マットレスを処分するときの注意点は?気をつけたい6つのポイント

マットレス・敷き布団

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マットレスは、寝るときの重要なアイテムのひとつですが、ずっと使い続けることはできません。

古くなったら、新しいものに買い替える必要があるので、いつかは処分する日が来てしまいます。

そして、マットレスを処分するなら、適当な方法で捨てるべきではありません。

失敗しないように、しっかりと注意点を押さえておくようにしましょう。



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寿命を見極める

マットレスの処分について考えるときは、「どうなったら寿命なのか」というポイントを、しっかりチェックしておくべきです。

長持ちすると10年くらいはもつこともありますが、すべてのマットレスがそれほど長持ちするわけではありません。

「まだ10年にならないから大丈夫」と油断していると、いつのまにか劣化がひどくなっていることもあるのです。

そんなマットレスを使い続けていると、体に負担をかけてしまうこともあるので、処分が必要になる劣化のサインは、見逃さないように注意しておきましょう。

中央が凹んでいる

マットレスに寝たとき、最も重さのダメージが大きいのは、中央部分になります。

人間の体は、腰のあたりが一番重いため、どうしても真ん中は凹みやすくなってしまうのです。

したがって、寿命かどうか確かめるためには、敷きパッドなどをすべて取り払って、マットレスの真ん中を撫でてみてください。

はっきりと凹んでいることがわかるようなら、それは買い替えのサインです。

凹んだマットレスに寝ていると体が曲がるので、睡眠を妨げてしまったり、起きたときに体の痛みを感じたりします。

そうしたデメリットを避けるためにも、凹みは見落とさないようにしましょう。

スプリングが当たる

マットレスに寝たとき、背中に固いものが当たるようなら、かなり劣化が進んでいる証拠です。

生地が破れていたりすると、中に入っているスプリングが直接背中に触れるので、快適に眠ることができません。

マットレスが原因でよく眠れないのであれば、それは買い替えの時期が来たということです。

また、万が一スプリングが切れていたりすると、背中を傷つけてしまう可能性もあるので、怪我を防ぐためにも、このポイントはしっかりチェックしておきましょう。

変な音がする

マットレスからギシギシという音がするときも、劣化のサインになります。

ベッドフレームからずれているときも音がすることはありますが、きちんと正しい位置にあるにもかかわらず、なぜか変な音が出るようなときは、マットレスの中のスプリングが原因です。

スプリングが劣化していると、位置がずれていなくても、寝返りをうつたびに音が鳴ってしまいます。

この音も、安眠を妨げてしまう要素のひとつなので、あまりうるさいときは、思い切って買い替えてしまいましょう。



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中のものを出す

寿命がきてしまったときは、どんなにお気に入りのマットレスでも買い替えなければなりません。

そうなると、古いものは処分することになりますが、特殊なマットレスの場合は、ただ捨てるわけにはいかないので、事前の準備が必要になります。

気をつけておきたいのは、エアマットレスやウォーターマットレスになります。

エアマットレスの中には空気が、ウォーターマットレスには水が入っていますが、そのままの状態では処分することができません。

捨てる前に、中の空気や水をすべて出してしまいましょう。

そうすると、マットレスが小さくなるので、自分で運ぶときの労力を軽減することができます。

楽に処分するためにも、しっかり準備をしておきましょう。

運搬の方法があるか

マットレスは、粗大ゴミ券や粗大ごみシールを買っておくと、粗大ゴミとして自治体が処分してくれます。

1,000~2,000円で処分することができるので、手軽なイメージもありますが、運搬の方法についてはよく考えておくようにしましょう。

自治体はあくまでも処分してくれるだけであり、運搬のために何かしてくれるわけではないので、収集場所までは自分で運ばなければなりません。

そのため、誰かの手を借りることができず、一人で運ばなければならない場合や、運搬のための車がない場合などは、かなり困ってしまいます。

粗大ゴミとして出す方法は、「どうやって運ぶか」ということを事前によく考えて、確実に処分できそうなときに選択するようにしましょう。

無造作に置かない

マットレスを粗大ゴミとして処分するときは、収集場所に置くときも注意点があります。

収集場所は、他にも多くの人がゴミを出しに来るので、誰かの迷惑になるような置き方は避けるべきです。

人が歩くところにはみ出すように置いたり、むやみに広く場所を取ったりするのはやめてください。

収集場所では、できるだけ邪魔にならないように、スマートな置き方をするのが基本です。

マットレスは、紐などで縛ればコンパクトにできるものもあるので、粗大ゴミとして出すなら、工夫して処分するようにしましょう。

解体は安全に

マットレスは、自分でバラバラに解体してしまえば、普通の家庭ゴミとして処分することができます。

この方法なら、お金は一切かからないので、費用を節約したいときはおすすめです。

ただし、大きなマットレスを解体するとなれば、そのための労力や時間が必要になるので、難易度は高くなります。

場合によっては怪我をすることもあるので、安全に解体するための対策は、しっかり行うようにしてください。

大きくて頑丈な道具を

マットレスを解体するには、カッターで生地を切り裂く必要がありますが、その辺にある普通のカッターを使うのはやめましょう。

すぐに折れたりするようだと、自分に向かって刃が飛んできたり、マットレスの中に残ってしまったりするのです。

そうしたデメリットを防ぐためには、なるべく大きくて頑丈なものを使うようにしてください。

家の中にないときは、きちんと購入して、安全に作業を進めていきましょう。

自分の身を守る対策

マットレスを解体するときは、中のスプリングを細かく切断する作業もありますが、そのときは破片に注意しなければなりません。

切ったときの破片が手に当たったり、顔に飛んできて目や口に入ったりすることも考えられます。

怪我を防ぐためには、マスクやメガネ、軍手といった装備をしっかり整えておきましょう。

自分を守ってくれるものを身につけておけば、安全に解体作業を進めることができます。

業者選びは慎重に

マットレスを処分するときは、廃品引取業者に依頼する方法もあります。

10,000~15,000円が相場なので、お金はかかってしまいますが、運搬も行ってくれるため、楽に処分できるというメリットがあります。

ただし、この方法を選択するときは、どの業者に依頼するか、慎重に考えることが大切です。

多くの業者の中には、悪質な商売をしているところもあるので、「他より安いから」という理由だけで安易に決めるのはやめてください。

やたらと安さをアピールしているとことは、違法な業者である可能性が高いので、料金以外の要素もしっかり確認しておきましょう。

見積もりを出してくれるか

処分を依頼する廃品引取業者を選ぶなら、安さばかりでなく、見積もりを出してくれることも重視すべきです。

通常はきちんと見積もりを出してくれるものですが、いろいろと理由をつけて渋るような業者は、あとから高額な追加料金を請求してくる可能性があります。

そうした悪徳業者を避けるためには、普通に見積もりを出してくれるかどうか、よく確かめてから決めるようにしましょう。

まとめ

劣化したマットレスは、「もったいないから」という理由で使い続けていると、体に負担をかけたり、睡眠を妨げたりすることがあります。

そうならないためには、しっかり買い替えるべきですが、ここで紹介した処分するときの注意点は、忘れずにチェックしておくようにしましょう。

注意点を把握して適切に処分すれば、すんなりと買い替えを済ませ、また心地よく眠ることができます。