して使うことができます。
フィット感も大切
抱き枕を選ぶ上で、クッション性の良さや肌触りの良さなども大切ですが、フィット感も大切です。
抱き枕は抱くこと目的としているため、抱いて使用することは多くなります。
その際、自分の身体とのフィット感が良くないと、リラックスしにくくなり、眠りにくくなってしまいます。
身体にフィットするものなら、眠りやすい姿勢を維持することができるため、フィット感の良い抱き枕を選ぶことは大切です。
フィット感が良いことにより、身体に負担がかからない姿勢をとりやすくなり、腰痛の予防にもなります。
デザイン性も大切
抱き枕は質や機能だけでなく、デザイン性も大切です。
部屋に置いておき、毎日使う物だからこそデザイン性にはこだわりたいものです。
置いてあるだけで、リラックスできるような色合いやデザインをしているものを選ぶと良いでしょう。
シムス体位とは
シムス体位とは、お腹が大きい妊婦さんにおすすめの寝方です。
出産による不安・ストレス・腰痛・大きいお腹の圧迫感などで、寝苦しさを感じる妊婦さんは多くいます。
妊娠している時に睡眠が不足すると、転倒する・日常生活に支障をきたす・ストレスが蓄積する・更に不安になる、などのことが起きやすくなります。
そのため、睡眠不足にならないようにすることは大切です。
そして、妊婦さんが眠りやすい寝方にシムス体位があります。
シムス体位のやり方
シムス体位をする時は、まず身体の左側が下になるようにして横になります。
そして、左脚は真っすぐ伸ばすか、少し曲げます。
右脚は、左脚の前にくるように右脚の付け根から曲げ、膝も曲げます。
左側の腕は、頭の下にくるように曲げるか、左肩を後ろの方に向けて左腕を背中の方にまわします。
そして、右側の腕は自然に軽く曲げます。
以上が、基本のシムス体位のやり方です。
その際、あると便利な物が「抱き枕」です。
抱き枕を使用することでシムス体位がとりやすくなります。
シムス体位をする時は、お腹を圧迫しないように注意しましょう。
シムス体位の効果とは
寝方によっては大きいお腹で圧迫されることにより、血流が悪くなってしまいます。
そのことにより、寝つきが悪くなってしまうことがありますが、シムス体位をすることで血管は圧迫されにくくなり、血流を良くすることができます。
血流が良くなることで、睡眠の質が高まりやすくなります。
腰にも優しい
シムス体位は腰にも優しく、シムス体位をとることで腰への負担を軽減することができます。
多くの妊婦さんが腰痛に悩んでいますが、シムス体位をとることにより、腰痛の症状が緩和されやすくなります。
また、血流が良くなることと、腰への負担が軽減されることでリラックス効果が生まれます。
そのため、睡眠時だけでなく、リラックスしてゆっくりしたい時にもシムス体位はおすすめです。
まとめ
妊娠をすると身体には様々な変化が起こります。
不安や心配、ストレスなどで精神的に参ってしまうこともあるため、リラックスすることは大切です。
そのリラックスすることに役立つものが「抱き枕」です。
眠りやすい姿勢をとることができ、睡眠の質を高める効果が期待できるため、妊娠をしたら抱き枕を購入することをおすすめします。