もう痛みに悩みたくない!いつもの敷き布団でできる腰痛対策
夜寝る前はそこまで痛くなかったのに朝起きてみると何だか腰がとても痛い。
そんな経験はありませんか?
なぜか朝だけ腰が痛くなったり、十分寝たはずなのに体が重たかったりすることがありますよね。
寝る前の行動や敷き布団やベッドなどの寝具を変えてみると症状が改善するかもしれません。
この記事では朝の重たい腰痛を少しでも和らげる方法をいくつかご紹介します。
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就寝時には腰回りを冷やさない
腰まわり冷えていませんか?
体の冷えは腰痛を悪化させる傾向があります。
なるべく温めて筋肉やコリがほぐれるように意識してみましょう。
例えば敷き布団の場合は床が冷えているとダイレクトに冷えが伝わってきてしまうことがあります。
できるなら床暖房を付けてみたり、腹巻きなどでお腹、腰回りが冷えないようにカバーしておいたりする方法がおすすめです。
夏場であっても何もかけずに寝るより薄手のタオルケットをお腹の上に敷くことがおすすめです。
腰を温めようとしてホッカイロを貼ったまま寝たり、ベッドに入れたまま寝てしまったりすると低温やけどの原因にもなるので注意しましょう。
どうしてもベッドや敷き布団の冷えが気になる時は寝る前に布団の中に湯たんぽを入れて布団の中を温めておいたりしておきましょう。
就寝時には湯たんぽを一度出してから寝ることをおすすめしますが、どうしても寝ている間に冷えて起きてしまうという人は足元の下の遠くの方に湯たんぽを置くといいでしょう。
ただし寝ている間に湯たんぽが動いてしまい肌に触れて低温やけどを引き起こす可能性もあるので就寝前には湯たんぽを出してから寝ることをおすすめします。
布団乾燥機を活用してみよう
布団乾燥機を知っていますか?
どうしても湿気で湿りがちな布団を乾燥したり、布団の中のダニなどの虫を殺してくれたりする機械のことです。
一般家庭にはあまり置いていない商品かと思いますが、来客の多い家庭や宿泊施設を営む施設によく置いてあることがあります。
この布団乾燥機には布団を温める機能が付いているものも多く冬場はとても活躍します。
どうしても湯たんぽだとお湯を沸かさなければならないし、お湯で火傷してしまうこともあります。
低温やけどの心配があるのでベッドの中にずっと入れてはおけないし湯たんぽのお湯を朝捨てる手間もあります。
布団乾燥機であれば就寝前に温めておくことで就寝する時に暖かい布団で寝ることができます。
冷えると悪化してしまいがちな腰痛対策にはぴったりの機械です。
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布団に入る前には必ず入浴しよう
腰回りや体を冷やさないためにも帰宅後もしくは就寝前の入浴がとても大切です。
腰痛は日頃のストレスや緊張から姿勢が悪くなり腰に負担がかかることもあります。
1日の疲労をお風呂場でしっかりとケアすることも腰痛改善の方法の1つでもあります。
入浴後は敷き布団の上での軽いストレッチがおすすめ。
疲れている体を就寝前にストレッチして伸ばすことで翌朝の疲れを少しでも和らげることができます。
「すごく疲れているからストレッチなんてしていられない!」そんな風に思う人もいるかもしれません。
どうしてもストレッチは面倒と感じてしまう人におすすめの簡単ストレッチをご紹介します。
敷き布団の上でできる簡単ストレッチ
布団で横になる前に1日頑張った自分を労わるように背伸びをします。
ぐ〜っと上に伸びると猫背気味だった姿勢も整えられます。
これは立ったままでも座ったままでもどちらでも構いません。
緊張や不安、疲れでガチガチに固まった体にリラックスの感覚を与えることが大切です。
背伸びとともに深呼吸するように体を緩めていきます。
そして布団の上で前屈の姿勢になり足裏と膝裏を伸ばします。
ストレッチをする時に腰が痛いと感じたら無理をせず呼吸を整えるくらいにしておきましょう。
大切なのは体の力を抜いてリラックスして深い眠りにつくこと、そして腰周りの力を抜いてあげることです。
次にベッドに横たわり自分の足を太ももの裏から抱えながら足を上に伸ばします。
太ももの裏を伸ばすようにしていきます。
ほかにも肩まわりや首まわりのコリが気になる時には首や肩をゆっくり回してほぐしていきましょう。
足首や手首を回すこともおすすめです。
ヨガや独自のメソッドのストレッチも良い方法なのですが、どうしてもやり方を忘れてしまったりする時もありますよね。
ついついスマホでやり方を確認しようと思うとスマホの光や通知で就寝に集中できなくなることもあります。
今回例に挙げたのは私自身の腰痛がひどい時に実践している方法ですが自分が馴れ親しみのあるストレッチを行うことが1番おすすめです。
「あれ?
このストレッチってこうだっけ、ああだっけ」と毎日なってしまうとストレッチをするだけでも面倒に感じてしまいイライラしてしまうこともあります。
自分が義務教育で習った簡単なストレッチでもいいしどこかで覚えたストレッチでも構いません。
大切なのは就寝前の体、腰まわりを意識的にほぐしてあげることです。
ゆっくり深呼吸をして腰まわりの痛みとコリをケアしてあげましょう。
起きてすぐできる腰痛対策
腰が痛いと朝起きるのも一苦労ですよね。
そんな時におすすめなのが布団の近くに温かいお湯の入った水筒を置いておくこと。
朝起きて温かいお湯で体の中から腰まわりを温めるように意識しておくと少しでも痛みがほぐれることがあります。
朝起きて布団から出てお湯を沸かすことが辛い日もありますよね。
前日の夜、就寝前に保温機能のある水筒にお湯を入れて布団の横に置いておけば朝起きてすぐ飲むことができます。
この時に熱湯を入れてしまうと朝起きて飲む時に火傷してしまうことがあるので口に入れて少し温かいぐらいの温度がおすすめです。
手などで水筒を倒してしまわない位置に置いて中のお湯が漏れないようなしっかりとしたつくりの水筒がおすすめです。
また朝飲む時は飲み口からそのまま飲むものではなくコップ付きの水筒の方が火傷の心配もなくこぼすリスクも少なくなります。
布団から起き上がれないそんな緊急事態のために
腰痛を抱えている人はいつギックリ腰になるかわかりません。
起きてすぐになってしまう人もいるために布団の近くには携帯電話など連絡が取れるものや痛み止めや薬を処方されている人は薬を飲める位置に置いておきましょう。
ギックリ腰と自分で判断できなくても、腰がとても痛くて朝起き上がれなかったり、立ち上がれなかったりする事態が発生することもあります。
すぐにかかりつけの医師や家族、職場に連絡できるように環境を整えておきましょう。
敷き布団や寝具のグッズにこだわろう
最近では腰痛対策のマットレスや敷き布団が売っています。
布団は固くて嫌だからといってベッドを買ってしまう人もいるかもしれません。
布団やベッドというアイテムに関係なく自分の体に合った寝具を選ぶことが最もおすすめです。
いきなり柔らかいベッドにしてしまったら腰が逆に痛くなってしまったという人もいるでしょう。
ネットで高レビューで口コミも良く、価格も手頃なものを買う方法もおすすめですが、実際に店舗に行って専門のアドバイザーにおすすめの商品を選んでもらう方法なら間違いはありません。
マッサージに行くより寝具にお金を使ってみよう
腰痛持ちの人はおそらく週に2〜3回マッサージに行くこともあるのではないでしょうか?
お金がもったいないという気持ちとは裏腹に腰の痛みはそんな考えも吹き飛ばすほどの威力を持っています。
マッサージも体を癒す方法ではありますが次の週末はマッサージの代わりに寝具専門店に足を運んでみませんか。
腰痛を別の角度のアプローチから癒すことも新たな発見や治癒に繋がる道になるかもしれません。
まとめ
毎朝辛くなる腰痛。
ちょっとの対策で痛みが少しでも緩和ささればいつもより1日を穏やかに過ごせるかもしれません。
毎日ちょっとずつ習慣でケアしていくことがとても大切です。
いつもより痛みがとてもひどい、起き上がれないほどの痛みがある場合は医師の診察が必要になる病気などが隠れている場合もあります。
腰痛になる人は仕事や家事、勉強に頑張り屋さんの人が多いかもしれません。
自分の体や腰の声をよく聞いて日常的にケアを心がけることが腰痛対策では大事なことかもしれません。
いつもの敷き布団の上でいつもとは違うアクションを1つだけでも実践してみませんか。