フランスでは常識!ぺリネケアにぴったりの骨盤ベルトとは
美容やおしゃれに敏感なフランスの女性の間ではもはや常識となっている、ぺリネケア。
ペリネというのは骨盤底筋のことを意味します。
ぺリネケアは主に産後の女性が行う「骨盤底筋のアフターケア」のこと。
どうしてぺリネケアが必要なのかということや、ぺリネケアに必須の骨盤ベルトの使い方や選び方のコツについてお教えします。
ペリネケアが必要な理由
フランス人女性の間ではもはや常識となっているぺリネケア。
というのも、フランスは赤ちゃんの出生率がなんと第一位なのです。
出生率第一位のフランスでは、今から30年以上前からぺリネケアの必要性が叫ばれていました。
妊娠出産は病気ではないというものの、女性にとっては大仕事です。
妊娠前よりもお腹は随分と大きくなりますし、それによって骨盤は緩み、骨盤底筋もそれに伴って緩んでいきます。
骨盤や骨盤底筋が緩んでくれるからこそ赤ちゃんはスムーズに生まれてくることが出来るのですが、産後の女性の骨盤底筋は、何もしないと回復しません。
その結果、膣の緩みが生じ、尿漏れやパートナーとの性生活に支障が出てしまうことがあるのです。
フランスではどんなペリネケアをしているの?
ペリネケアの方法はいろいろありますが、一番簡単で、体に負担をかけないのが骨盤ベルトの着用です。
フランスで行われている一般的なぺリネケアの一つが、骨盤ベルトの着用です。
日本では「腰痛の人がつける」というイメージがあるかもしれませんが、フランスでは綺麗な体型や、産後の生活を有意義にしたいと願うほとんどの女性が骨盤ベルトを着用します。
日本よりも種類が多いですし、デザインも豊富です。
骨盤ベルトに見えないようなレーシーなデザインのものがあるのも、さすがフランスといったところでしょう。
骨盤ベルトはいつ使う?
骨盤ベルトは、できれば妊娠中から着用するのが理想的。
というのも、骨盤底筋が緩むのは妊娠中だからです。
産後に骨盤底筋を使えば緩んだ骨盤をもとに戻す効果は期待できますが、妊娠中からサポートしておけば必要以上にゆるんでしまうリスクがありません。
産後のぺリネケアをスムーズに行いたいと思ったら、妊娠中から着用できる骨盤ベルトを使用しましょう。
また、妊娠中と産後では使用できる骨盤ベルトの種類も変わりますから、必要に応じたものを買い足す必要があります。
妊娠中、産後共に、就寝時以外は骨盤ベルトを着けているのが基本になりますから、デザインだけではなく、着用感にもこだわって選ぶのがおすすめです。
骨盤ベルトはどこで買う?
フランスに遅れはとっているものの、日本でもペリネケアの必要性は広がりつつあります。
そのため、ベビー用品を取り扱うお店、妊産婦向けの用品店、ネット通販サイトなど、さまざまな店舗で骨盤ベルトを購入できるようになりました。
産後の骨盤ベルトは、出産後に買えばいいと思っている人が多いかもしれませんが、できれば臨月頃にはかっておきたいところ。
産後は赤ちゃんの世話でバタバタしてゆっくり選ぶ時間がないからです。
時間のある妊娠中に、自分に合う骨盤ベルトを選んでおきましょう。
産後にお店に行けないという場合には、ネット通販を利用するのもおすすめです。
ただし、ネット通販は試着できないというネックがありますから、しっかり採寸してから注文するようにしてください。
まとめ
出生率第一位のフランスでは、女性たちが骨盤ベルトでペエリネケアを行うのは常識です。
妊娠中からしっかりケアしておけば、産後の回復がスムーズになりますから、ぜひ自分に合うものを探してみましょう。
骨盤底筋の緩みは、子宮の緩みと違って勝手に回復しません。
努力したりサポートしなければ緩んだままになってしまうので、産後は早い段階で引き締めてあげたいですね。