マットレスが原因で起こる腰痛の対策

マットレス・敷き布団

腰痛対策マットレス

朝起きると腰が痛い、日々のデスクワークにより仕事が終わると腰に痛みを感じるという方が、増加傾向にあります。

ひとえに、デスクワークが増えたことや肥満、猫背などが原因となり腰痛を引き起こしているわけですが、1日の疲れをいやす睡眠時に十分な疲労を拭い去ることができれば、腰痛を抑えることができます。

特に今回は寝具の中でもマットレスを調節することで悩まされていた腰痛緩和につながる可能性があるため、お悩みの方にご紹介させていただます。



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マットレスを使用して引き起こされる腰痛のメカニズム

マットレスを使用している方の中には、朝起きると腰が痛いという経験をするようになったという方が一部におられます。

それまでは、床に布団を敷いていたという方がマットレスを使用するようになったことがきっかけで腰痛持ちになるというケースが多いという現実があります。

ひとえに、マットレスに変えたことでクッション性に違いが現れたことが腰痛を誘発した要因と言えます。

ここでよくマットレスを購入する際に目にするワードとして「低反発」「高反発」という言葉があります。

ここで重要なのが腰痛を引き押している方というのは、この低反発、高反発という言葉の意味を理解せずにイメージだけで購入しているという場合があります。

低反発マットレスの場合、体のラインによってマットレスが沈みます。

体を包み込むような感じを得られるため、心地よいのですが体重が100kg以上を超えている方と50kgの方が同じ低反発マットレスを使用した場合体の沈み具合に違いが表れ、繰り返して使っていると負荷のかかっている部分のバネが効かなくなり体がどんどんマットレスにくいこんでいき、腰や首に負担がかかった状態で睡眠を行うということになります。

この現象を繰り返していると寝るたびに腰や首に負荷をかけてしまい、結果として腰痛や椎間板ヘルニアという重い症状にも悩まされることとなります。



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自分の体重に合わせてマットレスを選ぶ

先ほどの例のように100kg以上の場合、高反発マットレスを使用するのがおすすめといえます。

高反発マットレスは、体のラインに沿うのではなくどの部分に体を寝かせても強いバネの力により、マットレスに体が食い込まないように強く反発する機能があります。

100kg以上の人の場合、重量があるため、マットレスに対する圧も高まり食い込みやすくなりますが高反発マットレスの働きにより体に負担がかからず腰痛などの予防にも効果があると言えます。

また、50kgほどの体重の方が高反発マットレスを使用する場合、反発が強すぎるため寝転がってもマットレスが硬くリラックスした姿勢を取りづらいという結果になるため、逆に腰や首に負担がかかりますので、体重に合わせてマットレスを選ぶようにされる必要が有ります。

なんとなくマットレスが柔らかい方が心地良さそうというイメージや先入観で購入するのは控えるようにしましょう。

マットレスの寿命を知っておく

マットレスはなかなか買い換えるという基準がわかりづらい商品の1つです。

ここで一般的に言われているマットレスの買い替え時期というのをご紹介させていただきますが、平均して10年という数字が出ています。

10年ほどするとマットレスの中にあるバネの機能が鈍くなり結果として高反発であれ低反発であれ本来の機能を発揮できなくなります。

知らず知らずのうちに体が疲れやすくなっているという方は、マットレスの交換の時期と認識しておくことが大事でしょう。

まとめ

腰痛の原因がマットレスの「高反発」「低反発」という特徴にも一部で影響を及ぼしているということがわかりました。

大切なポイントは自分の体重や体型に合わせてバランス良く寝心地の良い姿勢をマットレスの上で維持できているかということになりますので、商品を選ぶ際はお値段だけでなく材質や実際の腰への負担や圧を確認して購入するようにするのが大事と言えるでしょう。