肩こりにならないまくらの選び方

2016年8月28日まくら

毎日眠るときにほとんどの人が使っているまくら。

疲れて帰ってきてまくらの上にごろんと寝転がった瞬間はとても癒されますよね。

しかし、肩こりもちの人にとってはそのまくらの存在は体調を左右する大きな存在かと思います。

今のまくらは自分にあっているのかどうか、肩こりにならないまくらは一体どんなまくらがいいのか
今日は肩こりとまくらの関係についてご説明したいと思います。

体に影響を与える睡眠アイテム

寝るときに使うものといえば、布団、そしてまくらがあります。

腰痛もちの人は布団の硬さによってその症状へ大きな影響がでるように
肩こりの人にとっては、まくらによってその症状へ大きな影響がでてきます。

自分にあわないまくらを使っているとどうなるでしょうか？
あなたはホテルに泊まって起きたときに体がだるい。

余計に肩がこった、頭が痛い、そんな経験はありませんか？

あわないまくらを使用していると、肩こりや腰痛、首のハリなどの
身体的影響が出ることにくわえて、睡眠不足による注意力の低下やイライラなど
精神的な影響もおよぼします。

まくらで肩こりが起きてしまう大きな原因は２つあって
１つは自分の適切な高さ以上に高いまくらを使っていること。

もう１つは首元の支えのないまくらを使っていることです。

高さの高すぎるまくらを使っていると、首が前向きになることで
首や肩筋に余計な緊張感がうまれて、筋肉がこわばって肩こりを引き起こしてしまいます。

また首元に支えがないと頭を支えるために首や肩の筋肉に無駄な力がはいってしまうため
肩こりが起こりやすくなってしまいます。

肩こりにならないまくらを選ぶためのポイントは
寝ているときに快適な姿勢を保つことができるかどうかにあります。

首や肩の筋肉に負担のかからない高さであるかどうか。

寝返りがしやすいかどうか。

首元をしっかり支えてくれているかどうか。

この３つが大切なポイントになります。

１つ１つ説明していこうと思います。

まず高さのポイントは平均的にいうと女性の場合が平均３ｃｍ、男性の場合だと４ｃｍと言われています。

もちろん人によって頭の形や大きさ、骨の向きなどが違うために
実際は１人１人でベストな高さを調べていく必要があります。

といってもこれはなかなかご自身ではチェックできないですよね。

最近ではショッピングモールなどのまくら屋さんで
あなたにおすすめのまくらの高さを計測してくれるチェックマシーンを導入しているところが多くあります。

一度そういったところでチェックしてみてもらうのもいいかもしれません。

次に寝返りがしやすいかどうかですが
人間は夜寝ている間に何度も何度も寝返りを打っています。

寝返りを打つことで片側だけに負担をかけないようにしているので
その何度もおきる寝返りがスムーズにできるだけの柔らかさがあるかどうか
横幅があるかどうかも大切になってきています。

最後に首を支えてくれるかどうか。

先ほどもかいたように首元をしっかり支えていないと
頭の重さの負担がすべて首、肩にいってしまいます。

首元を支えてくれるまくらのタイプには低反発タイプのものや、ハート形になっているものなど
数多くあるので、寝てみたときに首に力がはいらずリラックスできるタイプのものを選ぶようにしてください。

まくらがおよぼす肩こりへの影響がお分かりいただけたでしょうか？
ついつい寝転んだその瞬間の快適さでまくらを選んでしまいがちですが
まくらは一晩およそ６～１０時間もの間使用するものです。

寝転んだその時だけではなく、寝ている長時間の間体に負担なく使えるものかどうか
できれば購入前にお店で実際に使ってみて購入するようにしてくださいね。

2016年8月28日まくら