この腰痛入浴剤で改善できる? タイプ別腰痛の入浴剤利用法は?

入浴・入浴剤

腰痛と言うのは本当に厄介なものです。

日常の立ち居振る舞いにも影響してきますし、勿論運動したくても怖くてできないと言う弊害も出てできます。

腰痛が何時から起こったのか、何時からきつくなったのかと言うのは結構記憶にないものですが、腰痛の原因によっては入浴剤が効き目があるかもしれません。

ちょっと記憶を探ってみましょう。



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腰痛の原因を探ってみよう

まずご自分の腰痛、身体のどの部分が痛むのかを確認してみてください。

ウエストの辺りなのか、もっと下の骨盤の辺りなのかもチェックしてみましょう。

また腰痛を感じだした時、何か特別なことをやってはいなかったでしょうか。

急激な運動や重い荷物を持った後の腰痛

いきなりの負荷がかかって、身体の要である腰の辺りの骨に異常が出てしまった場合、腰痛が起こります。

とは言え骨には神経が通っていませんので、衝撃でずれてしまった骨のどこかが、神経に触って痛みを発すると言うのが正しいでしょう。

この手の急な腰痛の発症のばあいは、殆どが炎症が起こっていることになります。

なのでまずは湿布や氷などで炎症を抑えるところから、手当を始める方が効果的です。

一時的な劇症の後、骨が自己修復してくれて元の形に戻ってくれれば、腰痛も収まります。

が、年令や筋肉の状態によってはこれが戻らないこともありますので、痛みが続くようなら医師の判断を仰ぎましょう。

明らかに過労が原因で発症した腰痛

この過労と言うのも、勿論原因は様々です。

立ち仕事で腰に負担がかかる場合も、座ったままの長時間のデスクワークでこれまた骨盤に体重かかかり過ぎることも、また歩き過ぎでの過労もあります。

骨の異常で痛みが発すると言うより、筋肉の緊縮が痛みの原因になっていることが多いケースですね。

つまり筋肉が固まってしまって骨の関節部を固めてしまい、結果筋肉も縮まったままで、下手をすると関節部の軟骨まで減ってしまうこともあります。

所謂、ヘルニアの原因にもなりかねないタイプです。

筋肉をほぐすとかなり楽になる程度でしたら、軽い運動やマッサージで痛みも軽減してくれますが、続くようでしたらこちらも医師に相談したほうがいいでしょう。

原因に心当たりも無くふと気がついたら腰痛が定着

年令が高めの方に多いタイプの腰痛です。

年令による筋肉の弱体化や、関節部の軟骨の劣化が原因で起きることが多々あります。

若い人でも、気がつかない程度の疲労が溜まっていって、気がついたら腰が痛むと言う事も勿論あります。

ある意味一番たちが悪い、原因不明の腰痛です。

お年を召した方の場合、年だから仕方ないと諦める方もいらっしゃいますが、ここで諦めずにいれば後々歩行なども楽になるので出来る手当てをしていきましょう。



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入浴剤で腰痛は改善できるか?

入浴剤で腰痛が改善されたと言う話も聞きますし、また腰痛改善が売りの入浴剤もあります。

入浴剤で腰痛は、軽減されるのでしょうか。

入浴剤の効果とは?

入浴剤にも様々な種類があります。

薬用入浴剤もありますし、温泉の効用を用いた入浴剤もあります。

しかし入浴剤はあくまで、腰痛のための薬ではなく血流改善や冷えの改善をメインにした成分が配合されているものです。

身体を温めて、入浴後も冷えを少なくする目的のものですので、直接痛みを取る物ではありません。

とは言え身体を温めて血流を良くすることにより、疲労回復や肩こり腰痛の改善を図ることへの効果は、充分に期待できます。

また香りで気持ちのリラックス効果も期待出来ますので、疲れた心にも入浴時に癒しが与えられますね。

入浴剤の効果を高めるには持続が大事

入浴剤で血行を良くして、結果身体の冷えやトラブルを解消するわけですので、持続が大事です。

鎮痛剤などの対処療法と違って、使ってすぐに痛みが取れたりすることはまずありません。

毎日の入浴で使用することによって、少しずつ改質改善を目指すことが、入浴剤の目的と言っていいでしょう。

数回やってみたけど効果が無い、等と短気を起こさずに続けて少しずつ改善を目指していきましょう。

入浴剤で改善できる腰痛とは

入浴剤の場合、身体を温めることによって血行促進して、コリなどをほぐす効果があります。

そちらが原因の腰痛には、効果が期待できますね。

疲労や過労が原因の腰痛の場合

疲れというのは筋肉の萎縮を招きます。

筋肉が萎縮すれば血行も悪くなります。

下手をすると、関節部まで固まってしまいます。

そしてまた過労は心も気持ちも、硬くしてしまうことがあります。

そうならないように、立ちすぎや座り過ぎ歩き過ぎに加えて、仕事のし過ぎで過労気味だと自覚したら、入浴時に入浴剤で固まった筋肉を和らげて、血行を良くして上げましょう。

普通でも入浴後は身体が温まって、筋肉も緩んでくれます。

加えて好みの香りの入浴剤を使用すれば、アロマの効果も期待出来ます。

気持ちのリラックス効果ですね。

また入浴剤を使用すると、身体が温まってくれている時間も少々伸びますので、その間にストレッチなどして縮んだ筋肉を伸ばしてあげるといいでしょう。

縮まった筋肉をいきなり伸ばしたりすると、今度は筋肉を傷めますので温まっている間にやるのが効果的です。

つまりこの手の腰痛を感じたら、入浴剤で身体も気持ちもリラックスして、疲れた身体と心を充分にケアして上げることがおすすめになります。

年令による腰痛などの場合

骨格や関節部に異常のない場合は、やはり血流や冷えが原因になっていることが多いタイプの腰痛です。

こちらもやはり、血行を良くして温めて上げることが大事です。

この血行と冷えはセットになった、鶏と卵のような関係で、冷えが来るから血行が悪くなるのか、血行が悪いから冷えるのかどっちもどっちの負のスパイラルです。

ただ特にお年を召した方の場合、内臓の働きも弱くなっていますので、どうしても血流なども弱くなりがちです。

あまり熱くないお湯で、入浴剤を加えてゆっくりと入浴するのがおすすめです。

くれぐれもお湯の温度は、上げ過ぎないようにご注意くださいね。

重い荷物を持ったりしての急激な腰痛の場合

こちらは先に書きましたように、筋肉や筋が炎症を起こしている場合があります。

このいきなり来た痛みの直後は、温めるより冷やして炎症を鎮めることが大事になります。

整形外科の医師などに骨折など起こした時に、しばらくはお風呂は禁止と言われるのは、炎症を鎮めるための時間を確保するためです。

簡単に言うと、腫れた場合は冷やすの鉄則です。

この手の腰痛の場合、内部が炎症を起こしていたりすると、これまた冷やす方が直後は効果的です。

しかしこういった急激な痛みの後は、その痛みから逃れようとして身体が痛くない場所を、無意識に探します。

それが原因で、今度は身体が不均等になってしまって、結果負担がかかっての腰痛を引き起こすことも、無いとは言えないのです。

直後の劇症が収まったら、今度はお風呂の時に入浴剤などを使用して、痛みに驚いて縮んでしまった筋肉をほぐしてあげるのも、おすすめの方法です。

この手の腰痛は怪我に分類もされますので、冷やすから温めるの切り替えのタイミングは医師と相談するといいでしょう。

まとめ

入浴剤の使用によって、血行を良くして身体の隅々にまで血流が行きわたることによって、腰痛や肩こりなどの軽減も期待されます。

腰痛と言うのは辛いものですし、しかも身体の中心部でもありますので、ここが崩れると他の部分にも差し障りが出てきます。

冷えや、それによる腰痛を感じたら、お風呂タイムは入浴剤を使用してしっかりと心も身体も温まりましょう。






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