凝った身体には血流を良くする入浴と入浴剤がおすすめ、腰痛緩和にも貢献してくれます

入浴・入浴剤

821292 / Pixabay

辛い辛い腰痛、何とか少しでも楽になりたいと思うのは、当たり前のことですね。

マッサージをしたり整体に通ったり、また温熱シートなどで和らげたり湿布したりと、腰痛持ちの人はあれこれ工夫しているはずです。

しかし何と言っても1日の終りのバスタイム、これが痛む腰のリラックスには最高の贈り物ですね。

そしてそこに入浴剤を使用すれば、もっと効果も上がります。



12年間腰痛の私が絶対おすすめする入浴剤ランキングはこちら




腰痛と言っても色々なタイプがありますが

肩こりも腰痛も、タイプは1つではありません。

原因も勿論、様々です。

しかし凝りが原因での痛みの場合は、そこを和らげてあげるのが最も痛みを軽減させる方法になります。

この凝りですが、筋肉が使われすぎてがちがちになった状態ですね。

加齢による腰痛も勿論ありますが、若い人でもこの凝りによる腰痛というのは、多数の人が経験しているはずです。

毎日のデスクワークで肩に力が入って抜けない、それが毎日続けば固くなって当然です。

重いものを運ぶのが仕事だったり、かがむことが多かったりすればやはり筋肉は凝ってくるものです。

筋肉が凝ってしまえば結果、血流も悪くなってしまいます。

血流が悪くなればまた、痛みも増すというものです。

ここまで来ると本当に、負のスパイラルに入ってしまうと言って過言ではありませんね。



12年間腰痛の私が絶対おすすめする入浴剤ランキングはこちら




凝った身体はどうやってほぐす

さてがちがちになった腰や肩をほぐすには、どうすればいいのでしょうか。

勿論マッサージなどでほぐす手もあります。

針やお灸でほぐすことも出来ます。

でも毎日そういったところに足を運ぶことも出来ませんし、正直治療費も馬鹿になりませんね。

出来ればもっと身近なところで、固まった身体を解したいものです。

とは言え肩はまあともかく、腰の部分には自力で手を回してのマッサージというのは、結構難しいものです。

あまりに頑張ってやっていたら、腕をねじってしまうとか、肩がこってしまうなど言う二次遭難にもなりかねません。

ここはもうちょっと楽に、何とかこりをほぐしていきたいものです。

バスタイムは心と身体のリラックスタイム

元々日本人はお風呂好きの民族だと言われています。

実際、湯船に浸かって極楽極楽とつぶやくのは、決してお年寄りだけではないはずです。

1日の疲れが取れていくのを、実感できるひと時ですね。

この湯船にのんびり浸かるというのは、要は身体全体を自然に温めて全身の血流を良くするには、最も適した方法です。

血の巡りが良くなるというのは、こういうことなのだと実感できますね。

なので凝り固まった肩や腰をほぐすのにも、本当に適した方法なのです。

お風呂に入るというのは清潔さのキープもありますが、それ以上に心と身体をリラックスさせて、めぐりを良くしてくれる方法なのです。

浸かっているだけでも効き目はありますが

さてこの湯船に浸かるという時、そのまま浸かっていても勿論血流は良くなります。

しかしここで入浴剤を使用することで、一層そのめぐりを良くすることも可能なのです。

香りで気持ちのリラックス効果

入浴剤の特徴に、色々な香りが楽しめるというものがあります。

それこそ様々な香りのついた入浴剤がありますので、自分の好みに合った香りのものを選ぶのがおすすめです。

単に血の巡りを良くして身体をリラックスさせるだけでなく、心もお気に入りの香りで癒やしてくれるのです。

もしなかなかお気に入りの香りの入浴剤に出会えなかったら、無臭の入浴剤を利用してください。

そこにお気に入りのアロマなど加えたり、バスルームにお香を焚いたりするのも手ですね。

気持ちが和らげば身体も柔らかくなるものです。

香りも充分に利用していきましょう。

炭酸ガス系の入浴剤はおすすめ

入浴剤にも様々なタイプがありますが、凝った身体に気持ち良く刺激が与えられるのが、炭酸ガス系の入浴剤です。

何と言っても、お湯にくわえると発泡して気持ち良く身体全体を刺激してくれるのが、嬉しいところです。

それだけでなく炭酸ガスはお湯に溶けた後、浸透圧により身体の末梢血管に吸収されていきます。

その結果血液中の二酸化炭素濃度を上昇させ、血管を拡張させてくれるので血行が促進されます。

端的に言えば、血流が良くなる様な成分が入っているということです。

これならより一層めぐりを良くすることが出来るというものです。

さてお湯の温度ですが、個人差もあるところですが、40度位が適当とされています。

熱いお湯が好きな人も、腰痛緩和に関してはちょっとぬるめのお湯に、時間をかけて温まるほうが効果的だということですね。

お湯の中なら浮力があるので

さて入浴剤でめぐりは促進されますが、やはりここでもうひと押ししたいものです。

お湯の中では身体は柔らかくなっていますから、背中に手を回して腰のあたりを軽くマッサージすることも、普段よりも簡単にできますね。

強くマッサージする必要はありません。

撫でるように円を描くようにやさしく撫でていってあげてください。

それだけでも血流の促進効果は、浸かっているだけよりも増してくれます。

またお湯の中は浮力がありますので、身体自体軽く感じるはずです。

実際、お湯の外よりも身体は軽くなっているので、腰への負担は減っています。

なので外でのマッサージよりも、無理がかかりません。

ゆっくりと身体全体伸ばして、腰だけでなく全身のストレッチを心がけるのがおすすめです。

自分でやるのが辛い場合、誰かに手伝って背中のマッサージとかしてもらうのもいいですね。

せっかく温まった後なので

お湯の中で入浴剤の効果もあって大変に身体が温まり、血流も良くなって腰の痛みも軽減されて出てきた後、そこで油断しないようにしてください。

せっかく良くなった血流をまた悪くしないように、お風呂上がりの冷えには注意をしたいものです。

夏などは辛いかも知れませんが、腰回りだけでも薄手の腹巻きなどで冷えないように守っておきます。

また風呂上がりで冷たいものが欲しいと思うでしょうが、これも出来れば冷たいものを一気は止めておきたいですね。

程々の温度の飲み物をゆっくりと、身体になじませるように飲むのがおすすめです。

内臓が一気に冷えると周囲の筋肉にも影響しますので、ちょっとだけ注意と我慢をしてください。

また腰痛緩和のストレッチなどするのは、この風呂を出た後の温まった身体でするのがおすすめです。

筋肉も関節も柔らかくなっていますので、程よいストレッチが筋肉を伸ばしてくれます。

凝り固まった筋肉というのは、短くなってしまっていますので、ここで軽く伸ばしてあげると腰痛緩和に効果的です。

入浴剤や風呂で暖めないほうがいい腰痛も

凝りが原因の腰痛の場合、入浴剤はこのように効果を発揮してくれます。

しかし全ての腰痛に有効とは言えません。

腰の部分に炎症を起こしていて、それが原因の腰痛の場合などは、温めるのはご法度です。

つまり、医師からの処方が冷湿布だったような場合ですね。

また腰椎や腰周辺に損傷がある場合なども、温めるのは逆効果です。

自分の腰痛がどちらのケースに当たるのかは、医師に相談してみるのが最もおすすめです。

自己判断ではなく、プロの意見に従ってより効果的に腰痛を緩和させていくことです。

まとめ

入浴剤を効果的に使用すれば、凝りが原因の腰痛には効果が発揮されます。

のんびりと湯船に浸かって、心も身体も開放して凝りをほぐし、血流を良くしていきたいものですね。

自分の症状や好みに合った入浴剤で、1日の終りのリラックスタイムをより有効にしていってください。

腰の痛みを抱えたまま寝るのは辛いものです。

入浴剤と心地よい温度のお湯で、腰痛緩和が出来れば熟睡も出来ますので、より一層身体も楽になるはずです。






入浴・入浴剤