マットレスを長持ちさせるための3つの方法
マットレスの寿命は理想的な環境下で使用した場合は10年、平均的には8年くらいで買い替えの寿命が来ると言われています。
しかし、実際には寿命がきたマットレスを買い替えないままに使用している人は多いもの。
そのせいで、体にトラブルが起こっていることも少なくありません。
マットレスの寿命を伸ばす3つの方法をご紹介します。
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マットレスにはベッドパッドを使用する
最近のマットレスは、表面の生地にこだわっていて肌あたりのいいものが増えてきています。
そのため、直接マットレスの上に寝ているという人も少なくありません。
しかし、マットレスは洗濯することのできないものです。
日光に当てて乾燥させることはできますが、マットレスにしみ込んだ汗や皮脂の汚れを完ぺきに落とすことはできません。
生地に付着した汗や皮脂は、生地の寿命を縮めます。
また、汗染みなどがあると見た目にもよくありません。
マットレスの生地の傷みを防止するためには、ベッドパッドの使用が効果的です。
ベッドパッドであれば汚れても取り替えて洗濯するだけでいいので衛生的です。
ベッドパッドが汗や皮脂を吸収するので、マットレスにしみ込んでしまう心配もありません。
ベッドパッドにはサラサラした夏場にぴったりの素材から、起毛素材の暖かなものまでさまざまです。
季節によって使い分ければ快適な寝心地が叶います。
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マットレスを1カ月に1回動かす
マットレスの寿命を判断する基準の一つが、マットレスのへこみです。
どうしてマットレスがへこんでしまうのかというと、いつも同じ場所で寝ているせいで、体重がかかる場所のスプリングが傷んでしまうからです。
そのため、1カ月に1回マットレスを動かしましょう。
前後を入れ替えたり、左右を入れ替えたりすることを1か月おきに行います。
こうすることで、マットレス内のスプリングにかかる荷重が分散されます。
どこか1か所に負荷がかかり続けることがないので、スプリングが傷みにくいのです。
また、スプリングは金属製なので、いつも同じ場所で寝ているとその部分にしみ込んだ汗などの湿気で錆びてしまうことが懸念されます。
1カ月に1回動かしておけば、スプリングのさびを防止するのにも効果的。
マットレスは重いので1人で動かすのは大変ですが、大人2人がかりでやれば意外とすんなり動かせます。
マットレスを長持ちさせるために試してみてくださいね。
週に1度はマットレスを乾かす
マットレスは、寝ている間の汗をたっぷり吸いこんでいます。
底面の部分はベッド本体に接していて風通しが悪く、マットレスにしみ込んで汗は逃げ場がありません。
その結果、マットレス内の湿度が上がり、ダニや細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ダニや細菌が繁殖するとマットレスの腐食が進んでしまい、寿命が縮まってしまいます。
ダニや細菌は目に見えないので自覚しにくいもの。
「○曜日はマットレスを干す日」という風にマイルールを決めて、忘れずにマットレスを乾かしてあげるのがおすすめです。
マットレスは、壁など面積の広い部分に立てかけておくのがおすすめです。
半日ほど自然に乾燥させた後は、いつも通りにマットレスを戻してシーツをかけて構いません。
このひと手間で、マットレス内の湿気が改善されます。
シーツとマットレスの間に除湿シーツなどを挟んでおくのもいいでしょう。
まとめ
マットレスを長持ちさせるためには、マットレスと肌が直接触れないようにすることです。
ベッドパッドを使用するといいでしょう。
また、マットレスは同じ部分に荷重がかかっているとスプリングが傷んでしまうので、定期的に向きを変えるのも忘れずに。
乾燥させるついでに向きを変えれば、面倒な手間がかからないのでおすすめです。