入浴剤の香りを少しでも長持ちさせるためのコツとは?
入浴剤の香りは、すごく良い香りのものも多いです。
そうしてすごく良い香りなのであれば、その香りを少しでも長持ちさせたいと思うのが普通です。
でも、入浴剤の香りはすぐに消えてしまうものも多いです。
どうすれば入浴剤の香りを少しでも長く体に残すことができるでしょうか?
ここではそんな、入浴剤の香りを少しでも長持ちさせるためのコツについて紹介します。
最後に流さないで出るようにする
まず基本的なことではありますが、すごく大事なことを紹介します。
それが、入浴剤を入れたお湯に入った後、最後に流さないようにして出るということです。
入浴剤を入れたお湯に入った後には、ついつい最後になんとなく流してしまうという方も多いでしょう。
それはなんとなくの癖のようなものかもしれません。
でも、もし今そういう習慣があるのであれば、これからはそういう習慣は捨てた方が良いでしょう。
なぜなら、最後にそこで洗い流してしまうと、そのせいで香りも一緒に流してしまうことになるからです。
香りのついたお湯は、最後に洗い流さず、そのまま体につけた状態で出るようにしましょう。
成分が残るので香りも持続する
そうしてそれらを洗い流さないで出るようにすれば、そのまま成分が残るようになります。
成分が肌に残るようになれば、当然そのまま香りも長持ちするようになるでしょう。
また、拭きとらないのは無理なのでふき取ることは問題ありません。
拭きとってしまったとしても、ふき取る際により浸透することもありますから。
入浴剤としての効果もその方が高くなる
そうして最後に洗い流さないようにすることは、体に香りを残すというだけではなく、別の良いこともあります。
それが、入浴剤としての効果も高くなるということです。
そうして入浴剤を体に残して出るようにすれば、入浴剤の体に良い成分も肌に残るようになります。
たとえば肌を保湿してくれる成分もそのまま残るようになりますし、体を温めてくれる成分があったとしたら、それも残るようになるでしょう。
そうなれば当然余計に肌を保湿してくれるでしょうし、お風呂から出た後にもしっかりと体を温めてくれるようになるでしょう。
つまり、端的に言えばより効果的になるのです。
なので、できれば入浴剤は洗い流さないで使用した方が良いでしょう。
ボディソープなどを無臭のものにする
入浴剤の香りをなるべく残したいのであれば、ボディソープなどを無臭のものにするということも大切になるでしょう。
基本的にボディソープやシャンプーというのは、香りが付け加えられているものが多いです。
その方が洗った後の感覚が良いですし、香りを加えた方が体臭も気にならなくなりますからそうしているのでしょうが、こと入浴剤の香りを残したい場合には、それは逆に困るのです。
香りが消しあってしまう
なぜなら、香りと香りが消しあってしまうからです。
入浴剤には入浴剤の香りがあります。
ボディソープにはボディソープの香りがあります。
そんな香りと香りがぶつかりあったら、香りと香りが打消し合うのは当然のことです。
だから、香りがあるボディソープを使用していると、入浴剤に香りは消えやすくなってしまうのです。
あまり数はありませんが、中には無臭のボディソープもありますから、入浴剤の香りを残したいのであれば、そういう入浴剤を探して使用するようにしてください。
まれに臭くなることもある
もしボディソープも強い香りがあって、入浴剤も強い香りがある場合、まれに臭くなることもあります。
強い香りと強い香りが合わさると、うまく混ざらずに臭い香りとなってしまうことがあるのです。
そうなったらやはり入浴剤の香りを残すどころではなくなるでしょう。
なのでそうならないように、やはりボディソープは無臭のものを使うのがおすすめです。
ある程度長い時間入る
入浴剤の香りを体に残したいのであれば、しっかりと、ある程度長い時間入るということも大切なポイントになるでしょう。
入浴剤を入れたお風呂に入る際には、じっくりと入るのが基本です。
そうした方が成分も浸透して、より高い入浴剤としての効果を発揮してくれるようになりますから。
でも、入浴剤を入れたお風呂ではすぐに汗をかくことも多いです。
それだけ効果が高いと言えばその通りなのですが、そうして汗をたくさんかくと、長い時間それに入るのが嫌になることもあるでしょう。
なので、ついつい短い時間で済ませてしまうこともあるでしょう。
でもそれでは入浴剤としての成分もそうですが、当然香りの成分もあまり浸透しなくなります。
香りの成分があまり浸透しなくなると、香りが残らなくなるのも確実ですから、そうならないように、ある程度じっくり入らないとなりません。
温めの温度設定にする
でも、どうすればある程度じっくりと入浴剤入りのお風呂に入ることができるようになるでしょうか?
ある程度じっくりと入浴剤入りのお風呂に入るようにするためには、温めの温度設定にするのが良いでしょう。
入浴剤である程度体が温まることを想定して、だいたい39度とか40度くらいの温度設定にしておくのが無難だと言えるでしょう。
それくらいであれば、入浴剤で体が温まったとしてもじっくりと長い時間お風呂に入ることができるようになります。
そして、じっくりはいって、入浴剤の香りを体にしっかりとつけることができるようになるでしょう。
そもそも香りが強い入浴剤を使用する
入浴剤の香りを体に残したいのであれば、そもそも香りが強い入浴剤を使用するということもすごく大切だと言えるでしょう。
入浴剤の香りというのは、えてしてさりげないものです。
でも、さりげない香りではやはり、体には残りづらいと言えるでしょう。
やはり体に残りやすいのは、香りがある程度強い入浴剤になります。
では、どういう入浴剤がある程度香りが強い入浴剤になるのでしょうか?
甘めの香りは強い香りと言える
香りがある程度強い入浴剤とはつまり、甘めの香りの入浴剤と言えるでしょう。
入浴剤には、大きく分けてグリーン系の香りとフローラル系の香りがあります。
そして、グリーン系の香りは基本的にさりげない香りだと言えます。
対してフローラル系の香りは、甘い香りだと言えるでしょう。
人は、甘い香りに対しての方が敏感に反応するものです。
それはつまり、甘い香りの方が察知しやすいということで、甘い香りの方が強い香りに感じるということになります。
だから、そういう甘い香りであれば、より長い時間残すことができるでしょう。
甘すぎないように注意
ただあまい香りの入浴剤には注意点もあります。
それが、甘すぎないようにするということです。
入浴剤にはあまり多くはありませんが、中にはすごく甘い香りの入浴剤もあります。
そういうすごく甘い香りは、周りの人を不快にしてしまうくらいに強く香ることがあります。
そうなれば、いくら香りが残ったとしても、あまり良い結果は生まないでしょう。
なので、甘い入浴剤を使うとはいっても、甘すぎるものは避けるようにすることがおすすめです。
まとめ
入浴剤の香りを体に残したいのであれば、これらのことを参考にして行っていくとよいでしょう。
このようにうまくやればある程度入浴剤の香りを残すこともできるのですから、是非うまく香りを残していって下さい。
香りが残ればその分だけほかの香りを付加しなくてよくなるので、経済的にもなりますから、残せるものならば残した方が良いでしょう。