肩こりや腰痛は入浴剤で改善できる?選び方と使う時の注意点
冷えによる肩こりや腰痛は入浴剤で改善できる場合もあります。
たくさんのものが売られていますが、どういった入浴剤だと効果があるのか、また使う際に気を付けたい点などを知っておけばさらに効果をアップさせることができそうです。
体質改善に関係している部分もあるため、自分なりの使い方なども模索してみるといいかもしれません。
肩こりや腰痛には入浴剤が効果的
肩こりや腰痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
シップを毎日貼ったりマッサージをしてもなかなかよくならないこともあるため、たえずそのことばかり考えてしまう事もあるでしょう。
また何をしていても痛みを感じるようだと日常生活にも支障をきたしたり、日々憂鬱になってしまいます。
そのためなんとかしてこのしんどさを取り除きたいと思い、シップを貼ったりなど試したくなるのかもしれません。
ただこういったものは体質的なものもありますので、その辺も少し注意しながら考えていくといいでしょう。
特に肩こりや腰痛は冷え性による血行不良が関係していることが多く、そちらを改善しないとよくならならない場合もあります。
もしも日ごろか下半身が冷えやすかったり血行が悪いと感じるなら、まずはそちらに目を向けてみてもいいのではないでしょうか。
いろいろな方法がありますが、体全体を温めるという点で考えるとお風呂にゆっくりつかるのはとても効率的です。
またその際にただお風呂につかるのでなく入浴剤を活用するとより効果もでやすいでしょう。
今は肩こりや腰痛のための入浴剤なども売られていますので、うまく取り入れるようにするといいでしょう。
どれを選べばいいか
入浴剤といってもたくさんの種類のものが売られているため、どれを選んでいいか迷ってしまう事もあるでしょう。
もちろんすべてが肩こりや腰痛向けに作られている訳ではありませんので、それにあったものを選ぶ必要があります。
好みもあると思いますので自分にあったものを選ぶようにしましょう。
炭酸系
肩こりや腰痛にいいものとして炭酸系のものなどもおすすめです。
湯船に入れると発砲作用でブクブクと泡がたちそれによって血行を促してくれるため傷みの改善につながります。
冷えを解消するためには体全体の血流をよくする必要がありますが、こうした入浴剤はとても効果的でしょう。
また炭酸系は見た目にも爽やかでバスタイムを楽しむことができそうです。
血流をよくするためにはできるだけじっくりと湯船に浸かるほうがいいですが、炭酸系だといつの間にか時間が過ぎているかもしれません。
普段とちょっと違った湯船に浸かりたい人などにもちょうどいいでしょう。
リラックスできるもの
血流をよくするという意味でリラックス効果のある入浴剤などもおすすめです。
緊張などにより血管が収縮すると筋肉がこわばり肩こりや腰痛につながりますので、入浴時はできるだけリラックスできるものを選ぶようにするといいでしょう。
また最近は入浴剤でもアロマの効果が期待できるものもたくさん売られていますが、好みの香りなどもあると思いますのでいくつか試してみてもいいかもしれません。
なかなかいいものが見つからなくてもアロマの効果だけにとらわれるのでなく、自分が一番心地よくてリラックスできるものでもいいでしょう。
一日の疲れを癒せるようなホッとできる香りを探してみましょう。
無理なく続けられるもの
冷え性からくる肩こりや腰痛は体質的なものもあります。
人によっては何年も悩まされているという事もあるのではないでしょうか。
今すぐにでもこのしんどさから解放されたいと思う人も多いですが、体質的なものはすぐに改善できるとは限りませんので、ある程度時間がかかると思っておいた方がいいかもしれません。
入浴剤を活用する際はそういった事も少し念頭に置き、長く続けられるものを選ぶようにしましょう。
例えばなかなか手に入りにくいものは購入する際に手間がかかってしまいます。
また値段についてもそうですが、あまりにも高価なものだと継続する際に負担になるためしんどくなりそうです。
お風呂は毎日の事ですし、無理なく続けられるものを選ぶようにしましょう。
入浴する際に気を付けたい点
入浴剤を使う際そのままでももちろん効果は期待できるのですが、ちょっと気を付けるだけでさらに効果アップにつなげることもできます。
例えば温度設定なども注意してみるといいでしょう。
またお風呂での過ごし方なども自分なりに工夫すればバスタイムを楽しむことができます。
せっかく入浴剤を使うなら効果を最大限に生かせるよう、いろいろ試してみるといいかもしれません。
ぬるま湯でじっくり浸かる
入浴をする際の温度設定ですが、少しぬるめにしてあげるといいでしょう。
だいたい38度から40度くらいまでがちょうどよさそうです。
人によっては体を温めるために40度以上の湯船が好きという事もあるかもしれませんが、血流をよくするためにはじっくりと湯船に浸かる事が必要になってきます。
40度以上になると少し熱めになるため、長く浸かっているとのぼせてしまう場合もあるため少しぬるま湯にしておくといいでしょう。
また肩までしっかりと浸かることも大切です。
自分ではそのつもりでも意外と上半身は湯船からでていたりするので、少し気を付けてみるようにしましょう。
10分程度浸かるだけで体の芯まで温まります。
肩まで浸かる時に体に負担をかけないためにもぬるま湯がおすすめです。
自分なりにバスタイムを楽しむ
入浴剤を使う際はリラックスすることも大切です。
一日動き回ってストレスや疲れで緊張した体はガチガチで血流も悪くなっています。
入浴剤でリラックス効果のあるものも多いですが、さらにその効果をアップさせるためにもバスタイムを楽しむ事も大事かもしれません。
血行をよくするためにはある程度湯船に浸かる必要がありますが、その間に好きな音楽を流してみるのもいいでしょう。
長湯が苦手な人でも曲の長さをうまく調節しておけば、効き終わる頃にちょうどいい時間になっているので無理なく続けることができそうです。
お気に入りの曲でもいいですしヒーリング系のものなど気分によって毎日かえてみても面白いかもしれません。
入浴後のストレッチも効果的です
入浴後になりますが、ストレッチなどを取り入れみてもいいでしょう。
入浴剤で血流がよくなっているため、体を動かせばさらにストレッチ効果で血行もよくなり肩こりや腰痛改善につながります。
肩こりなどは腕回りや肩甲骨のあたりを重点的にしてみるといいでしょう。
体が温まっているため筋肉もほぐれやすくなっています。
また腰に関しては人によって痛み方も違うため無理のないように動かすようにしましょう。
痛みを感じるようなら我慢せず、ストレッチをする際は様子を見ながらゆっくり動かすようにします。
またすぐに改善しないからといって諦めるのでなく続けることも大切です。
肩こりや腰痛が少し軽減されるだけでも日々の生活は変わってきますので、気長に頑張ってみるようにしましょう。
まとめ
入浴剤をうまく活用して肩こりや腰痛を改善してみましょう。
筋肉の緊張をほぐし血行をよくしたり、リラックス効果など入浴剤には様々な効果が期待できます。
また冷え性などはすぐに治るものでもなく、気長に続けることも大切です。
無理なく続けられるよう入浴タイムを楽しくすごす工夫など自分なりに考えてみるといいでしょう。