腰痛対策の敷き布団にはカバーをした方が良い?しないほうが良い?
腰痛対策の敷き布団は、ただの敷き布団ではなく、そこにたくさんの仕掛けがあることが多いです。
そうなると気になるのは、そこにカバーをかけたほうがよいのか、それともかけないほうが良いのかという問題です。
カバーをかけると、やはりその分だけ効力が下がってしまうようにも思えるものです。
でも実際のところはどうなのでしょうか?
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敷き布団のカバーはかけたほうが良い
まず結論から見ていくと、基本的には腰痛対策の敷き布団であっても、カバーはかけたほうが良いです。
たしかにたとえば、敷き布団が直接体を温めてくれるような効果がある場合、カバーはかけないほうが良いのではないかと思うものです。
でも、カバーをかけたくらいで効果が弱まるのであれば、そもそも寝るときに服を着ている時点で効果が期待できなくなります。
しかし腰痛に悩んでいる方が服を着ないで寝ることはないでしょう。
基本的には腰に悪い行動や姿勢が腰痛の原因にはなりますが、冷えだって腰痛の原因であり、腰痛を悪化させる原因になりますから。
体を温めるために体を冷やすような格好で寝てしまうなんて本末転倒です。
だから服を着ないで寝ることはないのです。
そして服を着て寝るということは、その時点で一枚ないしは2枚くらいクッションが入ってしまっているわけなので、あまりクッションのことは気にしなくてよくなるのです。
それならばカバーはかけたほうが良いです。
カバーがないとすぐにへたってしまうことも
カバーには、実は汚れ防止の意味があります。
質感向上とかそういう意味でつけているのではなく、どちらかという汚れ防止の意味が大きいのです。
カバーをつけて汚れを防止するということは、カバーをつけないでいたら、どんどん汚れてきてしまうということです。
そしてその汚れは蓄積していきます。
蓄積していった汚れは、いつしか敷き布団から弾力を奪ったりして、腰痛対策としての効果を弱めてしまうのです。
カバーで薄まる効果よりも、それで効果が弱まってしまうことに気を付けるべきです。
だから基本的に、腰痛対策の敷き布団であっても、カバーをつけることがおすすめです。
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カバーは吸湿性の高いものを
ただ、カバーをつけるとは言っても何でもよいわけではありません。
適当にカバーを選んでいると、そのせいで腰痛対策敷き布団の効果を弱めてしまうこともあります。
ではどういうカバーであれば腰痛対策敷き布団の効果を薄めないでいられるでしょうか?
それはやはり、吸湿性の高いものになります。
敷き布団カバーを敷く目的です。
ではどういうカバーが汚れ防止能力が高いでしょうか?
それはやはり、吸湿性の高いものになるのです。
吸湿性の高いものを利用していれば、汗をかいたとしても、それが敷き布団まで届くことなく、そこで文字通りカバーしてくれます。
だから、しっかりと汚れを防止してくれるのです。
汚れの大半は汗
そもそも敷き布団に付着するような汚れの大半は、汗になります。
人は寝ている間にはすごくたくさんの汗をかきます。
一説によると、コップ一杯分の汗をかくというのです。
それだけの汗をかくのですから、やはりそれをしっかりと吸収してくれるものがないと、すべてが敷き布団に吸収されてしまうようになります。
それでは敷き布団から弾力性がなくなったりしても何ら不思議なことはありません。
それを防ぐために、吸湿性が高いカバーをするのです。
敷き布団カバーにおいては、吸湿性が高いものはたくさん売られています。
だから、選択肢に困るということはないでしょう。
でも、選択肢がありすぎて逆に選べないということはあるかもしれません。
そういう方は、まだ選択肢を絞るポイントが欲しいですよね。
もちろんまだ選択肢を絞るポイントはあります。
厚みがありすぎないカバーを使用する
敷き布団カバーの中には、厚みがあるものもあります。
例えばタオルのような厚みがあるものもあるのです。
でも、それはあまりおすすめできません。
厚みがある敷き布団をカバーをおすすめできない理由は、二つあります。
耐圧分散力が変わってしまう
まず一つは、耐圧分散力が変わってしまうということです。
腰痛対策の敷き布団というのは、基本的に耐圧分散力が高いものになります。
そんな高い耐圧分散力を誇る敷き布団の上に厚みがあるものを置いたら、体の沈み方が変わってくるのは当然。
結果、耐圧分散力が弱まってしまうのです。
耐圧を分散することで、腰にばかり負担がかかることを防ぎ、腰痛を楽にしてくれるというのが、腰痛対策敷き布団の仕組みであることが多いです。
つまり、耐圧分散力というのは、腰痛対策敷き布団のキーポイントとなるものなのです。
それなのに、それが減らされていたら、それはすごく問題です。
通気性も悪いことが多いから
必ずしもそうだというわけではありません。
でも、厚みのある敷き布団カバーは、通気性が悪いことが多いです。
通気性が悪いということは、寝ている間に汗をかきやすくなるということです。
寝ている間にどんどん蒸れてきたら、そのままどんどん汗をかくのは当然です。
たくさん汗をかいていたら、いくらそのカバーの吸湿性が高いとしても、それではカバーしきれなくなってしまい、敷き布団までそれが届いてしまう可能性が高くなってしまいます。
だから、通気性が悪い敷き布団カバーは避けないとなりません。
洗えるものを選択するべき
また、腰痛対策の敷き布団の上につける敷き布団カバーは、洗えるものであるとなおよいです。
洗えるかどうかなんて、あまり気にしないという方もいるかもしれません。
でも、洗えるかどうかは非常に重要な問題になるのです。
洗うことができれば、そこで一度汚れをリセットすることができます。
しかし、洗うことができないとそれはできません。
もちろん外に干したり、あるいはファブリーズなどの除菌消臭スプレーを吹き付けることで、ある程度のにおいや湿度などは飛ばしていけます。
ただしっかりとそれを洗うことと比べると、汚れを落とす能力は高くないのです。
そうしてそこに汚れなどが蓄積されたままになってしまうと、それの上で寝れば寝るほどにどんどん汚れが蓄積されていくということになります。
それを防いでしっかりと腰痛対策敷き布団をカバーしていくためにも、洗えるものを使用するべきなのです。
洗えるものは条件を満たすことが多い
また洗えるものは、ここまでに上げてきた腰痛対策敷き布団の敷き布団カバーとして適切なものの条件を満たすことが多いです。
たとえば洗えるものである以上、吸湿性は高くて当然です。
そして洗えるものなのですから、あまり厚みがあるものはありません。
結果、洗えるものという観点で選んでいけば、自然と腰痛対策の敷き布団カバーとして適切なものを選ぶことができる可能性が高くなるのです。
だから、まずはこの条件でソートして探していくというのもおすすめです。
ただこの条件でソートするだけではかなりの件数が出てくるので、ここからさらに他のことでソートすることも欠かせませんが。
まとめ
腰痛対策の敷き布団であっても、しっかりとカバーはつけるのが得策になります。
腰痛対策の敷き布団は、ただの敷き布団と比べると高いことが多いです。
そんな高い敷き布団を使用するのですから、より効果的に、そして何より、より長く使えるようにした方が良いに決まっています。
だからぜひ、カバーはつけて使用するようにしていってください。