椅子に座っての腰痛でも一番きついのがこれ、飛行機内での座り続け!
椅子に座り続けると腰痛になりやすいというのは、結構知識として広まってきました。
なのでデスクワークの人も、ドライバーなどの長時間座っての仕事の人も、グッズなど使用して腰痛軽減を考えています。
しかし長時間の移動の時は、皆さんどうしていますか。
特に飛行機での移動、半日以上の移動となるとこれもう、腰痛が起きないほうが不思議と言う感じになりますね。
12年間腰痛の私が絶対おすすめする腰痛によい椅子ランキングはこちら
目次
飛行機に長時間は腰痛が起きて当然
ビジネスクラスやファーストクラスの乗客はともかくとして、エコノミークラスの住人はあの狭い座席で長時間、我慢しなくてはなりません。
しかも満席だったりしたら、身動きもままならないことになります。
また昔に比べて、座席のピッチも短くなりましたし、隣席との距離も縮まった感じですね。
背の高い脚の長い人など見ていると、前の座席に膝がついてしまって、何ともお気の毒というしかありません。
たとえ小柄な人間でも、いい加減狭苦しく感じるのが、飛行機のエコノミーの座席です。
同じ姿勢で狭い座席に長時間、これで腰痛が起きないほうが不思議ですね。
しかも飛行機に乗る前後は、重い荷物を引きずって運んでいるのですから、もうその時点で腰には大迷惑をかけているのです。
痛くなって、異常を訴えてくるのも当然ですね。
12年間腰痛の私が絶対おすすめする腰痛によい椅子ランキングはこちら
すでに腰が痛くて飛行機に乗る人も乗って痛くなる人も
飛行機での長時間移動の結果の腰痛ということもありますが、その前の時点ですでに腰痛抱えている人もいます。
痛む腰をカバーしつつ、飛行機に乗るのですから悲惨と言うしかありません。
正直こういった人の場合、旅行前に医師に相談して対策を講じる事をおすすめします。
つまり、医師の許可のもとの鎮痛剤の処方とか、腰痛用のベルトやコルセットの使用ですね。
そういったもので予め、対策をしてからの搭乗がおすすめになります。
しかし通常は腰痛を感じないけれど、飛行機のフライト中やその後にひどく腰痛を感じる場合は、その場での軽減策を考えなくてはなりません。
痛い腰を引きずったままで観光とか、仕事などは避けたいものです。
少しでも楽になれるよう、飛行機の椅子に座った時に注意をして、腰痛を回避していきましょう。
座る姿勢をまず考えて
まずは座っている時の姿勢です。
これが妙に崩れた場合、その場は楽に感じても後で腰痛になることが多いのです。
骨盤を垂直にキープ
デスクワークなどで椅子に座る時もそうですが、飛行機の座席に座るときにもこの、骨盤を垂直にしておくことを心に留めておいてください。
骨盤を垂直に座ると、腰椎や仙骨に係る負担がぐっと減ります。
それでなくても座るという姿勢は、背骨だけでなくその下の腰椎や仙骨、坐骨に体重を預けてしまうことになります。
しかも筋肉も、立っている時よりも使用していません。
脚をしっかりと踏ん張っていない分、腹筋も背筋もおやすみモードに入っているからです。
せめて骨盤を垂直にしておけば、その分筋肉もある程度使えますし、関節部への負担も減ることになります。
椅子のヘリに座らない
飛行機での移動中に、よく見かける姿勢です。
腰を椅子の前方にずらして、背中を座席の背に預けている形ですね。
何故この姿勢をといえば、これをやるとエコノミーの少ないリクライニングでも、少しは仰向けに寝ているのに近い角度になれるからです。
しかしこの場合、勿論骨盤は垂直になりません。
そして前にずらした腰の部分に、大きく体重がかかってしまいます。
この骨盤を前にずらす姿勢、実は普段の電車などの椅子に座る人にも、よく見かけます。
当人には楽に感じるのでしょうが、これを続けると立っているときにも同じような受け腰になって、腹筋や背筋も使えなくなってきます。
結果、腰痛を発症ということになってしまいます。
飛行機では最も避けたい姿勢ですね。
脚を組まないで座る
リラックスしているとどうしても、脚を組みやすくなるものです。
しかしこれ、骨盤を歪めてしまう姿勢ですので、避けたほうが賢明です。
脚を組むというのを普段からやっている人の場合、同じ脚ばかり上にしていること、気がついていませんか。
この結果、骨盤が左右歪んでいくのです。
飛行機などでの移動中、この脚を組んだまま寝てしまったりすると、かなりの長時間そのままの姿勢を維持することになります。
起きた時にはかなり左右の骨盤に上下の歪みができていますので、結果腰痛ということになります。
またこの脚を組むという姿勢、骨盤を垂直に座っていると出来ません。
なので脚を組んでいる時には、すでに骨盤の垂直キープも崩れていると、判断ができますね。
グッズを使用してできるだけ腰痛回避
姿勢が大事だとわかっていても、それでも自力ではなかなか直せないし、寝てしまったら何もわからないのも事実です。
なのでグッズ、せっかくいい旅行グッズがいろいろとでていますので、利用してしまいましょう。
ウエストのS字カーブキープにはこれ
デスクチェアなどでは、ランバーサポートという背中のクッションが付いていますね。
ウエストの後ろに当てる形になった、クッションです。
あれを利用すると、ウエストのえぐれがキープできます。
姿勢が崩れて腰に負担がかかるのは、椅子に座っている場合致命的に腰痛を呼ぶ原因になります。
なので飛行機でも、同じようにクッションを背中に当ててください。
空気で膨らますクッションが販売されていますので、利用するのがおすすめです。
もし忘れてしまったら、置いてある枕でもある程度代替品になりますよ。
骨盤垂直キープにはこれ
デスクワークの時など、腰痛クッションを使用する人も多いですね。
このクッション、機能性のものには骨盤の角度を矯正する機能もついています。
同じように旅行グッズにも、この骨盤の角度を整えてくれるクッションがあります。
ウレタンのものもありますが、持ち運びの問題もありますので、これも空気を入れるタイプのものだと面倒がありません。
これの使用で、骨盤の角度を整えるのがそれなりに楽になり、結果腰痛も回避しやすくなります。
またお尻の下にクッションがあれば、坐骨などの痛みも軽減できますので、一挙両得ですね。
何と言っても腰痛回避ならこれ
普通の座り仕事の場合もそうですが、何と言っても長時間の椅子に座った時の腰痛防止は、1つです。
座り続けない、これが大事ですね。
不幸中の幸いで、近年エコノミークラス症候群の発症の問題があり、それまでは座席を立たないようにと言われていたのが、近頃そうでもなくなりました。
飛行がノーマルな時なら、通路を歩いていてもCAも何も言わずにいてくれます。
なのでできるだけ、用事がなくても立って歩いたり、空いている場所で軽くストレッチをしたりしましょう。
仕事と違って立つのも忘れるほどなにかに集中していることもないのが、飛行機での移動中です。
すでに腰が痛む人も、できるだけ血流を良くするという点でも、座ったままでいるのは避けたいですね。
そのためにも、席はできるだけ通路側に取るのがおすすめです。
隣席に気を使わずに通路に出ることが出来ますから、自分の体調に合わせて動くことが出来ます。
まとめ
飛行機で、しかもエコノミークラスで長時間の移動、腰の1つも痛くなって当然です。
とは言っても、痛いままで現地の滞在は避けたいところです。
できるだけ腰痛を起こさないように、椅子に座っている時には気を使っておきたいものですね。
加えて大きな重い荷物や時差、富んでいる最中は気圧の変動と、体調に問題が起きても不思議ではない条件が揃っています。
現地で自由に動くためにも、少しだけ飛行機内で座っている時の注意をしてみませんか。
参考URL・参考文献・根拠など
https://miwakola.com/koshi-itai-4152
https://itscarly.com/longtime-flight-lowerback/