腰痛を防ぐために!お店でマットレスを試す時のポイントとは?
毎日使うものだからこそ、慎重に選びたいマットレス。
自分に合っていないものを購入すると腰痛になることがあるため、寝具店に行って実際に横になって試す方もいることでしょう。
お店でマットレスの寝心地を試すことは良いことですが、試す際、押さえておきたいポイントがあります。
ここではそのポイントを説明していくので、マットレスの購入を検討している方は参考にしてみてください。
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リラックスできる比較的緩い服装で試す
お店で寝心地を試した時と、家で実際に寝てみた時とでは、寝心地が全く違うように感じる場合があります。
では、なぜ寝心地が違うように感じてしまうのかというと、服装が原因として考えられます。
多くの方は寝る時、パジャマやスウェットなどリラックスできる衣服を着ます。
リラックスできる衣服を着ることによって眠りに入りやすくなるわけですが、お店で寝心地を試す時にきっちりした服装を着ている方もいることでしょう。
きっちりした服装をしていると同じマットレスでも寝心地が変わってきますし、リラックスして横になることは難しくなります。
ですから、お店で実際に寝心地を試す場合は、できるだけリラックスできる服装で試すことが大切です。
パジャマではお店に行きにくいでしょうから、スウェットやパーカー、ジャージなど比較的緩い格好で行くことをおすすめします。
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すぐに起き上がらずにしっかり寝心地を確認しましょう
お店で実際にマットレスの寝心地を試す場合、7秒や9秒くらい試すだけだと、寝心地をしっかり確認することはできません。
マットレスの上で試す時間が長いと恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、すぐに起き上がらずにしっかり試すことが大切です。
では、次は、実際にマットレスの上で横になった時に押さえておきたいポイントを説明していきます。
仰向けの状態での腰への負担をチェック
寝姿勢は人によって異なりますが、「寝始める時は仰向け」という方は多いことでしょう。
そのため、仰向けの状態での腰への負担をチェックすることは大切です。
仰向けに寝てみて、腰への負担が少ない良い姿勢になることで、マットレスが原因になる腰痛になりにくくなります。
また、睡眠の質が良くなり、疲れが取れやすくなることにも繋がるため、正しい姿勢で仰向けになれているのか必ずチェックしましょう。
腰への負担が少ない寝姿勢というのは、背骨のS字カーブが崩れないような姿勢になります。
腰が沈み込み過ぎていたり、逆に腰が浮いたりすると背骨のS字カーブは崩れやすくなり、腰にかかる負担は大きくなります。
そのため、腰が沈み込み過ぎていないか、腰が浮き過ぎていないかなどを確認しましょう。
柔らかすぎるものだと腰は深く沈み込みやすく、硬すぎるものは腰が浮きやすくなるので、硬さが自分に合っているのかを目安に選ぶのは重要です。
もし、正しい姿勢になっているのか分からないという方は、お店のスタッフに確認してもらうと良いでしょう。
ただし、正しい寝姿勢に詳しいスタッフがいないと、確認してもらうことは難しいでしょう。
横向きになった状態でもチェックしましょう
仰向けから横向きになると、マットレスに当たる面積は小さくなり、身体への負荷は大きくなります。
仰向けだと圧迫感は少ないが、横に向きを変えたら圧迫感が強くなるということは多くあります。
横向きになることで腰を痛めても仕様がないので、横向きになった時でも腰にかかる負担が少ないマットレスを選ぶべきです。
横向きで寝た時の理想の姿勢は、背筋がまっすぐになっていることです。
背筋が曲がった寝姿勢だと背骨が歪み、腰にかかる負担は大きくなるので、横向きになった時に背すじがまっすぐになっているのかお店のスタッフさんや付き添いの人に確認してもらうと良いです。
身体の動きやすさもチェック
身体を休ませるために寝るので、身体の動きやすさは重要でないように思えますが、マットレスの上での身体の動きやすさは重要になります。
マットレスの上で身体が動きやすいということは、寝返りを打ちやすいということになります。
「寝ている時に寝返りを打つ必要はあるの?」などと思う方もいるかもしれませんが、寝返りを打つことは重要です。
寝返りを打たないでじっとしていると、身体は固まりやすくなり、身体が固まってしまうことで血液の流れは悪くなってしまいます。
また、腰や背中などの筋肉は緊張してしまうので、寝返りを打たないで動かないでいると、腰や背中などを痛めやすくなります。
ですから、身体が動きやすい、寝返りが打ちやすいマットレスを選ぶことは大切なのです。
基本マットレスは、柔らかすぎるものは寝返りがしにくく、反発力があるものは寝返りが打ちやすくなっています。
柔らかすぎるマットレスは身体が深く沈み込んでしまうため、身動きが取りにくくなり、寝返りが打ちにくくなる訳です。
反発力が高いものでも硬すぎると、寝返りが打ちやすくても腰が浮いてしまうので、腰への負担は大きくなってしまいます。
寝返りの打ちやすさは、仰向けになった状態からスムーズに起きられるかもポイントになります。
腰に負担の少ないマットレスは、起き上がる際、簡単に起き上がることができ、腰への負担が大きいマットレスは、仰向けの状態から起き上がりにくいものです。
実際に試す時は枕もチェック
お店で実際にマットレスの寝心地を試す時は枕も確認しましょう。
自分が家で使っている枕と、マットレスを試す時に使った枕の違いをチェックすることは、腰痛や肩こりなどの対策になります。
そのため、枕の高さや形の違いを確認してください。
試したマットレスを買って家で使った時に、家で使っている枕と試した時に使った枕の高さや形が違っていると、高さや形が合わないことで腰や背中の痛みや肩こりの原因になる場合があります。
お店でマットレスの寝心地を試した時に、使用した枕の感じが良ければ、枕も一緒に購入しても良いでしょう。
お店で買う時に確認したいこと
お店に行って実際に寝心地を試し、自分に合ったマットレスが見つかった場合、購入することになることでしょう。
購入する場合、なるべくお得に買いたいですよね?
そこで次は、お店で買う時に確認したいことを説明していきます。
ポイントがつくのかどうか
ポイントがつくのかどうかは、必ずチェックしましょう。
ポイントがつくのとつかないのとでは、かなりお得度が違ってきます。
もちろん、ポイントがついた方がお得なので、ポイントサービスのあるお店で購入した方が良いです。
送料がかかるかどうか
送料がかかるかどうかも、マットレスを購入する際チェックしておきたいポイントです。
送料がかかる分、当然お金を支払うことになるため、送料がかかるとお得ではありません。
ですから、購入する時は送料はかかるのか、かかるとしたらどのくらいなのかを確認しておきましょう。
使っていたマットレスを引き取ってくれるのか
新しいマットレスを購入すれば、今まで使っていたマットレスは不要になります。
不要になったものを家に置いておいても仕方ないので、処分する必要があります。
処分方法として簡単なのは、買ったお店に引き取ってもらうことです。
そのため、マットレスを購入する時は、古いマットレスを引き取ってもらえるのか確認しましょう。
また、引き取る際にお金がかかるのか確認することも大切です。
まとめ
着ている服装でも寝心地が変わる場合があるため、できるだけリラックスできるラフな格好をして試すことをおすすめします。
予算を決めて選ぶことも大切で、予算が決まっていないと、気に入ったものがあっても、なかなかマットレスが決まらない場合もあります。
ですから、マットレスを買う予算は決めてから探すようにしましょう。
それでは、自分に合っているマットレスを見つけて、マットレスによる腰痛が起きらないようにしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://sheets.jp/21034
https://blog.jp.koala.com/mattress-trial-at-store-or-home/
https://www.iine-no-singu.com/mattress-of-easing-your-low-back-pain