辛い冷え性の方に心と体が芯から温まるおすすめの入浴剤
冷え性の人は増加傾向にありと言われています。
男女530人に行った調査では、冷え性だと感じる人が女性で66.6%、男性は43.2%という調査結果が発表されています。
別の調査では、女性の7割、男性3人に1人が「冷え」に悩んでいると言われています。
体の冷えを感じた時湯船に浸かると温かくてとても気持ち良いですよね。
そこでこの記事では冷え性の方におすすめの入浴剤をご紹介します。
冷え性の原因
冷え性の原因は人様々です。
簡単にですがよくある原因について少しご紹介します。
冷えとはなにか
体の冷える理由として大きくは3つあります。
1つ目は体内で熱が作れない状態です。
人の体での基礎代謝は1日の消費エネルギーの約70%を占めています。
男性よりも女性が冷えを感じる人が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないからだと言われています。
更に無理なダイエットで、今よりも筋肉量を減らしてしまうと冷えに結びついてしまう可能性があるので注意が必要です。
2つ目は体が熱を作ってもその熱が体全体に届かない状態です。
理由としては自律神経のバランスの乱れがよく見られます。
自律神経が乱れると、血流に支障をきたして体全体の熱が下がってしまいます。
夏のエアコンが効いた室内に長時間いて、不安やストレス、食べ過ぎなども主な原因です。
3つ目は体の熱が逃げやすい状態です。
血流が悪いと汗の量が減り、水分が十分に排出されずに水分が体にたまり、冷えの原因になります。
暑い季節でも冷え性になる
冬だけではなく夏の暑い季節でも冷え性に悩む人はたくさんいます。
原因を考えると夏ならではの理由が見えてきます。
例えば冷えた飲み物や食べ物を食べつつけると体の中から冷えてしまう事も原因になります。
他には冬に比べて暑い夏はどうしても、湯船に浸かる回数がへりがちです。
気温に関わらず湯船に浸かるだけでも血行は良くなり、新陳代謝を促進してくれるので体温を上げることにつながります。
逆にシャワーだけでは体を冷やし、血流を悪くする原因にもなるので注意が必要です。
体が温まる入浴剤
冷え性の改善には、夏でも湯船につかる入浴が欠かせません。
普通の入浴にプラスアルファして更に効率よく体の芯から温まる入浴剤をご紹介します。
バスソルトのおすすめ入浴剤
バスソルトとはハーブや花などの精油で香りが付けられた塩のことで欧米では昔から家庭で使われていましたが最近日本でも見る機会が増えてきました。
肌にもよくすべすべにもなるので美容にもおすすめです。
そんなバスソルトをいくつかご紹介します。
クナイプ バスソルト グーテナハト
ドイツ生まれのクナイプはハーブを活かした製造法で、ボディオイルやハンドクリームも販売しています。
この商品の「グーテナハト」とはおやすみなさい。
という意味で、これに使われている原材料に鎮痛作用を持つホップと、不眠症の治療薬としても使われていた「バレリアン」というハーブによる安眠効果が期待できます。
人の体は入浴する事で体温が上がり、その後体温が下がるときに眠気が来ます。
冷え性だけではなく睡眠に悩む人にもおすすめの入浴剤です。
無印良品 瀬戸内海のバスソルト
無印良品にあるバスソルトです。
ミルクやヒノキ、レモン等香りもたくさんあります。
その中でも天然由来のレモングラスの香りは暑い夏の入浴でも爽やかに入浴が出来て、他の入浴剤に比べて香りも強すぎないので香りが苦手な方にもおすすめです。
素材や見た目もシンプルで瀬戸内海の岩塩を使用していて自然由来にこだわる方も安心してお使いいただけます。
ラグゼ デッドシーバスソルト
「死海」の海水を100%使用して作られるラグゼのバスソルトです。
死海の塩には60種類以上のミネラル(海水の約30倍のミネラル濃度)が蓄積されていて美容と健康の手助けをしてくれます。
専用のプールで精製されるラグゼのバスソルトは容量も大きく価格も安いので毎日使う方にもおすすめです。
匂いがシンプルな岩塩の匂いだけなのでアロマ系が苦手な方にも嬉しいですね。
生薬が特徴の入浴剤
薬湯や生薬系入浴剤は古くから存在し、日本での歴史も大変長い入浴剤です。
まだ医学や薬学、科学が確立していない時代からたくさんの人々の健康を助けてきたともされています。
元々は中国の漢方由来のものも多く、生薬が持つ成分と独特の香りが特徴で、トウキ、ボウフウ、チンピ、カミツレ、ハッカ葉などがあり、生薬をそのまま刻んだものや生薬のエキスを取り出して他の成分と組み合せたもの等種類は様々です。
特に先ほど記載した植物のいくつかには血行促進効果が認められるなど、メカニズムも徐々に明らかにされています。
そんな生薬系の入浴剤、おすすめのものをご紹介します。
バスクリン 薬湯 カラダ巡り浴
この入浴剤は10種類の植物エキスをブレンドし、「センキュウ」や温泉成分の「芒硝」、「硫酸マグネシウム」の3種の有効成分を主に配合しています。
この3つで温浴効果を高め、血流促進、新陳代謝をアップし体を内部から温め綺麗にしてくれます。
またアジアンシトラスの香りと効果感を演出した和漢イエローグリーンの色で気持ちも安らぎ入浴が楽しくなります。
価格も高くなく初めての入浴剤としても使いやすいおすすめのものです。
修験湯
とらや製薬株式会社が作る入浴剤は、チンピ・センキュウ・ケイヒ・トウキ・ブクリョウ・シャクヤク・コウブシの7種類の生薬が含まれおり、新陳代謝を促し血行促進が期待できます。
また生薬の良い香りもするので香りが好きな方におすすめです。
温めるだけではなく神経痛や腰痛、疲労回復にも効果的で、ぬるま湯にゆっくり入るのがポイントです。
ゆっくり入ることによって、皮膚の表面や内側にも作用し、かさつくお肌もしっとりと導いてくれます。
湯上りはサッパリとした爽快感があり、お風呂上がりもとても気持ちが良いです。
気巡浴
薬日本堂株式会社が販売する入浴剤でこの会社は漢方相談専門店を全国に展開する会社です。
多くの人の体の悩みを受けその声を聞き、実現してサポートしています。
ネット通販で手軽に購入することもできますし、実店舗が丸の内や青山にもあるので直接相談したり商品を手に取って購入したりすることもできます。
体の疲れを癒し、本来の体の力を戻すことでお風呂上がりもしばらくポカポカと温かいです。
この入浴剤は香りと入浴後の気持ち良さが特徴です。
10種類以上の成分が柑橘系のナチュラルな香りで癒されて、「乾燥硫酸ナトリウム」「トウチエキス散」を配合しているので疲労回復や腰痛に効能がある入浴後も心身共にさっぱりします。
温泉成分配合の入浴剤
温泉ってすごく気持ち良いですよね。
そんな温泉成分が配合された入浴剤が今ではたくさん販売されています。
温泉は美容、健康に効くと言われているものも多くまた日本と縁もあり心も安らぎますよね。
温泉成分配合の入浴剤をいくつかご紹介します。
温素
アルカリ性の成分が特徴のアース製薬が販売する「温素」です。
ph値が9.6というのも話題になりました。
「大樹」「森林」「柚子」「桜」の4種の香りから選べ、お湯と香りで心が安らぎます。
着色料は使用せず、温泉ミネラルがいっぱい入っているので体の芯からポカポカします。
またアルカリ性のお湯は皮膚をやわらかくして、脂肪分や分泌物を洗い流し、肌がしっとりするので「美人の湯」とも言われています。
別府明礬温泉 薬用湯の花
薬用入浴剤として販売されている「別府明礬温泉 薬用湯の花」は大分県別府にある明礬温泉で作られています。
江戸時代から変わらない方法で温泉を結晶化させ、作られるこの入浴剤は温泉そのものの様な感覚で自宅の温泉を気軽に楽しめます。
本物ならではの効能で心と体を芯から温めてくれます。
1日分がパック詰めされており、ネットでも1000円ほどで気軽に購入できます。
温泉入浴剤 イオウ温泉 熱の湯
冷え性に効くと言われている「熱の湯」は日本に多い食塩泉を元に作られており、硫黄やミネラル含むお湯が体に浸透して全身に保温効果を発揮します。
原料のヒマラヤ岩塩はイオウという天然の温泉が含む成分が入っているのが特徴で温泉でしか味わえないポカポカした感じが存分に味わえます。
含まれたイオウの香りで温泉気分を気軽に自宅で楽しめます。
まとめ
冷え性と入浴は関係が深く冷え性改善にはかかせないものです。
入浴剤を使う事でより効果的に体の機能を改善して、入浴剤は心にも安らぎを与えてくれます。
1日の疲れを取り、リフレッシュをして冷え性も治せる。
そんなあなたに合った入浴剤を是非見つけて下さい。
ここでご紹介した入浴剤があなたの冷え性改善の役に立つ事が出来れば嬉しく思います。