腰痛の原因はこれかも!椅子に座ると足を組んでしまうクセを改善する方法とは
椅子に座ると、ついつい足を組んでしまうという方、すごく多いのではないでしょうか?
それで何も身体に影響がないのであれば問題無いかもしれませんが、もしかしたらそのせいで腰痛になってしまっていると言う事もあるかもしれません。
なので、そのクセは改善するべきなのです。
そこでここでは、腰痛改善のため、椅子に座ると足を組むクセを直す方法を紹介します。
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何故足を組む事が腰痛に繋がるか
まず、そもそもなぜ椅子に座って足を組む事が腰痛に繋がるのかということからみていきましょう。
それにはいくつかの理由があります。
身体がゆがんでしまうから
まず一つはやはり、身体がゆがんでしまうからと言う理由です。
足を組むクセがある方は、だいたいの場合で同じ方の足ばかりを組んでいることでしょう。
右が上なら右が上で組みがちですし、逆なら逆で組みがちになるのです。
そうしていつも同じ方の足を上にして足を組んでいたら、次第にそれがやりやすい様に身体がゆがんでいってしまうのです。
そうなれば当然、腰には変なひねりが加わったりして、負荷が増していきます。
そんな風にして腰痛になってしまうことがあるのです。
座っている時の負荷のかかり方も変になる
また足を組んで椅子に座っていると、腰にあたりにかかる体重の負荷も変な風にかかることになります。
足を組んでいると、骨盤も傾きますから、右の腰と左の腰でかかる負荷が変わってくるでしょう。
となると当然、より強く負荷が掛かる方はドンドン痛くなっていくでしょう。
そうして片方の腰が痛くなれば、それをかばおうとしてもう片方に負荷をかけようとしてしまうのが人間です。
すると今度はそのもう片方の腰が痛くなっていきます。
そんな風に結果両方痛くなってしまうでしょう。
だから、椅子に座る際には、足は組まないようにするのが正解になるのです。
では、そんな足を組んでしまうクセは、どのようにして改善していけば良いでしょうか?
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太ももの上に何かを置くようにする
椅子に座ると足を組んでしまうというクセを改善するために出来ることとしてまず言えるのは、太ももの上に何かを置くようにするという方法です。
太ももの上に何かを置くというのは、たとえばノートを置いたり、あるいはクッションを置いたり、なんでも良いから太ももの上に置くのです。
すると、どうなるでしょうか?
太ももの上に物を置く際には、そこが平でないと当然落ちてしまう可能性が高くなります。
落ちたらいちいち拾わないとなりませんから、それは困ります。
なので、太ももの上に何かを置いておけば、それを落とさないようにするのが普通なのです。
ではもし足を組んだらどうなるでしょうか?
足を組んだら、間違いなく太ももの上においてあるものは落ちてしまうと言えるでしょう。
だから、それを避けるために足をくまなくなっていくのです。
強制的に組めなくさせるしかない
基本的には、椅子に座る際に足を組まなくさせるためには、このように強制的に足を組めなくさせるしかないのです。
クセというのは、気持ちだけでどうにかなるものでもありません。
ましてや、足を組むことが原因で腰痛までおこっているのに、それなのに足を組むことがやめられないのですから、それはもはや気持ちではどうすることも出来ないでしょう。
それは確かに、強く意識していれば最初のうちは足を組まないようにしていける可能性もあります。
でもそれはあくまでも最初のうちの話です。
椅子の上で足を組むクセがあり、それが原因で腰痛になってしまっている方は、おそらくデスクワークをしている人が多いでしょう。
デスクワークをしているのですから、当然気が付いたら目の前の仕事に集中してしまう事もあります。
そうして仕事に集中してしまうと、足を整えることに意識が行かなくなり、いつしか足を組んでしまうようになるのです。
そうなることを防ぐためには、やはり意識しなくても足を組まないようにするしかないのです。
それはつまり、強制的に足を組めなくさせることでしか、足を組むクセは改善していかないということになります。
足が組めるだけのスペースは埋めてしまう
強制的に足を組めなくさせて、椅子に座ると足を組んでしまうというクセを改善していくためには、足が組めるだけのスペースを埋めてしまうというのもおすすめです。
足を組むクセがあるのは、デスク周りに足を組めるだけのスペースがあるからです。
たとえば、椅子とデスクの下にそれなりの距離があったり、あるいは後ろに椅子を引いて、いちどデスクまわりから足を出して、それで足を組んでいくなどしていることでしょう。
だから、そんなスペースを埋めてしまうのです。
たとえばデスクと椅子の高さの距離を近づけてしまえば、その体勢から足を組むことはまず出来なくなります。
それでいて椅子の後ろの色々とものを置いて、椅子をあまり後ろに引けないようにしてしまえば、デスクまわりから足を出して足を組むという事も難しくなります。
なので、強制的に足を組めなくできて、足を組むクセを改善させられると言えるのです。
簡単に出来るからしてしまう
足を組むだけに限らずクセと言うのは、簡単にそれが出来るからしてしまうのです。
たとえば、100メートル全力で走るのがクセと言う方に出会ったことはありますでしょうか?
まずないでしょう。
それをするには色々と準備がいりますから、気軽には出来ないのです。
よって、クセにもなりづらいです。
それは、足を組むというクセにおいても言えることです。
確かにスペースを埋めるだけでは、頑張れば足を組むことはできるでしょう。
でもそのためには頑張らないとならないのです。
そこまでして足を組みたいと思うことはそうそうないでしょう。
だから、足を組むクセは改善して可能性が高いと言えます。
体幹のトレーニングをする
椅子に座ると足を組んでしまうというクセを改善するためには、体幹のトレーニングをするということも効果的だと言えるでしょう。
足を組むクセがある方は、足を組むのが楽に感じるから足を組み始めたところがあります。
なので、足を組むクセを改善するためには、そもそも足を組むが楽だと感じないような身体を作ることも効果的だと言えるのです。
強制的に足を組めなくさせることとは違い、即効性はありません。
でも、長い目で見ればこうすることもすごく大切な事なので、上記の方法とあわせて体幹を鍛えておくと良いでしょう。
腹筋や背筋が弱いと足を組むのが楽になる
腹筋や背筋が弱いと、足を組むのがらくに感じるようになる傾向があります。
なので、足を組むクセがある方は、腹筋や背筋を鍛えるようにするのがおすすめです。
どんな方法でも良いので、日々そうして体幹を鍛えていってください。
体幹に筋肉がつけば、それによって腰痛になりづらくなる事もあるでしょう。
筋肉がないと、ちょっとした負担も大きく感じて腰痛になりがちになりますが、筋肉があればなかなかそうなることはありませんから。
なので、腰痛対策と言う意味で見ても、体幹を鍛えることはおすすめになります。
まとめ
椅子に座ると足を組んでしまうクセを改善するためには、是非上記の事を参考にしてみてください。
腰痛は、やはり原因を改善していかないといつまでも治りません。
いつまでも治らないと、ドンドン悪化して、いずれ大きな病気に繋がる事もありますから、そうならないように、わかっている原因に対しては迅速にアプローチをしていくと良いでしょう。