姿勢の癖を見極め自分にあった寝方を探そう
ほとんどの人が一生に一度は経験すると思われる「腰痛」ですが、昨今ではなんと学生でも腰痛に悩む人がいると聞きます。
ある日突然腰に激痛が走って、動けなくなってしまったり、なんだか腰がダル重い、違和感や痛みを感じるなど、人によって様々な表れかたがありますね。
そんな腰の痛みを、バスタオルを使って軽減させられるとしたら、気になりませんか?
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姿勢のクセが腰痛を引き起こす
腰痛の原因は、なにも腰そのものだけではありません。
日常生活におけるさまざまな「クセ」によって腰痛は引き起こされています。
クセというと仕草や表情を思い浮かべる人が多いかと思いますが、主に腰痛を引き起こすのは「姿勢のクセ」の積み重ねです。
日本人に多い「猫背」、ここ数年で爆発的に普及したスマホを見る姿勢「スマホ首」はほとんどの人に当てはまると思います。
もともと猫背の日本人にスマホを与えたらスマホ首になってしまうのは当然の成り行きですが、ガラケー派の人も気をつけてください。
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不自然なバランスを保とうとする腰
どうして猫背やスマホ首が腰痛を引き起こすのでしょうか?それは、背中が後ろへ下がって、首から頭にかけて前へ出ていると、バランスをとるために腰は前へ突き出されます。
しかし背中は後ろへ下げたいですから、背骨とつながっている骨盤は後ろへ傾けられます。
この、後ろへ傾けられたままの骨盤と背骨、そしてその周りの筋肉が伸びっぱなしにされることで腰が痛くなります。
ここへ、重たい荷物を持とうと力を込めれば、たちまち限界を超えてしまい悲鳴を上げることになります。
そうでなくても、ダルさや軽い痛みは感じるはずです。
果報は寝て待て
しかし、いきなりスマホ禁止にはできませんよね。
誰だって、もうスマホなしでは生活が困難になってしまう時代です。
猫背だって、長年その姿勢で過ごしているのなら無意識にそうなってしまっているでしょう。
そこで、起きている間が難しいのなら、寝ている間に首を元の位置まで戻していってあげて、腰の痛みを改善していきましょう。
腰が痛いままだと、寝るのも一苦労ですが、やり方は簡単です。
準備するものは、バスタオル2~3枚です。
フェイスタオルでもかまいません。
タオルで少し低い枕を作る
寝ているとき、枕の高さはどのくらいですか?それぞれ好みがあると思いますが、バスタオルを自分の頭が十分に乗せられるサイズまで折りたたんで、枕と同じ高さになるように重ねます。
実際に寝転んでみて、同じだと感じられる高さになっているか確認し、そこから、「少し物足りないなと感じるけれど寝られないわけではない」高さになるようタオルを広げたり枚数を減らしたりして高さを低くします。
寝やすさも重要なので、無理して一気に減らす必要はありません。
徐々に高さをなくしていこう
少し低めのタオル枕に慣れてきたら、また少し高さを低くしてみます。
これを繰り返していって、高さを減らしていくと腰の痛みも軽くなってくると思います。
枕が高いと、首が前にいっているのと同じ格好になりますから、高さを減らしていくことで首を元の位置に戻すというやり方です。
スマホをみるときは
最後に、普段スマホを見るときですが、よほど後ろめたい内容でなければ、スマホは胸の高さで持ち、覗き込んだりして首を前へ出さないようにして目線だけを下げて画面を見るようにすると、スマホ首を防ぐことができます。
画面を他人に見られるのが嫌という人は、覗き見防止シートを貼っておきましょう。
まとめ
この方法で腰の痛みが消えたら、その人は主に猫背であったりスマホを見ているときの姿勢によって腰痛になったと考えられます。
全然変わらない、逆に酷くなったという人は、この方法はやめて、お医者さんに相談しましょう。
姿勢のクセは、自分では気がつかないものですし、猫背やスマホ首もちょっとだけなら確かにラクに感じられますが、ずっと続けていると今度はそれが痛みを引き起こしてしまいます。
家族やお友達同士で、一度チェックしてみてもいいですね。