受験生や学生に必見の腰痛にならない椅子とは? また、椅子との向き合い方!
日本の学生はどれほどの時間椅子に座っているのでしょうか?
朝から晩の塾までかなりの時間椅子に座っていることが分かります。
それゆえに学生でも、腰痛を抱える問題が生じています。
では、どうしても長時間椅子に座って勉強をすることが課せられている学生たちは、どうすれば腰痛を抱えずに済むことができるのでしょうか?
また、腰痛になりにくい椅子とは?
学生達に必見のおすすめ椅子もまとめてみました。
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学生や受験生はどれほど腰痛に悩まされているのか?
若者が腰痛と聞くと不思議な感じがします。
驚くことに、学生が湿布を使ってなんとか痛みを抑えるとか、さらには痛み止めで症状を抑えてさらに勉強に励むなどの状況が見られる昨今です。
若者といえば強健で、痛み知らず、無尽蔵のエネルギーでもって駆け回るのが若さのイメージだけにそのような状況がみられることは残念でもあります。
その大きな悩みの要因は、長時間椅子に座った状態が続いているということです。
確かに、授業は朝から夕方までで、そして、学生によってはその後の塾で夜の10時までなんてことは当たり前です。
そして、課題をするために夜の12時まで勉強なんてこともあり得ます。
では、椅子に座り続けるならどのような影響が腰にあるのでしょうか?
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座ることが腰痛の原因?
椅子に座ることで背中にどれほどの影響があるのか知るなら驚かされるものです。
そして、勉強をするというのは目の先にあるものに集中することです。
となるとその先にあるものを見ようとしてどうしても背中が丸くなります。
そうなると背中にかかる負荷がより一層増します。
そして、体の構造を知るならどうして椅子に座り続けるのが良くないのか理解できます。
人間には300+700つまり合計1000以上もの骨格と関節があります。
これは人間が立つことによって重力に十分に対応できるような構造になっていることを理解できます。
言い替えるなら、立つことで人の体は比較的安定するということです。
そして、座ることで椎間板への負荷がかかる影響は大きくなります。
椎間板は曲がった状態ではなくまっすぐな状態をキープしなければいけません。
もし座るなら、負担は立った時より1.5倍、そして勉強のために集中した状態つまり猫背になると立った時より背骨にかかる負荷は大きなものとなり、約2倍ほどです。
では、腰痛はただ長時間座ることだけが原因なのでしょうか?
ストレスも大きな要因
腰痛になる別の大きな要因は、ストレスであり心因性腰痛症と呼ばれるものが存在します。
これも、悲しい現実ですが若い学生の多くがストレスにさらされています。
10代の多くの若者は身体的さらには感情的な劇的な変化に順応する必要があります。
その上で、学校での友情関係、先生、また勉強やスポーツといった様々な関わり合いを持つゆえにストレスの度合いはかなり大きなものとなります。
ストレスは緊張という集中力をアップさせるうえで重要なカンフル剤ですが、すべてはバランスです。
カンフル剤の投与があまりにも多くなるとそれは健康には良くありません。
筋肉、血管、脳、心臓に慢性的に機能過剰になり体は耐えられなくなります。
こういったことも要因で若者も腰痛を抱えます。
腰痛にならないための工夫とは?
では、このように大きな要因を知ったうえでどうすれば腰痛にならないのか?
椅子に長時間座る必要が迫られている若者たちはどうすれば腰痛に対処できるのでしょうか?
勉強時間は長いのが常識の今の世の中で、腰痛にならないための簡単な対処法をまとめてみました。
効果的な勉強法を身に着ける
人間の集中力とはどれくらいなのか知っておく必要があります。
時間的にみると約15分が最大限の集中力を発揮できる時間です。
つまり、15分が過ぎるとあとは、惰性で物事が進んでいきます。
ということは15分で良いのか?
となると勉強のための時間は短すぎます。
そこで、椅子に座って勉強を始めて最初の15分は難解な問題などの理解に努めます。
そして、15分が過ぎたところで立ってストレッチを5分ほどします。
そのあと、脳の働きを活性化させるために糖分を摂取します。
チョコレートや飴など甘くて、そして食べ過ぎないものを上手に摂取するようにします。
そのあとは、45分ほど勉強して、そして休憩です。
45分以上は座らないようにします。
立って、ストレッチを5分ほどします。
この一連の行動をタイマーでコントロールすると大きな助けになるでしょう。
腰痛にならないための勉強法としておすすめします。
右脳を活発化させる勉強法
椅子に座って勉強することは冷静に物事を考えるのに効果的です。
ですから、情報を理論的に理解する上では良い方法だといえます。
しかし、多くの情報量を覚えることが求められる日本の教育では、多くの情報を暗記または記憶することが求められます。
その為に、座学つまり椅子に座っての勉強時間が長くなります。
でも、座学というのう刺激しない勉強法はどれほどのことを覚えられるでしょうか?
はっきりと言って、吸収できる情報量は限られています。
そこで、おすすめなのが右脳を刺激した勉強法です。
右脳は感情や情緒に関係した機能を果たします。
ということは、イメージや音をとらえる点で、この部位は大きな役割を果たし、この脳を働かせることは物事を絵で覚える点で効果を発揮します。
では、どうやって右脳をつかって記憶するかというと、絵で覚える、あるいは音で覚えるということです。
英単語を立ちながら歩いて覚えたり、歌いながら覚えたり踊りながら覚えるという方法です。
椅子に座り続ける必要もないという意味で、体の健康もキープするという点でも効果的です。
学生達のための腰痛になりにくいおすすめ椅子をご紹介します
それでも、椅子に座っての座学も大切なので、どうしても椅子に座る時間は長くなります。
では、どのような椅子が腰には良いのでしょうか?
学生、特に受験生に良い健康的な椅子を簡単にご紹介します。
コクヨオフィスチェアデゥオラCR-G3035E6KZT6-V
値段はかなり高めですが、健康のための投資と考えるなら、アリです。
腰痛防止にはかなり良い椅子です。
骨盤の前滑りによるずれを防止するように設計されており、また体にかかる圧が分散されるようにも作られているので、長時間座っての勉強にも最適です。
さらにレバー動作で背もたれを前後に移動させることもできるので猫背対策もしっかりとしています。
人間工学に基づきハイレベルに作られた椅子なので腰痛は絶対に嫌だという高校生や大学生で、長期にわたって使いたいという方におすすめしたい椅子です。
ナカシマ家具子供椅子勉強椅子バランスキープチェアBalance Keep Chair
こちらは、S字をキープすることで、子供の弱い腰に配慮した椅子です。
前述でご説明した通り人間は立った時に腰骨が安定します。
そのときの頸椎と脊椎の形が横からみてS字になります。
この、子供チェアは座ったときにまさにそのようなS字の姿勢をキープできるように設計されています。
高さも子供の成長に合わせての5段階なので成長に応じて長い間使っていただけます。
こちらの椅子は幼いころから中学生の成長期にわたってご使用される方におすすめします。
シリウスのオフィスチェア
こちらは、日本人の体形に合わせて作られた椅子で、背もたれが70cmから75cmと調整でき背中全体を覆うようにして設計された椅子です。
長いことは重要で、頭から背中まで覆われることで体を丸ごと受け止めてくれるので疲れが半減されます。
構造上S字で、背中の曲がりを考慮にした椅子であることはもちろん、メッシュ加工で通気性に優れているので長時間座っても疲れにくく、そして蒸れる心配もありません。
アームレストも脱着可能なのでデスクにあたってこれ以上前に行けないということもありません。
こちらの椅子は値段もリーズナブルなので、腰痛に深刻さはないものの気をつけておきたいという方におすすめします。
まとめ
学生は多くの時間をかけて勉強しなければいけない義務があります。
その頻度や重要度は年ごとに増し加わっています。
そこで、椅子と向き合うことは大切なことです。
椅子以外のものについとらわれがちなのは、腰痛はすぐには問題にはならない健康上のトラブルで、蓄積によって生じる病気だからです。
若い人もキャパ以上の時間座ることが多いので、椅子選びは賢くありたいものです。
自分にあった椅子を選んで、さらには腰痛にならないようバランスよく勉強してみましょう。