腰痛に三つ折り高反発マットレスはどう?メリットデメリットとは
「高反発マットレスの購入を考えているが、三つ折りとスタンダードな折りたためないもの、どちらを購入するかた迷っている」という方はいませんか?
マットレスは、身体への負担や睡眠の質などに影響するので慎重に選びたいですよね。
特に腰痛持ちの方は、「三つ折りマットレスって腰にどうなの?」などと思うことでしょう。
そこでここでは、三つ折りの高反発マットレスのメリットとデメリットを解説していきます。
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目次
メリット1.端っこに置いたり収納しやすい
三つ折りの高反発マットレスのメリットは、なんと言っても三つ折りにできることです。
「三つ折りマットレスなんだから、三つ折りにできるのは当たり前じゃん」などと思う方もいるかと思いますが、三つ折りにできるというのは大きなメリットになります。
三つ折りにすることでコンパクトになり、コンパクトになれば収納しやすくなります。
「三つ折りにしても、押し入れに収納できない」という場合でも、部屋の端っこに立てかけておくことができます。
つまり、三つ折りマットレスを使っていて、ベッドフレームを使っていない場合、収納したり端に立てかけておくことで、部屋を広く使うことができるのです。
折りたためないものだと、ベッドフレームの上に載せっぱなしにすることが多くあることでしょう。
マットレスは基本寝る以外は使わないため、置きっぱなしにすると、使わない時は部屋を狭くしてしまうものになってしまいます。
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メリット2.床の上に直置きして使うこともできる
一般的にマットレスを使う場合、ベッドフレームも使うため、マットレスを購入する場合ベッドフレームも購入する必要があります。
購入するマットレスに適したベッドフレームがあるなら買う必要はありませんが、なければ買う必要があり、更にお金がかかってしまいます。
一方、三つ折りのものを使う場合、床の上に直置きして使うこともできるので、わざわざベッドフレームを買う必要はありません。
そのため費用を抑えることができ、お財布に優しいと言えます。
床の上に直置きして使うことができることから、敷き布団のような感覚で使うことができるので、朝起きたら折りたたんで収納したいという方には最適の物になります。
しかし、マットレスと床との間には湿気が溜まりやすくなるので、除湿シートを使うなど湿気対策をすることは大切です。
メリット3.ソファ代わりに使える
マットレスの厚さなどによって違ってきますが、三つ折り高反発マットレスはソファとして使えるものもあります。
朝目覚めた時に折りたたみ、ソファとして使えば、部屋を上手に使うことができます。
ソファとしても使えることは、部屋が狭い方にとっては大きなメリットになります。
マットレスを使わない時だけソファとして使えば、ソファを購入する必要がなく、部屋を広く使えますからね。
ですから、狭い部屋に住んでいてマットレスを使いたい方には三つ折りマットレスがおすすめです。
ソファとしても使えるが凹みやすくなる
ソファとして使えるのは嬉しいメリットになりますが、ソファとしても使っていると凹みやすくなります。
折りたたんでソファとして使える状態にして座ると、お尻の部分に強い圧力がかかってしまいます。
強い圧力がかかり続ければ当然凹みやすくなったり、ヘタりやすくなったりしてしまいます。
そのことを気にしないのであれば、ソファとして使えることはとても良いメリットになります。
メリット4.メンテナンスが比較的楽
三つ折りのものは、折りたたむことで運びやすくなります。
折りたためない1つのものよりも運びやすいので、立てかける時や風通りの良い日陰まで運ぶ時など楽です。
マットレスは定期的にメンテナンスをしないと湿気が溜まり、ダニやカビが増える原因になるだけでなく、劣化する原因にもなります。
ですから、運びやすいというのはとても嬉しいメリットになります。
また、マットレスの場合は敷き布団と違い、定期的に立てかけるだけでも良いので、メンテナンスが比較的楽です。
仕事や勉強などで忙しいとメンテナンスがつい怠りがちになりますが、三つ折りマットレスならメンテナンスがお手軽ということは嬉しいことですね。
デメリット1.折りたたむ部分が気になることがある
三つ折りの高反発マットレスは、三つの部分が繋がっているような感じになっています。
その繋がっている部分が、人によっては気になってしまう場合があります。
気にならない方もいますが、「繋がっている隙間の部分が、なんか気になる」という方もいます。
そのため、隙間部分が気になるような神経質な方には三つ折り高反発マットレスは向いていないかもしれません。
気になると、睡眠の質が低下しやすくなりますからね。
デメリット2.薄すぎると床を感じやすくなる
三つ折りのものは、薄すぎると床を感じやすくなります。
寝ていて床を感じるということは、床の硬さを感じるということになり、床の硬さを感じれば身体には負担がかかりやすくなります。
つまり、硬いところで寝ている時に身体が痛くなるように、底つき感を感じることで身体が痛くなってしまう場合があるのです。
身体が痛くなるということは、腰痛持ちの方にとっては大きな問題になってしまいます。
ですが、薄すぎるものでも、体重が軽ければ底つき感は感じにくくなります。
快適に寝るには自分の体重を考慮し、三つ折りマットレスの厚さや硬さなども考慮して選ばなければなりません。
低反発のものも
高反発マットレスではなく、柔らかすぎる低反発のものでも底つき感を感じやすくなります。
柔らかすぎて反発力が低すぎるため、身体が落ち込み過ぎてしまい、床の硬さを感じてしまいます。
そのようになっては寝心地が非常に悪くなってしまい、背中や腰を痛めたり、睡眠の質が悪くなったりする原因になってしまうため注意しましょう。
デメリット3.敷き布団よりも価格が高い傾向にある
三つ折りの高反発マットレスは、質を考えなければ敷き布団よりも価格が高い傾向にあります。
お金に余裕がある方なら高くても問題ありませんが、お金に余裕がない方にとっては問題になってしまいます。
三つ折りの高反発マットレスを買うか、敷き布団を買うか悩んでいる方は、価格も考慮して選ぶ必要があります。
デメリット4.収納する時に敷き布団よりも負担がかかる
三つ折りの高反発マットレスは、三つ折りできることからコンパクトにすることができ、1つのものよりも使いやすいです。
ですが、敷き布団と比較すると、サイズは大きめで重いです。
三つ折りのものはコンパクトにできることから収納しやすいものになりますが、敷き布団の方が軽いため収納しやすいです。
ですから、三つ折りマットレスか敷き布団かで迷っている方は、毎日押し入れに入れたり出したりすることを考えると、三つ折りマットレスの方が負担がかかってしまうので、そのことは考慮して選ぶようにしてください。
三つ折りの高反発マットレスが合っている方
では、三つ折りの高反発マットレスはどのような方に合っているのかというと、朝起きた時に高反発マットレスを収納したい方、メンテナンスが楽なほうが良い方、高反発マットレスを床の上に直置きしたい方、ソファとしても使いたい方、などです。
ここで解説したメリットを考慮すると、それらの方に三つ折り高反発マットレスは合っていることになります。
そして、デメリットをクリアできるかも重要になるため、そのことも考慮して選ぶようにしてください。
まとめ
三つ折りの高反発マットレスに興味のある方や、購入を検討している方は、ここの記事を参考にしてくれると、頑張って執筆したかいがあるため嬉しいです。
三つ折り以外にも、二つ折りや四つ折りなどもありますが、折る箇所が増えれば増える程、繋ぎ部分を感じやすくなります。
また、腰痛を悪化させてしまう場合もあるため、折り目が多いものは良く考えて購入するようにしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://kaimin-times.com/recommended-tri-fold-mattress-5511
https://kai-min.net/mitsuori-mattress-merit-demerit
https://suzuki-mattress.jp/tri-fold-mattress/