男性の腰痛対策には、敷き布団とマットレスどっちがあってる?
敷き布団とマットレスは、どちらも腰痛対策として効果的だと言われるアイテムになります。
そんな敷き布団とマットレスは、男性が使うのであればどっちが腰痛対策として適しているアイテムになるでしょうか?
男性には男性特有の特徴がありますから、当然その特徴に適している方があっているということになります。
そこでここではそんな、男性にはどっちがあっているかということを見ていきます。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
男性の腰痛対策にはケアが楽なものがあっている
男性が使う腰痛対策の寝具は、とにかくケアが楽なものがあっています。
男性は、基本的にはずぼらな方が多いです。
というよりは、両極端なのです。
まったくずぼらで寝具のケアなんて1年に1回くらいか、あるいはそれ以下だという方もいれば、毎日のように寝具をケアしないと気が済まないという方も少なくはありません。
女性の場合は、その中間層も多いですが、男性は両極端になりがちです。
そしてどちらが多いかというと、やはりずぼらな方の方が多いです。
そもそも仕事で忙しくてあまり寝具のケアに時間を割くことが出来ないということもありますし、どうしても男性の寝具はケアがあまりされなくなるのです。
だから、男性が腰痛対策として使用する寝具は、ケアが楽なものでないとなりません。
ケアしないでいると効力を失う
別にケアなんてしなくてもよいのではないかと思うこともあるかもしれませんが、そんなことはありません。
ケアはしっかりとしていかないとならないのです。
ケアしないでいると、それがマットレスであろうと敷き布団であろうと、次第に効力を失っていくのです。
効力を失ったものが、いつまでも腰痛対策として働いてくれるはずもありません。
それなのに使い続けていたら、次第に腰痛になっていきます。
そうならないようにするためにも、男性が使用する腰痛対策の寝具は、ケアがしやすいものでないとならないのです。
ケアが楽なのは敷き布団
ケアが楽なのは、敷き布団になります。
マットレスは、ケアの頻度こそあまり多くなくてもよいと言われていますが、実際にはそうでもありません。
マットレスでも敷き布団でも、隔週に1回くらいはケアをしていきたいものなのです。
マットレスのケア方法は、それをいったん持ち上げて、立てておくというケア方法になります。
対して敷き布団のケア方法は、外に干すというケア方法になります。
それだけ聞くとマットレスのケアの方が楽そうですが、マットレスには大きな弱点があります。
それが、重たいということです。
だから、ただ持ち上げるだけでも大変なのです。
その点敷き布団は基本的に軽く、持ち上げるのも簡単です。
なので、外に干していくのも楽にできるのです。
結果、ケアが楽なのは敷き布団だということになります。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
男性には高い反発力が必要
男性が使用する腰痛対策の寝具には、高い反発力が必要になります。
高い反発力がないと、しっかりと身体を反発して支えることが出来なくなります。
男性の身体は、体重が重たいです。
少なくとも女性と比べると上背もありますし、筋肉もしっかりしていることが多いです。
だから、体重は重たくなりがちになるのです。
そうして体重が重たい人が寝るのに、その下の寝具がやわらかかったら、当然身体はその寝具の下にあるところまで届いてしまいます。
そうすると体重をうまく分散できなくなるのです。
結果、腰にあたりにばかり体重の負荷がかかるようになり、腰痛になってしまうことがあります。
それを防ぐためには、高い反発力の寝具が必要になるのです。
反発力が高いのはマットレス
敷き布団とマットレスと比べた時に、反発力がより高いのはマットレスになります。
敷き布団は基本的には固めの質感ではあります。
しかし、それもマットレスと比べると弱いことも多いです。
マットレスには、コイルが使われていたりして、一か所一か所しっかりと反発してくれているものもあるのです。
対して敷き布団は、基本的にはポリエステルやコットンです。
なので、そこまで高い反発力があるわけではないのです。
その分気持ちよく眠れるということはありますが、それでも腰痛対策という観点で見ると反発力が必要なので、この点に関してはマットレスの方が男性の身体に合っているということになります。
男性には寝返りのしやすさも大切に
男性の腰痛対策においては、寝返りができるということも一つの大切なポイントになります。
寝返りができないでいると、それによって筋肉はどんどん固まっていきます。
筋肉が固まると血流が悪くなるので、腰痛になりやすくなるのです。
だから、できるだけそうならないように、寝ている間にも筋肉を動かしていかないとなりません。
その為には寝返りが必要です。
ましてや男性は、筋肉も固くなりがちです。
勿論すべての男性がそうですべての女性がそうだというわけではありませんが、男性の筋肉は固いことが多いです。
対して女性は比較的に柔軟性があるものなのです。
だから、運動しないでいても女性の場合はそこまで固くなることはありません。
しかし男性の場合は、すごく固くなってしまうことがあるのです。
結果、血流も特に悪くなりがちになります。
寝返りがしやすいのは敷き布団
寝返りがしやすいのは、敷き布団になります。
マットレスは反発力も高いですが、やはり全体的に不安定です。
なので込めた力がそのまま寝返りに活かされないことがあるのです。
しかし敷き布団の場合は、先述のとおり男性が寝ていると下に届いてしまうことがあります。
それには、体重が分散されないという弱点がある代わりに、寝返りがしやすくなるという利点もあるのです。
込めた力が逃げられなくなるわけですから、すごく寝返りはしやすくなります。
抗菌防臭力が高いものであるべき
男性が使用する腰痛対策の寝具は、抗菌防臭力が高いものであるべきです。
というのも先述のとおり、男性は寝ている間にたくさん汗をかくものになります。
ましてやその汗をかいた後の臭いは、どうしても女性と比べると臭くなりがちになります。
そんな風に臭い臭いがしていたり、汗がたくさんついたりしていたら、やはりあまり質の良い睡眠はとれなくなります。
汗がたくさんついていると、それにより雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が繁殖しているところで寝ているというのは、やはり気持ちの良いものではありません。
さらには肌がかゆくなったりもします。
それでは質が高い睡眠がとれるはずもありません。
臭いがしているというのも同じことです。
臭いがしていると、その臭いが気になってあまり深い睡眠がとれなくなります。
それは腰痛にとって良くないのです。
質が高い睡眠がとれないと腰が負担から解放されない
質が高い睡眠がとれないと腰は腰にかかっていた負担からしっかりと解放されなくなります。
質の高い睡眠がとれると、それによって筋肉の疲労は回復していきます。
しかし逆に質の高い睡眠がとれないと、その疲労が回復しないまま次の日になってしまうのです。
それでも負担はかかりますから、日々負担が蓄積されていくことになります。
そうならないためには、質の高い睡眠がとれるような寝具を使うべきなのです。
そしてその為に、抗菌防臭力の高い寝具を選ぶ必要があったのです。
ただこれに関しては、マットレスも敷き布団も、両方にそのレベルが高いものがあるので、どちらがおすすめとは言えません。
まとめ
男性が腰痛対策として使用する寝具は、敷き布団とマットレスどっちの方が良いかということでここまで見てきましたが、敷き布団はマットレスに対してだいたい2勝1敗1引き分けという内容になります。
なので、基本的には男性が使用するのであれば敷き布団の方がおすすめになります。
男性で腰痛に悩んでいる方は、是非一度敷き布団を使用してみてください。