楽してストレッチしたい!椅子に座ったままできる腰痛対策のストレッチ術ってある?
椅子に長時間座っていると、どうしても腰にすごく負担がかかります。
だから、たとえばデスクワークをしている多くの方が、腰痛になってしまっているものです。
そんな腰痛対策に立ち向かうためには、やはりストレッチです。
そこでここでは、椅子に座ったままでもできるような、簡単なストレッチの方法について紹介していきます。
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身体を横に倒すだけのストレッチ
椅子に座ったままでもできる腰痛対策のストレッチ方法としてまずおすすめなのが、身体を横に倒していくストレッチです。
まず両足をしっかりと地面につけます。
その状態から、左手で椅子の左サイドをつかみます。
そしたら次に、右手で椅子の右側の地面のなるべく遠くを触れるように身体を倒しながら手を伸ばしていきます。
そうすると腰の左が伸びているのを感じていきます。
これを左右両方、適度に繰り替えしていくのです。
これならば椅子に座ったままできるので、人前でいきなりストレッチをするのが恥ずかしいという方でも出来ます。
実際、キャラ的にオフィスでいきなりストレッチを堂々としていたらひかれてしまうかもしれないと心配になる方もいるものです。
そういう方にとっては、ストレッチの効果と同じくらいに、そのストレッチが目立たないかどうかということも重要になります。
このストレッチであれば、普通に椅子に座っている方からは見えなくなるので、そうして目立ってしまうという心配はありません。
だから、目立つのが嫌な方におすすめのストレッチになります。
足やお尻を浮かさないように
このストレッチをするときのポイントは、足やお尻を浮かさないようにするということです。
足やお尻を浮かしてしまうと、いくら身体を右に倒していっても、全然身体の左側は伸びていきません。
ただただ身体を倒しているだけになります。
それでも身体のどこかは伸びているかもしれません。
でも、腰は伸びないので、腰痛対策のストレッチ方法としては、全然おすすめできなくなります。
それでは、長時間のデスクワークでまた腰が痛くなってしまいます。
そうさせないためにも、このストレッチをするときには、お尻はしっかりと椅子につけて、足はしっかりと地面につけて行うということを意識していってください。
また、近くに手を付けようとして手を伸ばしても、簡単についてしまいあまり意味がなくなります。
だから、できる限り手は遠くにつくということも同時に意識してみてください。
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背もたれに寄りかかり後ろに反る
よく体育授業などで、二人一組になり、両腕と両腕を絡めて、片方が背中を曲げて、そしてもう片方がその上に乗るというようなストレッチがありました。
あれは、よく腰が伸びたものです。
なので、腰をストレッチしていこうとおもったら、それと同じような体勢をとればよいのです。
椅子に座っているときには、だいたいの場合でそれが可能です。
なぜなら、椅子には背もたれがついているからです。
その背もたれの方に思い切り背中を預けて、そして腰を逆に反っていってください。
それで、体育の時のあのストレッチの簡易版が完成します。
そして、しっかりと腰を伸ばせて、椅子に長時間座っている際に凝り固まってしまった筋肉を、ほぐしていくことができるようになります。
倒れないように注意
こうして、椅子の背もたれを利用してストレッチをしていく際には、倒れないように気を付けないとなりません。
椅子には確かに背もたれはついています。
でも椅子の背もたれは、そうして後ろによりかかり、それでストレッチをするために作られているものではありません。
そうではなく、普通に椅子に座る際に腰を支えるために作られているものになります。
だから、後ろにおもいっきり寄りかかられてしまうと、そのまま倒れてしまう可能性もあるのです。
そうなったら、後頭部から思いっきり落ちていくことになってしまいます。
人は、そのくらいの高さからでも不意に頭を地面にたたきつけられてしまったら、命にかかわる問題になることがあります。
腰が痛いのも確かに問題ではありますが、それよりもそうして後頭部から倒れてしまう方がはるかに問題になります。
だから、そうならないように保険を掛けながらストレッチをするのがおすすめです。
ここでいう保険とはたとえば、なるべくデスクの方に椅子を寄せて、そしてそこでストレッチをするということです。
なるべくデスクの方の椅子を寄せておけば、倒れそうになったときでも、足がデスクにひっかかり、そこで倒れることを防いでくれるようになります。
だから、より安全にストレッチしていけるようになるのです。
椅子の上で体育座りするのも効果的
椅子に座ったままでできる腰痛対策のストレッチの方法として、椅子の上で体育座りをするという方法もあります。
体育座りは、腰のあたりを伸ばすのにすごく効果的なストレッチになります。
それに加えて、それをさらに椅子の上でやることにより、ぎゅっと腰のあたりが丸まり、さらに腰を伸ばせるようになるのです。
だから、椅子の上で体育座りをするという方法もおすすめです。
ただこれは、椅子の上でできるとはいっても、比較的に難易度の高いストレッチにはなります。
靴を脱いでやらないとならない
なぜならこの方法は、他のストレッチ方法とは違い、靴を脱いで行わないとならないストレッチだからです。
靴を脱がないでストレッチをするとなると、椅子の上に靴を乗せないとならなくなります。
やはりオフィスでそれをするのはすごくマナーが悪いです。
なので、しっかりと靴を脱いで行う必要があります。
他の方法であれば、別にそういう下準備のようなものは必要ありませんが、この方法の場合はそれが必要になるのです。
だから、この方法はあまり簡単な方法とは言えません。
やること自体はただの体育座りなので、特別難しいことはありませんが。
背もたれをつかんで身体をひねるのもおすすめ
椅子に座っているときにできる腰痛対策のストレッチ方法として、背もたれをつかんで身体をひねるという方法もおすすめになります。
背もたれをつかんで身体をひねるというのは、まず普通に椅子に座り、それから右手で背もたれの左側を、そして左手で背もたれの右側をつかむようにして、そのまま体をねじっていきます。
ちょっとでも腰がこっていたら、その際にはボキボキと腰がなります。
そこで腰を鳴らすことができれば、一気にスッキリしますし、もし腰を鳴らすことができなくても、そうして腰をひねっていくことでストレッチになるので、腰は多少なりとも楽になります。
だから、このストレッチ方法もおすすめのストレッチ方法になります。
激しくやらないように注意
腰を一度鳴らすことができたら、ついついそれからもこのストレッチをするたびに腰がなることを期待してしまうものです。
でも別に毎回なるわけではありません。
なので、腰をなんとか鳴らそうとして激しく腰をひねるのは避けてください。
それをしていると、腰痛どころかもっと大きなけがになることもありますから。
まとめ
椅子に座っている間にできる腰痛対策のストレッチには、これらのような方法があります。
これはまだまだほんの一部で、世の中にはまだまだいろいろなストレッチがあります。
そしてその中には、自分にはこれが会っているというストレッチもあります。
そういうストレッチをすることが一番であることは間違いありませんから、是非そういうストレッチを見つけていってください。