骨盤ベルトの巻き方を詳しく紹介!装着するタイミングも重要?
女性は赤ちゃんを妊娠をしたら、骨盤がゆるんでいくので、早めに骨盤ベルトを装着する必要があります。
なぜなら骨盤ベルトを装着しなければ、骨盤が安定しないので、身体に負担をかけてしまうからです。
しかし骨盤の正しい装着方法やタイミングを知らなければ逆効果になりかねません。
そこで骨盤ベルトを利用するべきか、悩んでいる方のために、骨盤ベルトの装着方法や利用するタイミングなどを紹介するので、確認してみて下さい。
骨盤ベルトの種類
骨盤ベルトを利用する前に、まず骨盤ベルトの種類を把握する必要があります。
なぜなら骨盤ベルトの種類によって、装着する方法や利用するタイミングなどが違うからです。
そこで骨盤ベルトのベルトタイプ・ガードルタイプ・スパッツタイプなどを紹介するので、確認してみて下さい。
ベルト
多くの女性たちが骨盤ベルトと聞いてイメージするものが『ベルトタイプ』で、このベルトタイプはベルトのように腰に巻いていきます。
そのためベルトを利用した事がある方なら、早い段階でベルトタイプの骨盤ベルトの利用に慣れる事ができます。
ベルトタイプの骨盤ベルトは、ある程度までサイズを調整する事ができる商品が多いので、少し身体のサイズに合わなくても装着する事ができるのです。
ただし、骨盤の位置を把握しなければ、骨盤を固定させる事ができないので注意しなければいけません。
ガードル&スパッツ
ベルトタイプの骨盤ベルトとは違って『ガードルタイプ』や『スパッツタイプ』は、骨盤の位置を把握する必要がありません。
なぜならガードルタイプやスパッツタイプは、ストッキングを履くような装着方法になるからです。
そのため骨盤の位置を把握する事が面倒な方には、おすすめのタイプです。
ただしガードルタイプやスパッツタイプは、身体のサイズが少しでも合わなければ装着する事が難しいので、注意しなければいけません。
そのため、ガードルタイプやスパッツタイプを購入する際には、しっかりと自分の身体のサイズに合う物を選ぶようにして下さい。
骨盤ベルトを装着するタイミング
骨盤ベルトを装着するタイミングで頭を悩ませるのが、いつから骨盤ベルトを装着すれば良いのかという点です。
実は妊娠をした場合と出産をした場合では、骨盤ベルトを装着させるタイミングが違うので、詳しく紹介します。
妊娠した場合
妊娠をした時に骨盤ベルトを装着する場合には、骨盤がゆるみはじめてから、使用するイメージを抱いている方は多いかもしれません。
ところが、妊娠をした時に骨盤ベルトを装着するタイミングは、妊娠が分かったら、1日も早く骨盤ベルトを装着したほうが良いです。
なぜなら妊娠をしたら、赤ちゃんを出産しやすいように少しずつ骨盤が広がっていくからです。
骨盤が広がっていく時には、骨盤がゆるんでいくので、早めに骨盤ベルトを装着する事が重要になります。
そして骨盤ベルトには『産前産後用』と『産後用』などがあるので、妊娠をしている時は産前産後用の骨盤ベルトを利用するようにして下さい。
出産した場合
出産をした場合に骨盤ベルトを装着する場合には、産後2ヶ月ほどが大きな目安になります。
なぜなら赤ちゃんを出産したばかりの身体は、大きな負担をかけている状態なので、しばらく様子を見たほうが良いからです。
そして帝王切開した場合には、2ヶ月経っても、キズがまだ痛むようであれば骨盤ベルトは装着しないほうが良いです。
骨盤ベルトを巻くためのポイント
骨盤ベルトの種類や装着するタイミングが分かってもらえた所で、次に骨盤ベルトを巻くためのポイントを紹介するので、骨盤ベルトを検討している方は確認してみて下さい。
骨盤の位置を確認
ベルトタイプの骨盤ベルトを装着するためには、骨盤ベルトを装着させる位置を把握する事が重要になります。
骨盤の位置を確認するためには『恥骨(ちこつ)』と『大転子(だいてんし)』の位置を確認しなければいけません。
まず恥骨というのは、おへそに指を当てて、その指を真下のほうへ、ゆっくり下げていきます。
そして指が硬い所と当たった場所が恥骨です。
次に恥骨に当たった指を真横へ、ずらしていけば、出っ張った骨に当たって、この骨が大転子になります。
この恥骨と大転子のラインを目安にして、ベルトタイプの骨盤ベルトを装着します。
骨盤高位
骨盤ベルトを装着する際には『骨盤高位(こつばんこうい)』を覚えておく必要があります。
この骨盤高位とは、仰向けの状態になって、腰の下にタオルか布団を敷いて、胸より骨盤が高い位置にしている状態です。
骨盤ベルトを装着するために骨盤高位が重要になるのは、骨盤が広がっている時には内臓が骨盤のほうへ下がっているからです。
そのため骨盤高位の状態にする事で、内臓が下がらないようにして、骨盤ベルトを装着する事が重要になります。
ズレた場合
骨盤ベルトは、ゆるんでいる骨盤を固定する事ができますが、骨盤ベルトがズレてしまえば意味がありません。
そのため骨盤ベルトを装着しても、骨盤ベルトがズレた場合には、装着しなおす必要があります。
ただし外出中に骨盤ベルトがズレた場合には、骨盤高位の状態にする事は難しいので、外出中に骨盤ベルトがズレた場合は、骨盤高位ではない状態で装着したほうが良いです。
おすすめの骨盤ベルト
骨盤ベルトを装着するタイミングや巻き方などが理解できても、骨盤ベルトは数多くの商品が販売されているので、どの商品を購入したら良いのか悩んでしまいがちです。
そこで数多くの骨盤ベルトから厳選して、おすすめの骨盤ベルトを3種類まで紹介するので、参考にしてみて下さい。
トコちゃんベルト2
トコちゃんベルト2は、妊娠初期から産後まで利用する事ができるので、産後用の骨盤ベルトまで購入する必要がありません。
そのため育児にお金をかけたくて、骨盤ベルトにあまりお金をかけたくない方には、トコちゃんベルト2はおすすめです。
ただしトコちゃんベルト2は、ベルトタイプになるので、骨盤ベルトを装着させる位置を間違えてしまえば、骨盤を固定する事が難しいので注意しなければいけません。
そのような注意点もありますが、トコちゃんベルト2は、2種類のベルトを利用して『ダブル巻き』する事ができるので、しっかりと骨盤を安定させる事ができます。
犬印産後骨盤ケアベルト
犬印産後骨盤ケアベルトは商品名の通りで、産後にしか使用できないので、妊娠している時には使用できません。
ただし犬印産後骨盤ケアベルトには『補助ベルト』が装着されているので、骨盤ベルトがあまりズレないようになっているのです。
さらにお尻にフィットしやすい構造で作られている骨盤ベルトなので、フィット感が優れている骨盤ベルトになります。
骨盤ベルト 産後ガードル 補正下着
多くの女性たちは、骨盤ベルトと言えば、地味なデザインをしているようなイメージを抱いているかもしれません。
ところが、骨盤ベルト 産後ガードル 補正下着は花柄模様のデザインになっているので、若い女性でも気軽に装着する事ができます。
さらにお尻や太もも部分は透けて見えるので、骨盤ベルトなのにセクシーさをアピールする事ができます。
ただし骨盤ベルト 産後ガードル 補正下着は産後にしか使用できません。
さらにガードルタイプなので、自分の身体のサイズに合う物を使用して下さい。
まとめ
骨盤ベルトは、ゆるんでしまった骨盤を固定する事ができますが、正しい装着方法を知らなければ、骨盤を固定する事が難しいです。
そのため自宅で、骨盤ベルトを装着するためには、骨盤高位の状態で装着する事が重要になります。
そしてベルトタイプの骨盤ベルトは、ある程度までサイズを調整する事ができますが、あまりにも自分の身体のサイズと違う物を利用したら、骨盤ベルトを装着する事が難しいので注意して下さい。