赤ちゃんの絶壁対策・向き癖対策にはドーナツ枕がおすすめ

まくら

赤ちゃんはおすわり・ハイハイ・たっち、と起き上がる活動が始まる前は寝転んだ状態で1日の多くの時間を過ごします。

どうしても多いのが、同じ方向を向いて寝てしまう癖です。

それにより頭の形がいびつになり、悩まれるお母さんも多いです。

赤ちゃんの頭のいびつさを直すために枕は大切です。

なぜ赤ちゃんの頭はいびつになりやすいのか、どのような枕がいいのかご紹介していきます。



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産まれたばかりの赤ちゃんは頭が長い!

私が第一子を出産した時、赤ちゃんが産まれると嬉しさでいっぱいになりましたが、それと同時に心配になったのが頭の長さです。

絶対長すぎると不安に思い、思いきって先生に聞くと、細い産道を通るんだから細長くなるよと笑われてしまいました。

先生からは、すぐに戻るよと言われましたが、とても心配でした。

先生のおっしゃる通り、数日で頭の長さはなくなってきました。

しかし、一週間の入院中にも頭の形が日々変わって変な形になってしまうのではと不安でした。

私のように初めての出産後は赤ちゃんについて不安に思うお母さん方も多いです。

まずは、どうして赤ちゃんの頭が変形しやすいのか知りましょう。

赤ちゃんの頭が変形しやすい理由

赤ちゃんの頭は平らな5枚の骨で出来ていて、産道を通れるように重ね合わせられるように出来ています。

骨自体も柔らかく骨と骨の間には隙間があり、頭のてっぺんは大泉門といわれる大きな隙間が空いています。

大泉門が収縮するのは生後10ヶ月~1歳頃で完全に分からなくなるのは2歳頃です。

このように赤ちゃんの頭は隙間があり、骨も柔らかい為、変形しやすいです。

生後7ヶ月~1歳で頭の形が丸くなりはじめる

赤ちゃんは寝たきりが多い状態で、寝る方向に癖もある為、下向きになっている所が凹んでしまったりします。

個人差はありますが、生後7ヶ月~1歳はハイハイ・おすわり・つかまり立ちと成長が始まり起き上がっている事が多くなります。

すると自然と頭の形は丸くなりはじめます。

その時期に少しずつ骨も固くなって形が決まってきます。

また、髪の毛が生えてくると頭のいびつさはほとんど分からなくなることが多いです。



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赤ちゃんの絶壁対策

寝たきりの赤ちゃんは頭が変形しやすく心配になる方も多いです。

ほとんどの赤ちゃんは起き上がる事が出来るようになると、いびつさは気にならなくなりますが、絶壁防止になる事があるなら試す価値はあります。

小さいうちからできる対策として枕をご紹介します。

枕が使用出来る月齢

枕は必ず赤ちゃん用の物を使用しましょう。

赤ちゃん用の枕は生後○ヶ月~と使用する目安が書かれているものがほとんどですので、しっかりと守り使用しましょう。

また新生児は自分の力で寝返りを打つことが出来ません。

枕が原因で窒息してしまう事も考えてられますので、新生児やまだ首が座っていない赤ちゃんには枕は使わないのが無難でしょう。

気になるようなら薄手のタオルを折り畳んで枕代わりにするのも良いです。

絶壁防止のドーナツ枕

ドーナツ枕は赤ちゃんの向き癖を治したり絶壁を防止したりするのに効果的です。

名前の通りドーナツの形の枕で、真ん中に穴またはくぼみがあり、それにより向き癖が治り絶壁や頭のいびつさを直すという枕です。

様々なメーカーから発売されており、形も枕の高さも様々ですので、赤ちゃんに合ったものを選びましょう。

使用する目安

ドーナツ枕に限らず枕は月齢に合った物を選びましょう。

おすすめは生後3ヶ月以降で首が座ってから使用するのが安全です。

形を直すなら生後5ヶ月くらいまでなら骨も柔らかく治りやすいと言われています。

反対に生後7ヶ月頃からは骨が少しずつ固くなってきて形が決まりはじめます。

2~3歳を過ぎてから等、月齢が進んでから使用することは効果が感じにくくなると言えます。

ドーナツ枕を使用する時に注意する事

枕を使用する事は赤ちゃんが眠った状態が多く、親の目を離れてしまうため、大きな事故になりかねません。

必ず以下の事を注意しましょう。

ドーナツ枕が高すぎる事で赤ちゃんの首が圧迫されていないか必ず確認しましょう。

ふかふか過ぎるものはNGで、赤ちゃんの枕は高さが必要ありません。

目安はタオルを4~5枚ほど重ねた程度の厚みで良いです。

ドーナツ枕の穴の部分が深すぎるものは赤ちゃんの頭が落ちすぎてしまうので、あまり深すぎない物を選ぶと良いです。

また寝返りを打つようになると枕を使用中にうつ伏せとなってしまい窒息する危険性があります。

大人が見ていない間に寝返りを打つこともあるので注意しましょう。

頭が柔らかく形が変わりやすいので、あまり月齢の低いうちから使い続けるというのもドーナツ枕の段差がついてしまうというケースもあるようです。

ドーナツ枕の効果

ドーナツ枕を使えば全ての人の絶壁が治るという事はありません。

頭の形はほとんどが遺伝により決まります。

ですのでドーナツ枕を使用しても遺伝により絶壁となってしまう事もあります。

しかしながら、向き癖は頭のいびつさの原因となりますのでドーナツ枕で対策を取る価値はあるでしょう。

おすすめのドーナツ枕

デザイン、機能性、適した月齢、素材などメーカーにより様々なものが販売されています。

汗っかきの赤ちゃんのために、通気性に優れているもの、丸ごと洗えるものなどもありおすすめです。

赤ちゃんに触れる生地は洋服同様に綿100%が良いでしょう。

エスメラルダ ドーナツ枕

プラチナムベイビー&エスメラルダ コラボ ドーナツ枕 USAコットン・マイケルミラー

デザインがおしゃれな事と安心の日本製という事で人気があります。

枕は丸洗い可能な上に型崩れしにくく、汗っかきの赤ちゃんに嬉しいです。

生地は綿100%、中綿はポリエステルです。

西川産業 babypuff ドーナツ枕

西川産業 babypuff ドーナツ枕(中) クリーム 綿100% LMF1501302

中央が凹んでいて、赤ちゃんの頭がフィットします。

こちらはサイズが小中大があり、月齢により選べます。

表面はパイル生地で肌にやさしく、裏面はメッシュ素材で通気に優れています。

医師が赤ちゃんの頭が変形しないようにと考えたので安心して使用することができます。

外側は綿100%、中綿はポリエステル、パイプはポリエチレンです。

ナオミイトウ Naomi Ito POCHO 王冠まくら

ナオミイトウ Naomi Ito POCHO 王冠まくら こんぺい 7467

王冠の形をしていて赤ちゃんを寝かせると王冠をかぶっているような形となります。

飾っているご家庭もあるほど、デザインがとても素敵です。

表面の生地はダブルガーゼでさわり心地も優しいです。

ウォッシャブルわた使用で洗濯も可能です。

生地は綿100%、中綿はポリエステル100%です。

赤ちゃんの頭に使う枕ですので安心・安全なものが良いですね。

通気性が良いことや洗うことが出来れば清潔も保てますのでチェックしましょう。

メーカーにより機能性や使い心地も様々なので赤ちゃんに合った枕を見つけましょう。

結局、私の子供はドーナツ枕を生後3ヶ月~1歳頃まで使用しました。

生後10ヶ月まで寝返りもせずに寝転んでいて1歳の誕生日には歩けるようになるという急成長タイプで、ねんね期が非常に長かったです。

心配だった頭も全く気にならなくなり、ドーナツ枕の効果かなと感じています。

効果には個人差がありますが、気になる形は是非お試し下さい。

まとめ

赤ちゃんは細い産道を通れるように頭の骨が柔らかく5枚の骨で出来ています。

柔らかい上に骨と骨の間には隙間があり、産道を通り産まれた赤ちゃんは頭が長細くなります。

数日で長さは戻るものの、頭のいびつさが気になりはじめます。

原因は赤ちゃんの寝た状態での向き癖によるもので、ドーナツ枕を使用し対策をとるのがおすすめです。

ドーナツ枕には適した月齢があり、しっかりと守って使用しましょう。

頭の形には遺伝が大きく関係しています。

しかし、後々後悔しない為にも正しい使用方法で改善して行きましょう。






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