腰痛と椅子との関係とは? 座り方によっては悪化させる場合も
腰痛になると日々のいろいろな動作がとてもしんどくなってしまいます。
例えば椅子に座る動作もそうでしょう。
一日のうちで何度もそうした機会はあると思いますが、座り方によっては腰に負担をかけている場合もあります。
普段何気なくやっている動作ですが、見直すことで腰への負担も軽減できます。
腰痛など腰に不安のある人は一度試してみるといいかもしれませんね。
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辛い腰痛
腰痛になると日々の生活も憂鬱になってしまいます。
腰は体の中心にあるため、この部分が傷むと何をするのもしんどいのではないでしょうか。
1日のうちに立ったり座ったり様々な動きをしますが、ちょっとした動作が腰に負担をかけている場合もあるため注意が必要です。
普段の生活のかで腰を中心にバランスをとりながら動いているため、不自然な姿勢になるとそれを支えようとして余計な負荷がかかり悪循環を引き起こしてしまいます。
たとえその時はなんとかバランスを保てたとしても、同じような状態が長く続くといつしか痛みが生じたりすることもあるでしょう。
いつもの動作が知らないうちに腰痛の原因になっている場合もあるため、突然腰痛が始まったりして驚く場合もありそうです。
痛みが生じてから改めて姿勢を見直すというのでもいいですが、できればそうなる前に気づいて改善しておくようにしましょう。
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腰痛と座り方について
腰痛になる原因として姿勢の悪さなどもあげられますが、注意しなければいけない動作の1つとして座り方などがあげられるでしょう。
座る動作は腰を中心に行いますが、知らないうちに腰に負担がかかっている場合もあるため、それが原因となり腰痛になりやすくなります。
ただ私たちの生活の中には座る動作がとても多く、1日中まったく座らないという人はほとんどいないのではないでしょうか。
リビングや勉強する時などもそうですし、学校、オフィスなどとにかくいろいろなところで座る動作が伴います。
外出先や家の中など椅子が登場する場面はとても多く避けて生活することはできないでしょう。
また椅子に座るとそれなりに体も楽ですし、見かけるとつい座ってしまうのかもしれません。
ただ座る姿勢が悪いとどんどん腰に負担がかかってしまうため、やはり気を付けたほうがいいでしょう。
気軽に腰かけるのもいいですが、座り方によっては腰を痛めたりする場合もあります。
負担がかかる座り方とは
座っている時はあまり気にならないかもしれませんが、腰に負担のかかる座り方というものがあります。
椅子があるとつい座りたくなりますが、何も考えないでただ座っているだけだと腰に負担がかかってしまうこともありますので注意しましょう。
普段何気なくやっている姿勢が体にとってよくない場合もありますので、腰痛が気になる人は特に注意が必要です。
知らないうちに腰に負荷がかかり続けていたということがないように、時々は座り方をチェックしてみるといいでしょう。
背中を丸めて座る
椅子に座っている時、背中を丸めて座っている人もいるのではないでしょうか。
よくあるのはパソコンの使用で背中が丸くなる場合ですが、自分では気が付かないうちに丸まっているという事も多いでしょう。
つい画面に見入ってしまい姿勢が悪くなっている事がありますが、これだと腰によくありません。
またこのほかにも読書などする際も同様ですが、手元のものに夢中になり背中が丸くならないようにしましょう。
背もたれと腰のあたりに空間ができる
椅子に座る時に背もたれにもたれると思いますが、腰のあたりにスペースができてしまうことはないでしょうか。
座った時に腰のところに手をいれてみるとわかりますので、ちょっと試してみるといいでしょう。
普段何気なく椅子に座っていても、こうした空間ができていると腰に負担がかかってしまいますので腰痛にはよくありません。
座る時はとりあえず背もたれにもたれてしまうという人も多いですが、空間ができないように注意する必要があるでしょう。
よくあるのは椅子に浅く腰掛けた場合ですが、その状態で後ろにもたれてしまうと腰のあたりに無駄なスペースが生まれてしまいます。
そうすると骨盤が倒れて体も斜めになるため、腰にもよくないでしょう。
できるだけ空間をつくらないことが大切です。
肘をついたり、脚を組んで座る
これもよくすることだと思いますが、椅子に座る際、肘をついたり頬杖などする人も多いのではないでしょうか。
最初のうちはきちんと座っていても次第に退屈になったり考え事をする時もあります。
座っている時、手の位置を意識する人も少ないでしょうし、無意識のうちに肘をついたり頬杖などついやっている場合もあるでしょう。
何かをやっている時、そうした仕草はあまり関係ないのかもしれませんが、腰の事を考えるととても重要になってくるのかもしれません。
なんとなくやっているその姿勢が体の重心を崩してしまいますので、腰に負担をかけることになるでしょう。
肘をついたり頬杖などは腰痛を気にしている人にとってはあまりよくありません。
また脚を組んだりするのも同様です。
椅子に座るとつい癖で脚を組んでしまう人も多いのではないでしょうか。
人によってはどちらか一方にばかり集中して組んでしまう場合もあるでしょう。
そうするとなんとなく落ち着くというか、椅子に座る時の姿勢にようになっているかもしれません。
ただ脚を組んだりするとそれでまた重心が偏りますので、やはり腰にもよくないでしょう。
椅子に座る時は両脚でしっかりとバランスをとることが大切です。
腰に負担をかけないで座るには
腰痛の人が椅子に座る場合は、特に姿勢などに気を付ける必要があるでしょう。
座り方によっては腰に負担がかかってしまうため、さらに悪化させてしまう場合もあります。
また今現在腰が痛くなくても、姿勢がよくないと腰痛になる可能性もあります。
座るという動作に少し着目をし、負担をかけないようにすることが大切でしょう。
姿勢について
椅子に座る際はできるだけ背筋を伸ばして座るようにしましょう。
背中を丸めたりどちらか一方に重心がかからないようにすることが大切です。
脚を組んだりせずにしっかりと両脚をつけ、骨盤をまっすぐにした状態で座るようにします。
背もたれにもたれて骨盤が倒れたままの状態で座ると腰にも負担がかかってしまいます。
腰痛を気にしているのならこうした座り方は避けたほうがいいでしょう。
腰のためにも骨盤を立てた状態でいることが大切です。
浅く座るか深く座るか
椅子に座る際、もしも浅く座るなら背もたれにもたれない方がいいでしょう。
浅い状態で後ろにもたれると腰のあたりに空間が生まれ、腰に負担がかかってしまいます。
逆に椅子に深く座る場合は、しっかりと背もたれの奥まで腰をつけて座るようにしましょう。
スキマを作らないように背中をつけて骨盤をまっすぐにしてあげるようにします。
また場合によっては背もたれのない椅子もあります。
こういう時は自分で意識をして腰に負担のかからない姿勢を保つしかないでしょう。
椅子に座る際の姿勢や座り方については慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、腰のためにも日ごろから意識しておいたいいかもしれません。
特にデスクワークなど特に座ったままの状態が長く続く場合は気を付けるようにしましょう。
最近は腰痛対策のクッションなども売られていますので、そうしたものを活用するのもおすすめです。
背もたれ部分に使ったり、腰のあたりに入れて使うものなどいろいろありますので、使いやすいものを探してみるといいでしょう。
まとめ
腰痛になると椅子に座るのも億劫になってしまいます。
これ以上悪化させないためには姿勢をしっかりと保ち、座り方などを知っておく必要があるでしょう。
ちょっとした心がけで改善できるものばかりですので、慣れれば特に難しくもないでしょう。
また最近はそれ専用のクッションなども売られているため、グッズを利用するのも一つの方法かもしれません。