どうしても自分に合った枕が見つからない場合は、オーダーメイドで作ってみるのも有益な方法
快適な睡眠のためには、適切な枕選びは欠かせないものです。
しかし自分に合った枕が見つからず、何度も枕を交換する人もいます。
高さ、大きさ、硬さなど、市販の枕では適当なものが見つからない場合は、思い切ってオーダーメイドで自分だけの枕を作ってみるのも一つの方法です。
オーダーメイド対応のメーカーも多くあるため、条件が合えば利用を考えてもいいでしょう。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
目次
オーダーメイドの枕を使用するメリット
使用している枕が合っていないと、寝つきが悪くなることがあります。
私自身も、かつて自分の体に合っていない枕を使用していた時は、何度も寝返りを繰り返して安眠できなかったことがあります。
不適切な枕は、首の痛みや肩こりの原因になる可能性も考えられます。
頭痛やしびれ、いびきの原因になっていることもあり、快適な日常生活を送るためにも枕を適切なものに替える必要があるでしょう。
その際には、しっくり合った枕を見つけるのが難しいケースもあります。
例えば、元々肩こりや腰痛などの持病を抱えている人であれば、なおさら自分自身に最適な寝具を選ぶ必要性が出てきます。
高い要求水準を満たすような枕を見つけるには限度もあるでしょう。
そんな時に、自分の身体的特徴にベストマッチしたオーダーメイドの枕を作ることは可能です。
実際に自分の体を計測してそれに適した枕を制作することになるため、自分だけのオリジナルなフィットする枕になる期待が持てます。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
制作費用とメンテナンス費用を確認する
オーダーメイドで作る場合に、気になるのは費用のことでしょう。
一般的な市販の枕に比べて、言うまでもなくオーダーメイドは高価です。
2万円以上かかるような枕もあり、通常の枕を購入することと比較して大きな予算が必要です。
また作った枕は長期間使用することになるため、定期的なメンテナンスも必要になります。
メンテナンスはオーダーメイドの枕を作ったメーカーが行いますが、それにも料金がかかる場合があり確認が必要です。
オーダーメイドの枕は高価であるためより慎重に購入すること
オーダーメイドの枕を購入する場合は、確かに費用面は気になりますが、かといって中途半端なオーダーメイド品では、使用中の満足感が期待ほど十分に得られないケースもあります。
初期費用がかかっても、きっちりしたものを作ることが結果的に長持ちし、コストパフォーマンスの優れたものになります。
もちろんコスト意識は大切ですが、オーダーメイド品という性質上、品質を重視して選ぶのが適切です。
実際の店舗で自分の身体的特徴を把握してもらうことが大切
オーダーメイドの枕を作る場合は、必ず専門家に自分の身体をしっかり計測してもらいましょう。
簡単な数値の確認だけでオーダーメイド品が完成するようなものでは、不十分な品になる可能性もあります。
ネット上のやりとりで済ませるのではなく、実際の店舗で確実に身体的特徴を計測してもらうことが必要です。
自分の体型は、自分自身でつかめていない部分も多いです。
専門家に計測してもらうことで、自分ではわからなかった身体的特徴がはっきりします。
顧客と綿密なカウンセリングをしながら制作を進めていくメーカーもあります。
現在の眠りがどのような状況であるか、体の痛みや寝つきなど、様々なカウンセリングを行いながら枕制作を進めていきます。
こういった丁寧な制作方法であれば、さらに自分にとってクオリティの高い枕が完成する可能性が高いです。
オーダーメイドの枕を作る機会は、頻繁にあるわけではありません。
制作の部分が最も重要なところですから、面倒がらずに慎重に行っていくといいでしょう。
実際の店舗ではその場で枕の調整が可能
実際の店舗でオーダーメイドの枕を作るメリットは、何度も調整が可能という点です。
細かな調整をしていくことで、さらに完成度の高い確実なものができてくるでしょう。
実店舗の場合は、その場で枕の使用感を確かめることができるため効率的です。
最適な枕を作るためにはこの微調整がとても大切です。
ネットで完結するようなスタイルでは難しいですが、実店舗の場合であればこの作業を入念に行うことができます。
数種類の中から素材が選べることも魅力的
枕の硬さについても、個人的な好みがあるでしょう。
オーダーメイドの枕では、中身の素材を自分で選ぶことができるため便利です。
数種類の素材の中から、自分の身体的特徴や好みに合った最適な素材を選ぶことが可能です。
また、購入後に別の素材に変更したい場合も、依頼すれば取り替えることができるため安心です。
アフターサービスをしっかり確認しておく
オーダーメイドの枕を注文する場合には、どのようなアフターサービスがあるのかについて確認しておくことが必要です。
柔軟なメンテナンスに対応してくれる業者であれば、使用後に違和感があってもすぐに対応が可能です。
また、合っている枕であっても、長年使用すれば経年劣化によって使用感が劣ってきます。
その都度調整してもらえれば、同じ枕を可能な限り長く使用することができるため安心です。
メーカーによっては、様々なメンテナンスを無料で提供しているところもあります。
各業者のメンテナンスコストも意識して、業者選びを行うといいでしょう。
一定期間の利用後に判断する
枕を取り替えてすぐの後は、使い慣れていないだけに不具合を感じることもあります。
市販の枕にもありますし、オーダーメイドの枕でも起こり得ることです。
最初はしっくりこないと感じても、それは一時的なことの場合があります。
使い慣れるとフィットしてくることも多いです。
一定期間利用してから、その枕が適切かどうかを判断するといいでしょう。
2週間程度使用してもやはり違和感があれば、メーカーにしっかり調整してもらう必要があります。
また、体に痛みを抱える人で、枕を替えることで改善につながらなかった場合、期待が大きかっただけに落胆するケースもあります。
しかし、その痛みは枕が原因で起こっているとは限りません。
原因の場合もあれば、そうでない場合もあります。
枕が原因の場合であれば、最適な枕は体の痛み軽減につながる可能性がありますが、痛みの深刻度合いによっては、通院による治療が必要な場合もあります。
オーダーメイドの枕を作る場合はどうしても期待値が高くなりますが、快適な睡眠を促すアイテムとして第一義的に枕の使用を考えることが大切です。
マットレスとの関係で枕の使用感は変わる
枕は、マットレスとの関係も非常に重要です。
店舗のマットレスに枕を置いて使用感を確認した時と、実際に自宅のマットレスで確認した時とでは、違いが生じるケースもあります。
なぜなら、マットレスの硬さがそれぞれで違うからです。
したがって、自宅で使用する際には、店舗で確認したのと感覚のズレを感じることもあるため、その点でも枕の微調整が必要になってくることがあります。
これについても、購入後から2週間程度はその枕を使用してみて、その感覚で判断してみることがおすすめです。
マットレスとの関係性についても、事前に専門家とのカウンセリングの中で意見を聞いておくと有益です。
まとめ
枕選びに悩んでいる人にとっては、オーダーメイドの枕は魅力的な選択肢です。
費用面のこともあり、失敗した時の怖さもあるでしょう。
しかしメンテナンスで微調整はいくらでも可能であるため、その心配はありません。
インターネットの比較サイトなどで、オーダーメイドの枕を製作してくれる業者を比較することもまた、その不安を解消する手助けになります。
事前の相談を無料で行ってくれる場合も多いため、興味のある人は利用してみてもいいでしょう。