骨盤ベルトはぜひ産前にご用意を
これから出産を控えている方は、産前に準備しておくものが予想以上に多くて買いものに一苦労・・という方も多いかもしれません。
生まれてくる赤ちゃんのために買い忘れがないか念入りにチェックをしている方、ご自分の産後のケアについて見落とされてはいませんか?特に注意をして頂きたいのが骨盤のケアです。
今回は出産直後から使っていただきたい「骨盤ベルト」についてご紹介します。
骨盤ベルトはぜひ産前にご用意を
私が妊娠中に買っておいて大正解だったものが「骨盤ベルト」です。
私が出産に臨んだ産院では、産後に骨盤ベルトを無料で貸し出してはくれたのですが、貸し出してくれたのは細めのベルト(トコちゃんベルト)でした。
急遽帝王切開での出産となった私にとって、細いベルトはお腹の傷あとを圧迫し、痛みを覚えるものでしかない、とても使いづらいものでした。
そんなときに役に立ったのが、妊娠中に自分で購入していた幅広タイプの骨盤ベルト(犬印本舗)でした。
お腹の傷を圧迫する事なく、骨盤を包み込むように引き締めてくれる感じがして、とても使い心地が良かったです。
骨盤ベルトは「産後に用意すればいいや」とお思いの方。
入院中は身動きがとれませんし、骨盤矯正ベルトは産後すぐ、入院中から使ってほしいもの。
また、小さな子どもを抱えての買いものは想像以上に大変なものですので、妊娠中の時間のあるうちにご準備されておくことを強くおすすめします!
産後の入院中も骨盤ベルトは大活躍
私の場合、帝王切開の傷の痛みをカバーしようと、無意識に腰に負荷をかける動きになってしまっていたようで、産後にひどい腰の痛みが出てきてしまいました。
日頃、腰痛などとは無縁の生活を送ってきた私は、そんな初めての状況に戸惑いましたし、子どもの世話も始まるのですぐに回復させなくてはと焦ったのですが、そんなとき、骨盤ベルトを締めると腰も保護されてかなり痛みが和らぎ助かりました。
産後、入院中といっても授乳を開始したり、子どもの入浴の練習をしたり、ちょこちょこ動かなければなりませんので、腰をしっかりサポートしてくれるベルトがあってとても助かりました。
退院後の骨盤ベルトの重要性
私は退院後、自宅に戻ってからも当分の間は骨盤ベルトを締めていました。
産後は安静が大事といっても、慣れない子どもの世話でバタバタと動き回る必要があるのが実際のところ。
とはいっても、体が完全に妊娠前の状態に戻るのは時間がかかりますので、ベルトのサポートは心強い味方でした。
産後すぐから骨盤ベルトを締めていた私ですが、その後、産後の骨盤ケアの重要性を強く実感する体験をすることになります。
というのは、出産から半年程経った頃に骨盤に違和感を感じ、歩行に不具合を生じるようになってしまったのです。
その時、自分が感じた骨盤の状態を言葉で言い表すと「骨盤がちぐはぐに動いている」まさにそういう状況でした。
そのように歩行に不具合を感じた経験は生まれて初めてのことでしたし、小さい子どもを抱えた状態で我が身に不具合が生じることの不安はとても大きいものでした。
症状は数日したら消えたため、結局医者などにはかからなかったのですが、出産が影響していたことは間違いない!と思わせるような骨盤の状態でした。
この経験から、私は改めて産後の骨盤矯正はきちんとしなければならないことを実感しました。
まとめ
正直なところ、妊娠中の出産準備の買いものの際には「骨盤ベルト、いらないんじゃないの〜?」と思っていたのですが、自ら出産を経験してみて、産後の骨盤のケアはとても大切だということを実感しました。
同じように骨盤ベルトを準備するかどうしようかと迷われている方がいらっしゃったら、ぜひご準備されることをおすすめします。
自分のためにも子どものためにも健やかな身体を維持したいものですね!