マットレスを処分するときによくある失敗は?避けたい5つのポイント

マットレス・敷き布団

マットレスは、長く使っているうちに、劣化してくるので、いつかは使えなくなる日が来ます。

そのときは、今まで使っていたものを処分して、新しいものを購入することになりますが、処分の方法には注意しなければなりません。

NGなポイントをしっかり押さえておかないと、失敗することがあるのです。

では、避けるべきポイントとはどんなものなのか、詳しく説明していきましょう。



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中身を捨てていない

マットレスを処分するときは、中身のチェックを忘れずに行うようにしましょう。

ウォーターマットレスやエアマットレスは、中に水や空気が入っているため、そのままで処分することはできません。

確実に処分するためには、まず中身を捨てることから始めてください。

ウォーターマットレスの水を流し、エアマットレスの空気はしっかりと抜き、完全に空の状態にしておけば、問題なく処分することができます。

面倒だからといって省略せず、確実に済ませておくようにしましょう。

扱いやすくする

マットレスの中身をきちんと捨てておくことは、自分の労力を軽減するためにも大切なことです。

中身が残ったままにしておくと、運ぶときに苦労することになります。

ぎっしり中身が詰まったマットレスは重いので、汗だくになって運ぶことになる場合も多いのです。

マットレスはただでさえ大きいものなので、自分で運ぶにはそれなりの労力を使いますが、中身が入っていれば、さらに疲れてしまいます。

できるだけ楽に運びたいなら、省けるものはしっかり省いて、扱いやすい状態にしておくことをおすすめします。



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業者選びが適当

マットレスを処分するときは、廃品引取業者に依頼すると、自分で運ぶ労力をゼロにすることができます。

業者が取りに来てくれるのであれば、わざわざ大変な思いをして持ち運ぶ必要はありません。

家で待っているだけで、古いマットレスを運び出してくれるのです。

業者に頼む方法だと、10,000~15,000円前後のお金がかかりますが、自分でどこかへ運ぶ手段がないときには、とても役立ちます。

ただし、利用する業者を選ぶときは、適当に選んだりせず、慎重に検討すべきです。

多くの業者の中には、廃品を処分したい人をターゲットにした悪徳業者も潜んでいるので、怪しいところは確実に避ける必要があります。

安すぎる業者は要注意

よくない業者を避けるためには、まず料金に注目してください。

楽に処分したいなら、運び出してくれることは魅力的なメリットですが、出費もできれば少ない方が助かるものです。

そんなときは、料金が安い業者ばかりをチェックしてしまいますが、安すぎる業者を安易に選ぶべきではありません。

あまり安いところを選ぶと、よくない業者に引っかかる可能性が高くなるのです。

安いと誰でも嬉しいものであり、つい目が眩んでしまうこともありますが、相手はそこをうまく突いてきます。

不自然なほど安いところには、何か裏があると考えておくべきです。

安さも選ぶときの重要なポイントではありますが、料金だけで決めるのはリスクが大きすぎるので、他の要素も考慮して、じっくり考えるようにしましょう。

見積もりを確認しよう

悪い業者を避けるなら、見積もりの有無もよい判断材料になります。

通常の業者は見積もりを出してくれるものですが、悪質な業者は、いろいろと理由をつけて出してくれないことがあります。

そんな業者に頼んでしまうと、あとから高い追加料金を請求されたりするのです。

したがって、もし見積もりを渋るようなら、そこはやめて別の業者を探すようにしましょう。

収集場所での置き方が悪い

マットレスを粗大ゴミとして処分する場合は、自分で収集場所まで運ぶことになりますが、置き方のミスには十分注意してください。

収集場所は他の人も利用するので、適当に置いて通路を塞いだり、やたらと広く場所をとったりしてはいけません。

あまり置き方が悪いと、トラブルに発展する可能性もあります。

それを避けるには、無造作に置いたりせず、きちんと寄せて、迷惑にならない置き方をしてください。

ひもで縛ってまとめられるものは、なるべくコンパクトにして、スマートに置けるように工夫するのもおすすめです。

解体の準備をしていない

お金をかけずにマットレスを処分したいときは、バラバラに解体して分別し、家庭ゴミとして出す方法があります。

ただし、解体するときは失敗も多いので、しっかりと準備をしてから取りかかるようにしましょう。

まず、自分を守るための装備は忘れずに揃えておくべきです。

解体では、ホコリや中身の羊毛などが舞うことになるので、目や口に入らないように、メガネやマスクをつけておきましょう。

そうしておくと、中のスプリングを切断するとき、欠片が顔に飛んできても安心です。

また、解体をスムーズに進めるために、カッターやハサミといった刃物は、大きくて頑丈なものを用意してください。

すぐ折れたり刃が欠けたりすると、いつまで経っても解体作業が進みません。

折れたときに欠片で怪我をすることもあるので、適当に選ばず、なるべくしっかりしたものを探しましょう。

そして、室内で解体するときの床への配慮も重要です。

室内で解体を行えば、散らばった中身やホコリで床が汚れます。

あとから大変な思いをしないように、ブルーシートや新聞紙をあらかじめ敷いておき、その上で作業を進めるようにしましょう。

もし庭に出せるようなら、外で行うのもおすすめです。

寿命のチェックをしていない

寿命のチェックは、実際に処分する前のポイントではありますが、抜けていると大失敗につながることも多いので、必ず押さえておくようにしましょう。

マットレスの寿命についての知識がなく、適当に判断してしまった場合、まだ使えるものを手放してしまったり、早急に捨てなければならないものを手元に置いたりすることがあります。

そのような失敗を避けるためには、寿命のサインを知っておくことが大切です。

寿命が来たマットレスの特徴を把握していれば、本当に処分すべきものかどうか、正確に判断することができます。

凹みがひどいものは処分

マットレスは、重さの負担が大きい部分から凹みがひどくなっていきます。

人間が寝るときは、腰のあたりが最も重くなるので、真ん中が大きく凹んでいるようなものは、できるだけ早く買い替えることをおすすめします。

凹んだものを無理に使っていると腰を痛めるので、いつまでも残しておかず、思いきって処分してしまいましょう。

また、スプリングが背中に当たるときも、かなり劣化している証拠です。

スプリングが入ったマットレスは、クッションがへたりすぎると、硬い感触が背中に当たり、睡眠を妨げてしまいます。

ぐっすり眠るためにも、早めに交換してください。

音がうるさい

劣化したマットレスは、寝返りをうつ度にギシギシと音がするので、気になって眠れなくなることがあります。

そうした音が大きくなり、頻繁に聞こえるようなときは、買い替えを検討すべき時期になったということです。

寝不足にならないように、ここまで紹介してきたポイントに注意しながら、早めに処分してしまいましょう。

まとめ

マットレスを処分するときは、適当に考え、適当な方法で捨てたりしてはいけません。

ここで紹介したように、失敗の原因は多くあるので、それらを確実に避けておかないと、大きな失敗をすることもあるのです。

少し苦労するくらいならまだしも、解体するときのように怪我をすることもあるので、注意点は軽視しないでください。

避けるべきポイントをしっかり把握して、正しく処分していきましょう。