赤ちゃんを入浴剤入りのお風呂に入れても大丈夫?楽しいバスタイムにするための4つのポイント
かわいい珠のような赤ちゃん。
そんな赤ちゃんをお風呂に入れるのは親の努めであります。
生後一ヶ月くらいまでは、小さなベビーバスで沐浴をさせることがほとんどですが、一ヶ月健診で医師から問題なしの太鼓判を押されれば、もう大人と一緒に入浴も可能です。
ではさっそく、とお風呂にお湯をはって入浴剤をサラサラ・・・、って、これ赤ちゃんにとって大丈夫なのでしょうか?
お風呂大好きママ
赤ちゃんって本当にかわいいですよね。
うちにも0歳児の息子がいるのですが、そりゃもうかわいくてかわいくて。
食べてしまいたい、という感情が実際に湧き上がってきて困っています。
しかしその反面 、赤ちゃんのお世話は想像以上に大 変です。
どんなに疲れていても、どんなに気が滅入っていても、待ったなしのエンドレスワークです。
これも宿命。
さて赤ちゃんに翻弄される毎日を送っている私ですが、一日のうちで一番癒される時間があります。
それは入浴タイムです。
結婚、出産前から私はお風呂が大好きで、その日の気分に合わせて入浴剤を選び、ゆっくり湯船に浸かり、一日の疲れを癒すのでした。
カラダをじっくりと温めているとその日にあった嫌なことや心配事が、汗と一緒に流されていく気がします。
新しい自分になって、また明日から頑張ろうと思えるのです。
入浴は私にとってパワーチャージのための大切な儀式。
それはママになっても変わりません。
赤ちゃんと入浴 剤
し かしながら、赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのはそう簡単なことではありません。
一人で入るのとは全然違います。
基本は赤ちゃん優先。
抱っこしながら遊ばせたり、時には大泣きされて焦ることもあります。
身体だってゆっくりと洗う暇はないでしょう。
大抵の赤ちゃんはママに常にかまっていて欲しいのです。
でも赤ちゃんを洗い終え自分もなんとか洗い終わって、抱っこしながら湯船につかると、やりきった感が半端なく押し寄せてきます。
「あぁ、今日も一日頑張ったなぁ。
赤ちゃんかわいいなぁ~。」浴室に立ち込めるローズの香り。
ピンク色の美しいお湯。
愛しい我が子の笑顔。
「あぁ、癒される・・・幸せだなぁ~。」って、これいいのでしょうか!
?
何も考えずに当たり前のように入浴剤を使っていました。
私ってママ失格かも!
入浴剤は使っていいの?
なんだか突然不安になってきました。
赤ちゃんの肌は敏感ですよね。
大人にとってはまったく害のないものであったとしても、赤ちゃんにとっては有害かもしれません。
この時既に何度も入浴剤入りのお風呂にいれていたので、私はプチパニック!
お風呂から上がって赤ちゃんにパジャマを着せたあと、私は着るものも着ず、露な格好でパソコンに向かいました。
「赤ちゃん入浴剤危険性」で検索!
結果は、「危険性」なしということでした。
あぁ、良かった。
ホッとしました。
むしろ赤ちゃんのために入浴剤は使った方がいいとのこと。
でも何点かポイ ントがあるようです。
入浴剤のすすめ
赤ちゃんの肌はとても乾燥しやすいという特徴をもっています。
確かに我が子もすぐに肌がカサカサになります。
ですので肌を保湿するためにも、入浴剤が使った方が良いのです。
お風呂のお湯には水道水を使いますが、その水道水には塩素が含まれています。
塩素は消毒効果があるので水をキレイにしてくれますが、同時に肌に必要な脂やミネラルまでをも奪い去ってしまいます。
肌の強い大人なら問題ありませんが、赤ちゃんの敏感な肌には入浴剤入りのお湯の方が適当だと言えるでしょう。
赤ちゃんを入浴剤入りのお風呂に入れる時のポイント
では、赤ちゃんを上手に入浴剤入りのお風呂に入 れるポイントを確 認しておきましょう。
ポイント①入れる時期
赤ちゃんのお肌を保護するための入浴剤ですが、あまり早い時期から使うのはやめておきましょう。
生後まもない赤ちゃんは、外の世界への適正がまだまだ十分ではないため、入浴剤が刺激となり肌を荒らしてしまうかもしれません。
ではいつから入浴剤を使ってもいいのか?
これは個人によってさまざまな考えがあるようですので、一概にこの時期だとは名言できませんが、私的には生後3ヶ月くらいがおすすめです。
3ヶ月といえば、赤ちゃんも肉付きがよくなり、ある程度外の世界に適応できるようになった頃です。
またママも産後の体調や精神が安定してくる時期なので、赤ちゃんと一緒にお風呂を楽しむ余 裕ができているのではないでしょうか。
ポイント②入浴剤の選び方
さて、赤ちゃんが生後3ヶ月を過ぎたら入浴剤デビューです。
ですが、ママが使っているものを赤ちゃんと一緒に使うのは控えたほうが賢明です。
もちろん一般市場で販売されているものですので、有害というこはないでしょう。
しかし極度の敏感肌の赤ちゃんにとっては、刺激が強すぎることがあるかもしれません。
幸いなことに我が家の息子は肌がそこまで弱くはないので、大人用のものでも問題ありませんでしたが、やはりこれからは赤ちゃんの肌にも使える優しい処方のものにしようと思います。
ママの好みもありますが、しばらくは赤ちゃん優先で入浴剤を選ぶようにしましょう。
パッケージに、「赤ちゃんの肌にも使えます」と表記されているものを選べば間違いありません。
最近はさまざまな種類のものが売られていますので、選択の幅も広がっています。
赤ちゃんがお風呂で癒されている姿を想像しながら選ぶのも楽しそうですね。
ポイント③入浴時間に気をつけて
入浴剤入りのお風呂に入るのは、普通のお風呂に入るよりも断然気持ちの良いものです。
ですからどうしても長湯になってしまう傾向にあります。
大人は少しくらい長くお湯に入っていても大丈夫ですが、赤ちゃんにはかなりの負担になります。
また肌のバリア機能がまだまだ未発達ですので、入浴剤の成分が大人の肌よりも浸透しやすくなっています。
一度に浸かる時間 は3分程度にとどめ、全工程通しても15分くらいで上がるようにしましょう。
湯上り後の水分補給も忘れずにしてあげてくださいね。
ポイント④異変があれば使用を中止
上記のポイントを守って赤ちゃんをお風呂に入れれば、大きな問題は起きないと思われますが、それでも赤ちゃんの肌に湿疹ができたり、激しく泣くようなことがあれば即刻使用を中止してください。
湿疹などは早めにかかりつけの医師に見せましょう。
赤ちゃんの肌あれは大人から見ればそこまで深刻でないように感じますが、赤ちゃん本人にとっては結構辛いもののようです。
私は一度小児科の医師に「かわいそうだからもっと早く来るように」と注意されたことがあります。
また、風 呂湯の誤飲にも注意してください。
赤ちゃんは何でも口に入れたがります。
我が家の息子も、遊び用のおもちゃを上手に使ってお湯を飲もうとします。
ちょっと目を離した一瞬の隙を狙ってくるので、毎度ひやひやしています。
入浴中は細心の注意が必要です。
もし入浴剤入りのお湯を大量に飲んだ場合は、すぐに湯からあげてしばらく状態を見てください。
吐いたり、ぐったりしていたり、反対に異様に機嫌が悪い場合は、すぐに病院に行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんとお風呂に入るのは大変だけどとても楽しい時間です。
そこに入浴剤が加われば、もっと楽しいものになるのは間違いないでしょう。
赤ちゃんはすぐに大きくなります。
この時期の可愛さは今しか 味わうことができません。
入浴剤の使用ポイントを守って、赤ちゃんとのお風呂、十分に満喫してくださいね。