快適な睡眠に欠かせないのがマットレス! マットレスの選び方と使い方
起きた時に腰の痛みがある人や、使っているマットレスが硬すぎて合わない方は、自身の体に合うマットレスを選んで購入しましょう。
ここではマットレスの種類と選び方、使い方やメンテナンス方法のポイントを解説します。
良いマットレスを使って腰痛対策を行い快眠が出来るようにしていきましょう。
また、マットレスは通販等でも販売されています。
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目次
最高の寝心地を追求するならマットレスが重要
眠る時に寝心地が悪いとぐっすりと眠れず、疲れが取れなかったり、寝た気がせず日中にぼーっとしたりする事もあります。
また、快眠できるかどうかは健康にも関わってきますので、しっかり眠って疲れを取り、健康的に生活をしたいなら寝心地をよくしていきましょう。
そして、寝心地を左右するのがマットレスです。
良いマットレスを使えば、体に余計な負荷がかからず快眠が出来ます。
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はじめてのマットレス選びのポイント
マットレスを購入したい方は、6つほど選ぶ際のポイントがありますのでポイントを押さえて体に合うマットレスを見つけましょう。
マットレスの反発
マットレスには高反発と低反発が存在します。
高反発マットレスはその名の通り反発性が良いのが特徴で、寝返りがしやすいといった良さがあります。
一方、低反発のものは寝返りはしにくくなりますが、反発せずにほどよく沈み込みますので、マットレスと体のフィット感が優れているのが特徴です。
好みの問題もありますが、基本的に高反発マットレスは、体重が重たい方におすすめとなります。
何故かというと低反発マットレスに、体重が重たい方(体重が60kg以上)が寝ると沈み込みが大きくなりやすいからです。
また低反発マットレスは、反発が少なく体全体を包み込んでくれるような寝心地があるため、寝心地を重視する方におすすめとなります。
厚さ
マットレスは反発の他に、厚さも重要になります。
あまりにも薄いマットレスは沈み込んだ時にマットレス越しに床と体が接地して、床の上で寝ているのとあまり変わらなくなるからです。
十分な厚さがないマットレスを使うと、朝起きた時に腰が痛くなったり、首が痛くなったりする事もよくあります。
厚さの目安についてですが10cm以上の厚みがあると良いとされますので、十分な厚みのあるマットレスを使いましょう。
また、重ねて使う場合も合わせて10cm以上の厚さはあったほうが良く、更に体重が重たい方の場合はもう少し厚めの物を使うのがおすすめです。
ちなみに、三つ折りが出来るマットレスは収納がしやすいですが、三つに折りたたむため、広げた時の厚さが薄くなってしまいがちです。
購入する際は収納と厚さのバランスを考えましょう。
コイルの種類
マットレスにはコイルが入っているタイプもあります。
またそこで使用されるコイルのタイプは内部のコイルが独立したポケットコイル型と、全面的に連結されているボンネルコイル型の2種類です。
ポケットコイル型は横揺れが少ないのが特徴ですが、価格がボンネルコイル型よりやや高めの商品が多いです。
サイズ
シングルやダブル、キングやクイーンサイズ等ベッドにはサイズがありますが、購入する時は使っているベッドサイズにピッタリ合うマットレスにすることが大切です。
サイズの規格はおおよそ決まっていて、セミシングルベッドは幅が80cmから90cmで、高さは195cmとなっています。
より詳細な寸法についてはベッドを購入する時の説明書等にかかれていますので、通販でマットレスを別に購入する方は使っているベッドサイズをまずは確認しましょう。
素材
マットレスは内部に使われる素材や構造によって、通気性や柔らかさが大きく変わってきます。
特に素材が寝心地に与える影響は大きいため、選ぶ時はどんな素材を使ったマットレスなのかは見たほうが良いポイントです。
マットレスの通気性が悪いと、カビやダニが発生しやすくなります。
コイルマットレスの他に、高反発フォームマットレスやエアーマットレス等、コイルを使用しないマットレス素材もありますので素材や構造を確認すると良いです。
ちなみに、三層に分かれた構造の物が多く、キルト層やクッション層がスプリング層を挟み込むような形になっています。
クッション層はウレタンや綿、フェルトや不織布が素材によく使われます。
ウレタンは耐圧分散性能が高く、人気の素材ですが通気性があまり良くない商品が多いです。
素材の特徴を理解して、使用目的に合わせた素材を使ったマットレスを見ていく必要があります。
お試しで寝てみる
選ぶ時にはマットレスの上に寝て、沈み込みや寝心地を確認するのが、一番分かりやすいです。
また、マットレスを販売する会社によっては、「30日間お試し」が出来るサービスを提供している所もあります。
お試しサービスなら、実際に使ってみて寝心地を確かめてから購入可能です。
いきなり通販で何万円もするようなマットレスを買ってしまうと、体に合わなかったときにはお金の無駄になりますので、お試しを行ってから購入しましょう。
その他、通販ではなくベッドやマットレスを販売しているお店(ショールームなど)に行く方法もあります。
ショールームにいけばお試しで寝心地を確かめられるだけでなく、一度に色々なマットレスを見ることができたりします。
大手家具店のショールームともなれば、100点以上のベッドがずらりと広い店舗内に並んでいて、お試し出来るマットレスブランドも多いです。
本格的にマットレス選びをしたいなら、通販のお試しよりもショールームに出かけたほうがお好みの商品を見つけやすいです。
マットレスを使う時の注意点
マットレスを購入したらその上に寝ることになりますが、普段布団を使っている方は、マットレスの上に布団を敷いてその上に寝ている方もいます。
しかし、マットレスの本来の性能を発揮するためには、マットレスの上に布団を敷くのはナンセンスです。
せっかく体圧分散性能の良いマットレスを購入しても、その上に布団を敷いてはその効果がかなり下がってしまいます。
基本的には厚い布団のようなものは敷かず、薄いシーツやパッドを敷いて使うのがマットレスの正しい使い方です。
また、高いマットレスが汚さないために布団を敷いているという方もいますが、その場合はマットレスプロテクターを使いましょう。
マットレスプロテクターは、防水性に優れているだけではなく、ダニ対策にもなる商品があり清潔にマットレスを使いたい方には特におすすめの製品です。
マットレスの下に敷くと良い除湿シート
マットレスは体が触れる部分で、人の体から出る水蒸気などによって湿りやすいです。
そこで使うとよいのが除湿シートです。
除湿シートは安い商品なら千円から二千円程で販売されていて、マットレスの下に敷いて使用します。
梅雨のジメジメした季節に使うと、湿気を吸収してくれるので清潔にマットレスを使えるだけで無くカビ対策にもなります。
そして除湿シートが湿気を吸収したら天日干しをすれば、また繰り返し使える商品もあり経済的です。
マットレスを衛生的に使いたい方は、マットレスプロテクターの他に、除湿シートも組み合わせると良いでしょう。
マットレスのメンテナンス
マットレスを購入したら、定期的にメンテナンスをすると長持ちします。
マットレスごとのメンテナンス方法は説明書に大抵書かれていますので、説明書をよく読んで正しい方法でメンテナンスを行う事がポイントです。
また、ホテルのベッドではマットレスローテーションが行われていて、定期的に裏返したり、前後を変えることで長持ちさせています。
その他、マットレスを丸ごと洗ってくれるクリーニングサービスも存在しますので、場合によってはそちらも使ってみましょう。
まとめ
寝具の中でもマットレスは寝心地や快眠を左右しますので、しっかり選んで購入していきましょう。
特に腰痛を持っている人には使っているマットレスの見直しをおすすめします。
また、マットレスの寿命は5年から10年程度で、使っているとヘタってきて本来の性能を発揮できなくなりますので、寿命がきたら新しいものと交換すると良いです。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/Shingu/PadSikiBed/PadSikiBedCovers/7562154?ptr=item
https://kaimin-times.com/how-to-use-mattress-9646
https://reve.yume-h.com/column/category_101/454.php
https://www.ishitaya.com/column/
https://livins.co.jp/howtochoose/mattress.html
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/Mattress/MattressPocketcoil?ptr=list
https://suzuki-mattress.jp/foam-mattress-merit-and-demerit/#60kg
https://smartlog.jp/134296