寝ていて腰痛起きたら腰痛、何とかしたい!原因はマットレス?
寝るというのは究極の安らぎタイムです。
いい睡眠があれば、前日のスケジュールがきつくて疲れていても、次の日にはリフレッシュして元気に起きられます。
でもこの、お休みタイムに腰が痛くなったり、起きてみたら腰痛があったりしたら、せっかくの癒しタイムが正反対のお疲れタイムになってしまいます。
ましてやそれが、腰痛になって現れたりしたら、もう泣くしかありませんね。
まさかこれ、マットレスが原因ではと思いつくことありませんか。
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目次
眠りは究極の安らぎ
1日の仕事が終わってベッドもしくは布団に転がった時、誰でも至福の瞬間だと思うでしょう。
実際あの、身体を寝具に預けた時の開放感は、最高の瞬間と言えます。
その後眠ってしまえば、あっという間に朝が来て、またあの瞬間目指して1日過ごすことになってしまいます。
ちょっと悲しいですが、それでもあの至福のときがあるからこそ、1日頑張れるとも言えますね。
なので寝具には気を使っている人は、少なくないはずです。
気持ちのいい眠りを得るために、身体をしっかりと休めるために寝具の選択、気を配っていますね。
それでも時には、トラブルが起きることもあるのです。
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寝る前に腰痛寝ても腰痛
起きて仕事をしている時、それがちょっと身体に負担のかかる仕事だったり、また身体自体に少し問題があったりすると、腰痛とはお友達になってしまう危険性があります。
そんな腰痛持ちさんは、それこそ1日が終わって休める時には、ホッとするものです。
しかしやっと開放されて寝ていたら、腰痛で目が覚めたなどという経験はありませんか。
また気持ちよく眠ったはずなのに、起き上がったら腰痛がということも、経験した人もいるでしょう。
しっかりと休んだはずなのに、何で腰痛がと自分の身体に思わず問いかけた人、少なくないと思われます。
勿論身体にも問題が無いとは言えません。
脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニア、突発性の腰痛など外科的な腰のトラブルは多いものです。
しかしそういった問題もなしに、寝ている時や起き上がった時に腰痛が頻繁に起きたら、それは眠りに問題があることになります。
そして眠りにとって大事な相棒であるマットレスにも、問題があるということですね。
実は熟睡と寝返りには大きな関係が
昔子供時代に、掛け布団を蹴っ飛ばして、敷き布団から転がり落ちて、お母さんに寝相が悪いと言われた経験はありませんか。
実際子供の寝相というのは、何がどうなっているんだというくらい、移動が激しいものです。
部屋の隅まで行ってしまって、壁にぶつかって止まったなどという人もいます。
そして子供の眠りは深く、それでも目も覚めないのですよね。
この子供の寝相の悪さ、つまりは寝返りの多さということです。
寝相が悪いというのは実は、寝返りが多く行われているということです。
その結果子供の睡眠は深く、多少のことでは目が冷めないほどなのですね。
では成人はと言うと、まああれこれ悩みもあるので、子供のように天真爛漫に眠りにつくのは、不可能と言えます。
でもそれだけではなく、寝返りを打つ回数が少なくて眠りが浅い、身体に異常が起きるということもあるのです。
寝返りを打たない睡眠は浅いだけでなく
寝返りの少ない睡眠の場合、睡眠の質もよくありませんが、それに加えて身体も固まってしまうことがあります。
例えば長時間の飛行機での旅などでも、ある程度リクライニングできる座席に座っていても、仰向けをキープしているわけですね。
勿論座るという姿勢なので、それだけでも腰に負担がかかりますが、それ以上に寝返りが打てない、身体を動かせないという点で、腰痛や肩こりが起きるのです。
また短時間、15分位横になって休憩した時に、眠るとしても浅い眠りで動かずに仰向けのままでいると、起きた時に身体が固まっていることあります。
ここで急激に動いたりすると、腰痛を起こすこともあるのです。
特にこういう時には、布団など敷かずに床に寝転がることが多いので、余計に腰に負担がかかるのですね。
段違いに時間の長い睡眠時は、もっと負担がかかることを心に留めなくてはなりません。
マットレス選びにはまず種類を把握
今やベッドにマットレスという寝具を使用する人、非常に多いです。
床に敷布団を敷いて寝るというよりも、起き上がりにも楽ですししかも万年床が可能です。
ただ畳という天然のマットレスの上に敷く布団と違って、ベッドの上に置くマットレスですので、敷き布団以上に選択は難しいのです。
マットレスと言っても素材は様々
昔はマットレスと言えば、ホテルのベッドのようなコイルマットレスが普通でした。
スプリングの効いた、あのマットレスです。
今でもホテルなどでは、多く使用されています。
しかし一般家庭の場合、コイルを使用したマットレスは、取り換えも大変ですし費用もかかります。
なので普及したのが、ウレタン素材などのマットレスです。
比較的安価で手に入りますし、コイルのマットレスに比べると凸凹していな分、快適なのです。
一般家庭でのマットレスと言うと、今ではこのウレタン素材のものが多数を占めています。
ウレタンマットレスにも種類が
ウレタン素材でも、近年爆発的に広まったのが、低反発ウレタンです。
元はNASAが開発した、衝撃吸収に優れた素材ですね。
包み込まれるように身体を保護してくれる感じです。
ただそのため、どうしても身体も沈みやすく、しかも通気性がよくありません。
それに対するのが、高反発ウレタンです。
こちらは身体を浮かせる、体重を反発させるという感じです。
なので寝返りはしやすくなっています。
樹脂タイプの高反発ウレタンだと、通気性にも富んでいます。
どのマットレスなら腰痛が起きにくい
寝返りの点では高反発系の硬い素材、体重を支えるという点では低反発素材、どちらもメリット・デメリットがありますね。
寝返りはよく打てるけれど
高反発系のウレタンマットレスの場合、寝返りの打ちやすさは低反発を大きく引き離します。
なのでその点については、問題はありません。
しかしどうしても素材が固く、特に体重の軽い人の場合お尻が沈まずに、身体がアーチを描いてしまうことになります。
結果、腰痛が起きることがあるのですね。
体重の軽めの人の場合、その点に注意が必要です。
身体をすっぽりと支えてくれるけど
低反発の場合、何よりも身体のカーブのままにマットレスの形も変化していくのが特徴です。
ただそのために、どうしても寝た時に体重の集中する腰の部分、これが沈み込みやすいのです。
結果、寝返りが打ちづらく、体重の重めの人の場合腰が沈み込んで身体がくの字の形になり、腰痛を起こしやすくなってしまいます。
一体どれを選んだらいいのか
寝返りが打てて、肝心な腰の部分が適度に沈んで、と言う条件を満たすマットレスを見つけるのは、やはり試してみなくては始まりません。
と言っても、マットレスなどはまず返品ができませんから、お店で試すことになります。
それも長時間寝て、というわけにも行きませんね。
なのでとりあえず、こういう手段で試してみてください。
仰向けに寝てから膝を曲げて、腕も体に巻きつけておきます。
そこから右左と、転がってみます。
この時に、コロンとそのまま転がることができれば、寝返りの点ではまず大丈夫です。
肩が先に行くようであれば、お尻が沈み込んでいますので、ちょっと柔らかすぎることになります。
加えて、仰向けに寝た時にちゃんとお尻の部分が沈んでいるかどうかも、チェックしてください。
浮いてしまっている場合硬すぎるマットレスですので、ウエストがアーチ型になって腰痛が起きやすくなります。
まとめ
マットレス選びは、結果良い睡眠の選択でもあります。
良い睡眠が取れて、疲れが取れてこそ、腰痛とも別れることが出来るのです。
それでも時に、起きて腰痛がとか、寝ている最中に腰痛で目が覚めた、ということもあります。
特別なこともしていないのにそういった事が起きたら、それはマットレスや寝具に原因があるかもしれません。
そんな時には今の寝具、よくチェックしてみてくださいね。
参考URL・参考文献・根拠など
https://exquery.net/bed-backache/
https://futon-concierge.com/mattress-select/