疲れを残したくない! 眠る時のまくらの姿勢の秘訣とは?
「まくらが変わると眠れない」という言葉があります。
毎日使っているまくらだけに人によって、それぞれ拘りがあると思います。
しかし、まくらの姿勢と性質によって、どのような効能が有るかまでは中々考えた事が無いのではないでしょうか?
もし、貴方が最近疲れが中々取れない、眠りが浅い、など今一つ調子が出ないようでしたら、まくらの環境を変えてみると改善するかもしれません。
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眠りの質を上げるにはまくらが重要!
皆さん、眠るのは好きでしょうか?
ちなみに私は寝るのが大好きです(笑)人によって程度の差はありますが人間の一生の3分の1は睡眠だと言われています。
考えようによっては布団やベッドと並んで人生のパートナーと言っても過言ではないのです。
では、そんな人生のパートナーの付き合い方と選び方について着目していきたいと思います。
まくらが合わないと肩こりや首痛の原因になる!?
まず、貴方の体調を振り返ってみて下さい。
朝起きてから、しばらくの間、何となく頭がボーっとしたりダルい感じが何時までも続いたりしていないでしょうか?
パソコンでの事務作業や運動など、様々な原因が考えられるかもしれませんが一番身近に解決出来るポイントとしては睡眠だと言われています。
何故なら睡眠時の姿勢によって肩こりが出たり不眠気味になってしまったりするからです。
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寝姿勢が大事?まくらの高さにも注目してみる
寝る時の姿勢は仰向けだったり横向きだったり、うつぶせだったり人によって異なると思います。
しかし、どの姿勢においても、まくらの高さはとても重要なポイントとなります。
今回は後にうつぶせ寝に関して、別に扱っていきますので仰向けと横向きを基準に考えていきたいと思います。
まず、高すぎる場合、どういう弊害が起こってしまうかを注目してみましょう。
まくらが高すぎる場合、仰向けでも横向きでも首や肩に負担が掛かってしまいます。
つまり、肩こりや首が痛いという人はまくらが高い可能性があると考えられます。
また、いびきなどの原因にもなりやすいので、もしご家族の方や、ご自分がいびきの音を指摘されたら生活習慣と共にまくらの高さも調節してみて下さい。
続いて、まくらが低すぎる場合ですが、今度は頭に血流が流れ、脳への刺激が増える事により中々寝付けないと症状になりやすいようです。
起きた後、中々頭がボーっとしたような感覚が続くような人は、まくらが低すぎる可能性が高いと考えられます。
また、これが酷くなるようですと頭痛にまで発展する可能性があります。
余談ですが筆者もその頭痛に一時悩まされました。
まくらが高すぎても低すぎても共通しているのは首や肩が曲がりすぎている為に負担が掛かっているという事なんですね。
最適なまくらの高さって?
ではまくらの高さはどうやって決めれば良いのかを考えてみましょう。
答えは簡単で垂直に立っている状態をそのまま横にした姿勢が一番良い姿勢だと言われています。
当たり前の話ですが一番自然な姿勢が快眠の秘訣になるようです。
では、どうやって立っている時の状態から、まくらの高さを選べば良いのでしょうか?
自然に立っている時は、ほんの少しだけ首が顔が傾いている状態だと思います。
確かめる方法としては壁に背中を付けて自然に立って下さい。
この時、力まないようにあくまでもリラックスして普段通りに立って下さい。
後頭部と壁が一番離れた距離が、まくらの一番最適な高さだと言われています。
体格の個人差があるので一概には言い切れませんが男性では4cm前後、女性では3cm前後が基準になっています。
少々失礼な言葉になってしまいますが、貴方が普通の体型よりスリムな場合は1cmマイナスに。
逆にふくよかな体型な1cmプラスにして考えても良いかもしれません。
まくらの固さって関係ある?
まくらの固さは主に寝返りや肩こりや首痛、頭痛に関係しています。
ではまず、まくらが柔らかすぎる場合の弊害に付いて注目してみましょう。
人間は通常、一回の睡眠で約20回から30回寝返りを打つと言われています。
まくらが柔らかすぎる場合だと頭がまくらに沈み込んでしまい、両側が高くなり頭が固定されてしまいます。
これにより寝返りがしにくくなってしまいますので床ずれの原因になってしまいます。
床ずれにより長時間同じ姿勢、かつ、体重で圧迫されている影響で皮膚が赤くなったり血流が悪くなったり酷い時には潰瘍が出来る原因にもなります。
名前の印象よりも怖い現象で病気に発展する可能性がありますので注意が必要です。
では今度はまくらが硬すぎる場合はどういう弊害が起こるのでしょうか?
寝る時のまくらの姿勢が中々安定しないので首痛や緊張状態が続きやすくなってしまう症状が出てしまいます。
緊張状態が続くと、肩こりや頭痛の悪化にも繋がるので出来るだけ避けたいところですね。
仰向け寝と横寝について。うつぶせ寝は危険!?
さて、敢えてうつぶせ寝に関しては比較対象から外していましたが実は、うつぶせ寝は危険です。
何故、危険なのか。
何故うつぶせ寝をしてしまうのか?
仰向け寝と横寝の比較と合わせて注目してみましょう。
仰向け寝と横寝はどちらが良いの?
仰向け寝は一番自然な状態でリラックスして眠る事が出来ると言われています。
血流も無理なく全身に回りますし姿勢の関係上、猫背も防ぐ事が出来ます。
また背中が温まりやすいので気持ちよい眠気と共にぐっすりと眠る事が出来ます。
しかし、まくらが高いと、いびきの原因にもなりやすいので、そこは注意が必要です。
横寝は身体に負担が掛かりにくい姿勢だと言われています。
また妊婦さんや一部の病気を抱えている人(心臓など)に向いている姿勢とも言われています右側を下にすると心臓などに負担が掛かりにくいそうです。
どちらにもメリットがありますし特に弊害があるわけではありません。
それだけに枕選びが重要となってきます。
うつぶせ寝の原因と弊害とは?
何故、うつぶせ寝が危険なのか?
それはやはり姿勢の問題に尽きるでしょう。
うつぶせ寝をしている時はえびぞりのような姿勢になっているので身体に多大な負担が掛かっています。
もちろん、肩こり等の原因にもなりますし背骨にも負担が掛かってしまいます。
また首や顔を支える位置が不安定になりやすいので寝違える原因とも言われています。
では何故、うつぶせ寝をしてしまうのでしょうか?
原点に帰りますが、やはり、それはまくらの高さや硬さが自分に取って合ったものではないから、うつぶせ寝という選択を自然にしてしまうようです。
私の経験上、うつぶせ寝をしている人は起きた時、そもそもまくらが外れている人も多い気がします。
やはり、寝苦しいのだと思います。
自分に合った、おすすめのまくらとは?
では自分に合ったまくらとはどのように選べば良いのでしょうか?
自分が現在抱えている症状と求めているポイントを踏まえつつ抑えていけば自ずと欲しいまくらが見つかるかと思います。
まくら選びのチェックポイント!
まず、どのような種類のまくらにしろ「高さ」と「硬さ」が重要です。
沈みすぎず硬すぎず、それでいて呼吸が苦しくないまくらを選べれば文句はありませんがお店やネットショッピング等で選ぶ場合、実際に試すのは難しいでしょう。
そこで先程説明した壁に背を当てて後頭部から一番離れた距離を測り、その長さを基準にするのがおすすめです。
実際に選ぶ時はピッタリでも良いのですが保険として、やや低めを選んでみるのも良いでしょう。
何故なら低すぎた時は下にタオルケットを敷く事で調整が効くからです。
普段使っている、まくらが低いなという方はタオルケットを下に敷くだけで睡眠が改善するかもしれませんね。
まとめ
まくらの高さや硬さ、姿勢など、どれを取っても睡眠の質に大きく関わる事が分かったと思います。
自分が眠る環境を改善するだけで毎日の生活がスッキリ健やかになるとすれば、それはとても素晴らしいですよね。
うつぶせ寝の人は出来るだけ仰向け寝・横寝にする。
まくらが低すぎる人はタオルケットを下に敷くなどすぐに実践出来る事もありますので、よろしければ試してみて下さい。