妊娠中でもぐっすり眠りたい!腰痛にお悩みの妊婦さんにおすすめのマットレスは?
女性は妊娠すると、体には大きな変化が始まります。
ホルモンのバランスが崩れますし、精神的に不安定になってしまう方もいるでしょう。
加えて、妊娠後期はお腹が大きくなることによって、腰痛を感じる方が多くなります。
腰痛があると夜もぐっすりと眠れませんし、体調に悪影響を及ぼしてしまいます。
そこでおすすめしたいのがマットレスの変更。
妊婦の方が安心して眠れるマットレスを見てみたいと思います。
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目次
妊娠中の女性が感じやすい腰痛!
お腹に赤ちゃんが宿るのは喜ばしいことですが、女性にとっては大きな体の変化を伴います。
特に後期にはいるとお腹が前に出てくるため、通常とは異なる姿勢で過ごさなければなりません。
重たいお腹を抱えて歩く妊婦の方が発症しやすい症状の一つが「腰痛」です。
妊娠中の腰痛とはどんなものなのでしょうか。
妊娠すると、体重が増える
妊娠すると、赤ちゃんがお腹にいるわけですから、当然体重が増加します。
妊娠初期から出産まで8キロ程度が理想と言われていますが、実際には10キロ以上太ってしまう方も珍しくありません。
このように体重が増えると、当然体の関節への負荷は増大します。
特に腰部は上半身と下半身をつなぐ要。
負担が集中しやすくなっているのです。
妊娠すると、姿勢が悪くなる
妊娠後期はお腹が前に出てきます。
骨盤や腰椎が前にずれてしまい、重心が前方に移動するのです。
このままですと前に倒れてしまいますから、体は自然と後ろに反りかえり、背中は反った状態になりがち。
背中の筋肉が後方に引っ張られ、絶えず緊張下状態になってしまうのです。
そのため腰部に負担がかかり、腰痛を感じるようになってしまいます。
腰痛ホルモンが分泌される
妊娠3か月ごろになると、卵巣ホルモンの一種である「リラキシン」が分泌されるようになります。
このホルモンは、出産の際に赤ちゃんが産道を通りやすいように関節や靭帯を緩める効果があるのです。
赤ちゃんを無事に出産するためには必要なホルモンですが、骨盤が緩んでしまいます。
骨盤周りやおしりの筋肉が骨盤を支えるために緊張してしまい、腰部にも負担が増大。
結果として腰痛が起きてしまうのです。
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妊娠中は安眠しにくい?
お腹が大きくなるにつれ悪化する腰痛。
横になってゆっくり休みたいところですが、妊娠中は快適な睡眠を得にくくなります。
体の変化に加え、精神的な変化も起こりやすくなっているからです。
ホルモンバランスが崩れて、不安を感じやすくなる
妊娠中、女性のホルモンバランスは通常とは全く異なります。
突然泣きたくなったり、怒りっぽくなったり、精神的に不安定。
横になった時も強い不安や恐怖に襲われてしまう事があります。
ホルモンバランスが崩れることによって、安眠したい夜も不安が頭を離れなくなるのです。
精神的な圧迫や不安が強くなったら、早めに医師に相談することがおすすめです。
寝やすい姿勢が取れない
お腹が大きくなってくる妊娠後期は物理的に身動きしにくくなります。
しかし、お腹のふくらみがまだ小さい初期でも、寝方が定まらなくなります。
それはお腹に赤ちゃんがいるため、寝る姿勢に気をつけなければならないという意識が働いてしまうため。
うつぶせ寝では赤ちゃんに悪いのでは、などと考えてしまうためです。
これもホルモンバランスの乱れによる不安の一つと言えますが、思うように体を動かせないため、安眠できなくなるのです。
妊娠中におすすめの寝姿勢とは…
寝苦しさに悩む妊婦の方は、妊婦中に推奨されている寝姿勢で寝ることがおすすめです。
妊婦の方におすすめなのは「シムスの体位」。
19世紀のアメリカで産科医をしていた「J・マリオン・シムス」によって提唱されたものです。
これはどのようなものかと言いますと、次の通りです。
- 左を下にして横たわる。
- 左足はまっすぐに伸ばし、右足は付け根から深く曲げる。
- 曲げた右足は左足の上には置いてはいけない。
- 少し前かがみの姿勢を取り、お腹を圧迫しないようにする。
この姿勢のポイントは、左を下にして眠る事。
なぜ左を下にするかといいますと、左側には「大動脈」右側には「大静脈」が通っているからです。
静脈は動脈に比べると弾力に乏しく、つぶれやすくなっています。
血流が圧迫されると、気分が悪くなったり息苦しさやむくみを感じることがあります。
血液循環を保ち、少しでも快適な状態をキープするために、左を下にすることは理にかなっているのです。
腰痛改善には、マットレスの見直しがおすすめ
妊娠中の睡眠を少しでも快適なものにするためにも、安眠できないと感じたらお使いのマットレスを見直してみることがおすすめです。
腰痛を感じている方は特に、腰部に負担を集中させないマットレスを探しましょう。
体圧分散に優れたマットレスを探す
腰痛のある方にとって重要なのは、腰部に負荷を集中させないことです。
ですから、柔らかすぎるマットレスを使用している方は、すぐに変更がおすすめ。
マットレスが柔らかすぎると体が沈み込んでしまうため、腰に負担が集中します。
血流も悪くなるため、疲労物質も停滞し、すっきりと目覚めることができません。
日中の疲れた体を引きずることになるのです。
通気性・吸湿性の良いマットレスを探す
人間の体は睡眠中にも多量の水分を発しています。
吸湿性が低く、通気性の悪いマットレスでは快適な寝心地は得られません。
体を横たえた時に不快な感触を感じることがないように、マットレスは通気性・通気性にこだわりましょう。
コンディショニングマットレス AIR 西川エアー
三層特殊立体構造で、眠りを深くしてくれるマットレスです。
ウレタンの固さを変化させることで、「点」で体を支えてくれます。
表面は平たんではなく凸凹。
こちらも体圧分散に効果的です。
また、ウレタンには70個もの通気孔があり、通気性も抜群。
湿気や汗を拡散・放出します。
体をしっかり支えながら強く体を支える「ハードタイプ」と体をしっかりと支えつつも、ソフトにコンディショニングしてくれる「ソフトタイプ」があります。
モデルトリノ マニフレックス
新世代ポリウレタンフォーム「エリオセル」を芯材として使用しています。
これにより、柔らかすぎず、硬すぎない理想的な弾力性と復元性を実現。
世界特許を取得した「高密度弾性素材」です。
通常の低反発素材ですと、温度の変化を如実に受けます。
冬は固くなり、気温の高い夏はぐにゃぐにゃ。
このような変化を受けにくいのが「エリオセル」です。
温度の変化に左右されない、安定した寝心地をキープします。
硬すぎず、柔らかすぎない理想的なマットレスなのです。
湿気の多い日本に最適な「防ダニ・防虫加工」が施してあります。
マットレスの厚さは16センチ。
重くなった妊婦の方の体をしっかりと支えてくれますよ。
マニフレックス社は耐久性と高品質で世界的にも認められている会社です。
こちらの「モデルトリノ」以外にも、寝心地によって数種類のマットレスがありますから、色々と試してみるのもおすすめです。
こちらのマットレスの保証期間は12年。
安心して使用することができますね。
まとめ
妊娠中は体型の変化など、女性にとってはストレスになる事が増えます。
せめて睡眠くらいはしっかりとりたいところですが、腰痛があるとそれもできません。
変化が起きた体をゆっくりと休ませるためにも、マットレス選びは重要です。
体圧を分散し、程よい硬さで安眠をサポートしてくれるものを選びましょう。
赤ちゃんと会えるまで、リラックスしながら妊娠生活を送ってくださいね。