妊婦が腰痛になったら使いたいマットレス
歳を重ねるごとに腰痛になる人も増えますが、女性の場合は妊婦になった時に腰の痛みを訴える人も多いです。
年齢的に考えるとまだ腰痛とは無縁のような気もしますが、妊婦の場合は想像以上に体に負担がかかっていることも多く、なってみて初めてその辛さに気づくこともあるでしょう。
お腹が目立たないうちは大丈夫ですが、だんだん月齢が進み大きくなってくるとかなりの重さがあります。
腰痛になると気分的にも滅入りますし、妊婦にとってはかなりしんどいのではないでしょうか。
特に夜寝るときはお腹の位置なども気になるため困ることもあるでしょう。
ただマットレスによっては妊婦でも楽に過ごせるものもありますので、必要なら利用してみるといいかもしれません。
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想像以上に腰に負担がかかっています
一般的にあお向けで寝ると腰と肩のあたりに負荷がかかりやすいといわれています。
また妊婦になるとそこに赤ちゃんの重さがかかりますので、腰回りは相当な負荷がかかっていることになるでしょう。
仰向けで寝るのはかなりしんどい状況です。
また横になってもお腹の重さが邪魔をして寝返りをうつのも大変な事が多くなります。
他の臓器も圧迫されますので息苦しい場合もあり、なかなか安眠できない場合もあるでしょう。
妊婦になると寝る姿勢を確保するだけでも大変な作業になってしまいますので、マット選びはとても重要になってくるでしょう。
普通の人よりもいろいろな面に配慮しながら選ぶ必要があるのかもしれません。
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柔らかいと負荷がかかりすぎます
身体をいたわるためについフワフワの柔らかいマットレスを選びそうになりますが、それだとよくありません。
妊婦の場合は特に普通の人よりも腰回りに負荷がかかっていますから注意が必要でしょう。
低反発などの柔らかいものは沈み込みも激しく、そこに圧力が集中してしまいます。
最初のうちは居心地よく感じるかもしれませんが、次第に腰に負荷がかかって寝苦しくなってしまいます。
沈み込みが激しいため身体を起こすのにも力が必要になるでしょう。
赤ちゃんのためにも質の良い眠りを確保する事が大切ですので、手触りや感触だけでマットレスを選ばないようにしましょう。
硬めの方が寝やすい
マットレスといってもいろいろなものがありますが、妊婦に向いているのは高反発などの硬めのものになるでしょう。
お腹周りにかかる負荷を少しでも和らげるためには、必要以上に沈み込まないマットレスの方が安心です。
適度に圧力がかかる高反発マットレスだと腰痛があってもなんとか寝られそうです。
最初は少し硬いと感じるかも知れませんが、それによって寝るときの姿勢もある程度保つことができるでしょう。
寝返りを楽にするなら高反発マットレス
人は寝ている間に何回も寝返りをうっています。
それにより体温調節や血液循環を整えたりするのですが、妊婦になっても同様に必要となってきます。
ただ重たい体を何回も動かすというのはかなり大変な作業です。
寝返りをうつだけでも体力を消耗してしまうのではないでしょうか。
高反発のマットレスだとそれも楽にできますので、無駄な体力の消耗がなくなります。
寝返りをする際に反発力をうまく利用し、少しの力で向きを変えることができるでしょう。
妊婦専用のマットレスもあります
最近は妊婦の人専用のマットレスなども売られています。
高反発のものも腰痛にはいいとされていますが、もしも寝苦しいようなら試してみるといいかもしれません。
この妊婦用のマットレスはお腹があたるあたりが少し柔らかめにつくられています。
高反発の場合は全体的に硬めにつくられていますが、妊婦用は負荷のかかる腰の部分だけ違っていますので、使い心地も違ってくるでしょう。
妊婦の場合は通常の腰痛とは状況が違いますので、もしも改善しないようなら試してみる価値はあるのではないでしょうか。
まとめ
妊婦のうちはお腹が大きいだけでもかなりの負担がかかっています。
腰痛になることでさらに負荷も加わってしまうため、普通の人よりも苦痛に感じてしまう場合が多いのではないでしょうか。
そのまま我慢しているとストレスにもなりますので、できる限り取り除いてあげるようにしましょう。
マットレスをうまく活用し、出産までにいい状態をつくってあげることが大切かもしれません。