腰痛対策のマットレスを濡らさない方法は? 水分を防ぐ対策6選
腰痛を防ぐためには、硬すぎるものや柔らかすぎるものを避け、自分の体に合うマットレスを使う必要があります。
それなら、体への負担が減り、痛みを回避できるのです。
しかし、腰痛対策に適したマットレスも、濡れてジメジメしていたりすると、積極的に使う気にはなれません。
確実に腰痛を防ぐなら、いつでも快適に使えるようにしておくべきです。
では、濡らさないための方法について、詳しく説明していきましょう。
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防水シーツを使う
水を防ぐためには、便利なアイテムを使う方法があります。
そこで注目したいのが、防水シーツです。
防水シーツを使っていれば、水を弾いて防ぐことができるため、マットレスに余計な水分が染みこむことはなくなります。
これは、大量の水をこぼしたときにおすすめの対処法です。
飲み物などをこぼしたときや、子供がおねしょをしたときなどは、かなり多めの水分が染みこむことになってしまいます。
それを防ぐためには、水をしっかりガードしてくれるアイテムを使いましょう。
余計な水が染みこまないようにしておけば、マットレスがジメジメすることもありません。
敷きパッドも併用する
防水シーツは便利なアイテムですが、単体では少し困ることもあります。
弾いた水が行き場を失ってしまい、表面にたまるような状態になってしまうのです。
そんなときはは、敷きパッドを組み合わせて使うようにしましょう。
敷きパッドは水分を吸収できるアイテムなので、防水シーツをサポートすることができます。
しっかり固定できるものを
防水シーツには、1枚布のタイプと、ボックスシーツのようにすっぽりと覆うタイプがあります。
より確実に水分を防ぐなら、なるべく覆う方を選んでおきましょう。
これは、ずれないようにするためです。
1枚布タイプだと、寝返りをうったときなどに動いてしまうため、いつの間にかずれていることがあります。
そうなると、マットレスに水分が染みこむことも多くなるのです。
マットレスを覆うような形になっていれば、そのような失敗は起こりません。
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乾きやすいシーツを使う
マットレスが濡れる原因には、寝汗による湿気の蓄積もあります。
一晩でいきなり湿ることはないとしても、蓄積されていけば、無視できない湿度になってしまうものです。
寝ているときの汗は、コップ1杯くらい出ていることもあるので、何も対策をしないのはよくありません。
そこで注目したいのが、シーツの乾きやすさです。
なかなか乾きにくいシーツを使っていると、湿気がマットレスに移りやすくなります。
そうなると、蓄積もひどくなっていくのです。
少しでもマットレスの湿気を軽減するためには、速乾性のあるタイプを使いましょう。
速乾性の高いシーツなら、染みこむ前に蒸発するため、濡れるような蓄積を防ぐことができます。
こまめに乾燥させる
濡れないように湿気を防ぐなら、染みこませない工夫だけでなく、染みこんでしまったものを排除する工夫も必要になります。
内部の湿気をしっかりとばしておけば、いつでも快適に使うことができるので、腰痛対策の妨げにはなりません。
そのためには、干すことを忘れないようにしてください。
敷きっぱなしのままでは、湿気を軽減することができません。
きちんと干して乾燥させれば、内部にたまった湿気をリセットし、また気持ちよ使える状態に戻すことができます。
立てかけて干す
薄くて小型なものなら干すのは簡単ですが、大きめのマットレスだったりすると、難易度は高くなります。
そのようなマットレスは、無理に移動させず、その場で干してしまいましょう。
立てかけるだけなら、持ち運ぶときほど労力は使いません。
換気して風通しをよくしておけば、あまり日が当たらない場所でも、十分に湿気をとばすことができるのです。
朝起きたらこまめに立てかけるようにして、常に湿気の少ない状態を維持していきましょう。
片側を持ち上げる
大きすぎて立てかけることすら難しいようなものは、下に厚みのあるものを挟み、片側だけ浮かせてみてください。
いらない雑誌や箱などを使って持ち上げることで、裏面を空気に晒すことができます。
常に隠れている裏面は、最も湿気がたまりやすいところです。
片側だけでも持ち上げて隙間を空けるようにすると、湿気の逃げ道を確保できるため、蓄積を軽減することができます。
扇風機で風を当てるとより効果的なので、ぜひ試してみてください。
床にくっつけない
マットレスを床にくっつける敷き方は、通気性を悪くする原因のひとつです。
裏面がフローリングの床にぴったり密着していると、空気の通り道がまったくないことになってしまいます。
完全に塞がってしまうため、湿気も逃げていきません。
濡れてしまうほどの蓄積を避けるためには、床から必ず離すようにしてください。
くっつかないように敷けば、通気性のよい状態で使うことができます。
すのこで湿気を逃がす
マットレスを床で使うときの湿気対策には、すのこが最適です。
すのこの上にマットレスを置くと、密着することはありません。
下に隙間ができるため、しっかりと湿気が逃げるようになります。
便利なアイテムをうまく利用し、いつも通気性のよい状態で使っていきましょう。
動かしにくいマットレスに
動かしにくいマットレスだと、簡単に干すことができないため、裏から湿気を逃がす工夫は重要なポイントになってきます。
先述したような片側を浮かせる方法に加え、すのこによる対策も行うようにすると、湿気を軽減する効果が高まるのです。
サイズや重量のデメリットをカバーできるように、なるべく通気性がよくなる使い方をしていきましょう。
除湿シートを使う
除湿シートは、濡れることを防ぐならぴったりなアイテムです。
マットレスの下に敷くことで、湿気や余計な水分をどんどん吸収してくれます。
周囲の湿度が上がる梅雨の時期などは、積極的に使って湿気を取り除きましょう。
ただし、敷きっぱなしには注意してください。
除湿シートは、たっぷり吸って満杯になると、それ以上吸収できなくなってしまいます。
確実に湿気を吸い取るためには、ときどき乾かして空にすることが大切です。
それを忘れないためには、センサーがおすすめです。
色でわかるセンサーがついたタイプなら、乾かすタイミングを逃すことはありません。
部屋の湿度を下げる
ここまでさまざまな対策を紹介してきましたが、それを行う部屋の湿度が高い場合は、うまくいかないことが多くなります。
立てかけて干していても、湿度が高い場所では、きちんと乾かすことができません。
下に隙間を空けて湿気を逃がしても、常に周囲の湿度が高い状態だと、よい効果は得られないのです。
そうした失敗を避けるためには、換気を行い、部屋の中の湿気をしっかり逃がすようにしてください。
湿度を下げた部屋の中なら、対策の効果を高めることができます。
洗濯物を干さない
少しでも湿度を下げるためには、濡れたものを置かないことも大切です。
そのため、洗濯物を寝室に干すのはやめてください。
乾燥を防ぐならよい方法ですが、湿気を減らしたいときはマイナスの要素にしかなりません。
湿度の上昇を助けるようなものは、なるべく部屋から出すようにしましょう。
除湿器を使う
湿度を下げるなら、除湿器も便利なアイテムになります。
除湿器を使う方法なら、天気の関係で窓を開けられないようなときも、部屋の湿度を下げることができます。
梅雨は天気の悪い日が続くことも多いで、除湿器をうまく使っていきましょう。
まとめ
腰痛の対策をするときは、マットレスの選び方に注目することも多いですが、それだけでは不十分です。
湿気で濡れたマットレスは、カビの繁殖や嫌な臭いなど、不快なデメリットが増えてしまうため、使うことを避けたくなってしまいます。
それでは、せっかく体に優しいものを選んでも、よい効果は得られません。
腰痛対策をしつつ、湿気のデメリットもしっかり防ぐためには、ここで紹介した対策をしっかり行うようにしましょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://nobisuimin.com/mattress-kawakashikata/
https://腰痛敷布団おすすめランキング.net/mattress/445
https://kaimin-times.com/mattress-on-the-floor-8882
https://nobisuimin.com/fuyu-mattress-nureru/