こういう使い方はダメ! 入浴剤の良くない使い方4選をチェック
入浴剤は、肌をつるつるにしてくれたり、あるいはリラックス効果を高めてくれたり、体の疲れをいやしてくれたりと、あるとすごく重宝するものです。
でも、ただしくそれを使えていますでしょうか?
中にはそれを正しく使うことができていない方もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、入浴剤の良くない使い方について紹介していきます。
入浴剤を混ぜて使用する
入浴剤の良くない使い方としてまず挙げられるのが、入浴剤を混ぜて使用するということです。
入浴剤は、たくさん一気に買うことが多いものだと思います。
あるいは人からそれをもらうこともあるでしょう。
プレゼントとしても贈りやすい値段のものになりますし、それがギフトとしてよく選ばれるのもわかります。
でもそうして自分で買ったり人からもらったりしていると、どうしてもそれがあまりがちになります。
そうしてそれが余ってしまうと、ついつい早く使い切りたくなってしまうのが人間です。
早く使い切るためには、やはり混ぜてしまうのが早いです。
ちょっとした冒険心もあって、それをしてしまう人も多いでしょう。
あるいはずっとそればかり使用しているから飽きてしまって、その飽きを改善するために入浴剤を混ぜて使用するということもあるかもしれません。
いずれにしても、そうして入浴剤を混ぜて使用する人は一定数います。
でもそれはよくないことなのです。
なぜ混ぜてはダメなのか
でも、なぜ入浴剤を混ぜてはだめなのでしょうか?
それにはいくつかの理由があります。
まずは香料などの化学的なものが増えすぎてしまうからです。
入浴剤にはたいてい香料や着色料が使われているでしょう。
そういう香料や着色料は、やはり肌への刺激になります。
2つの入浴剤を混ぜるということは、それが2倍になるということになります。
だからそれは避けるべきなのです。
またそれだけではなく、たとえば二つ混ぜることによってお風呂がひどい香りになったり、あるいはひどい色になったりすることがあるでしょう。
それも、入浴剤を混ぜてはならないということの理由の一つです。
そうしてひどい香りやひどい色になってしまったら、入浴剤の効果が薄くなってしまいます。
入浴剤の効果は、香りや色によってももたらされますから。
肌への刺激が強くなり、かつ入浴剤としての効果が薄くなってしまうのですから、そんなことはしない方が良いのです。
入浴剤を入れすぎる
また、入浴剤を入れすぎるというのも、やはり良くない使い方だと言えます。
入浴剤を入れすぎてしまうことは、小分けにされた入浴剤を使用している場合にはあまりないかもしれません。
しかし、小分けになっておらず、どさっと入っているタイプの入浴剤を使用している場合、そうやって使いすぎてしまうこともあるでしょう。
いちいちしっかりと図って入れるという方もいないでしょうし、気分次第で多く入れたくなることもあるでしょうから。
小分けになっているものであれば、気分次第で多く入れようとしても、なかなかそうはできないでしょう。
しかし、どさっと入っているものであれば難なくそれも可能です。
入れすぎるとどうなるのか
でも、そもそも入浴剤を入れすぎると何が良くないのでしょうか?
それには二つの理由があります。
まず一つは先述と同じ理由だと言えるでしょう。
つまり、肌への刺激が強くなってしまうということです。
先述のとおり、たいていの入浴剤には香料や着色料が使われています。
香料や着色料が使われているということは、たくさん入浴剤を入れると、その分だけ香料や着色料も多くなるということになります。
だからそれによって肌に対しての刺激が強くなりすぎることもあるのです。
もう一つの理由は、効果が強くなりすぎてしまうことがあるということです。
たとえば体を温めてくれるような効果のある入浴剤を入れすぎたとします。
そうすると体が温められすぎてしまうことが出てくるのです。
そうなると、やはり気持ちの良いものではありませんし、最悪の場合そのせいで体調を崩してしまうことも出てくるでしょう。
それは避けないとなりませんから、入浴剤は適切な量以上は入れないべきなのです。
2日以上入れっぱなしで使用すること
また、2日以上入れっぱなしでそれを使用することも、入浴剤の良くない使い方だと言えます。
なんとなく入浴剤を使った時には、一回ではもったいないと思うこともあるでしょう。
確かに入浴剤は高いものは高いです。
まとめ売りの安いものであれば、別に一回で捨ててもどうということはないでしょう。
しかし、ある程度の値段がするものであれば、ついついもう一日くらいそのまま使いたいと思うものでしょう。
でもそれはよくない使い方なのです。
ではこれは、なぜよくない使い方となるのでしょうか?
続けて使うと汚いお湯が肌に浸透してしまう
それは、続けて使うと汚いお湯が肌に浸透してしまう可能性が出てくるからです。
入浴剤をいれたお湯は、肌に浸透して、それによって美肌効果を促すものがあります。
そして、入浴剤を入れたお湯は、普通のお湯に比べて汗をかきやすいと言えるでしょう。
汗をたくさんかいたお湯は、当然すごく汚れていると言えるでしょう。
そんな風に汚れているお湯が肌に浸透していったら、肌が汚くなることはまず間違いありません。
なので、入浴剤をいれたお湯は、2日続けて使用するのではなく、一回使用したら取り替えるようにしていきましょう。
お風呂にも影響を与えてしまう
入浴剤を入れたお湯を2日連続で使用するとなると、2日目にはそのお湯に対して追い炊きをしないとならなくなるでしょう。
そうなると、その際に入浴剤が逆流したりして、追い炊き機能に影響を与えてしまう可能性が出てくるのです。
そうなったときの損害は計り知れません。
間違いなく、入浴剤1回分よりもはるかに高い金額になるでしょう。
そういうことからも、こうして2日連続でそれを使用するのはおすすめできません。
毎日違う入浴剤を使う
ここまでの使い方のようにそれがすごくダメだというわけではありませんが、実は毎日違う入浴剤を使用するということもあまりおすすめできる使い方ではありません。
一見すると毎日違うものを使用した方がいろいろな効果を体に与えることができそうで、よさそうに思えるものですが、なぜ毎日違う入浴剤を使用するのはよくないと言えるのでしょうか?
毎日違う入浴剤を使用するのは、その分だけ効果を浸透させてあげられなくなるからよくないのです。
1回で効果が出るわけではない
入浴剤は、何も1回で効果が出るわけではありません。
何日か続けて使用して、それでじわじわと効果を出していくのが入浴剤なのです。
なので、日々それを使用しないとならないのです。
それなのに毎日違う入浴剤を使用していたら、毎日違うところに効果をきかせようとすることになってしまい、あまり効果が出なくなってしまうでしょう。
つまりそれは、勿体ない使い方だと言えるのです。
出来ればそういう使い方はしない方が良いでしょう。
まとめ
入浴剤の良くない使い方は、以上のとおりです。
こういう風に入浴剤を使用すると、せっかくの入浴剤が活かせないどころか、逆効果になってしまうことすらもあるので、出来ればそういう使い方はしないように心掛けていってください。
そして、せっかく買った入浴剤の効果をしっかりと引き出して、体を良い状態に導いていってください。