寒くなると膝が痛む、冬になったら膝痛はひどくなるって本当?回避改善できる方法は?
関節痛と言うのはなった人にしかわからないこともあります。
その一つが、季節の変わり目や気圧の上下、気温の上下で痛みがひどくなると言う事です。
膝が何時もより痛むので午後から雨だな、とか予報まで出せるようになる人もいるわけです。
特に膝痛の場合、歩くことで当たり前に使う膝ですので、その痛みの差がはっきりとわかると言う事になりますね。
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秋から冬にかけては
樹木が葉を散らし動物が冬眠に入る秋から冬は、人間も活動が鈍ります。
反して春になれば、気温だけでなく調子もうなぎ上りに上がることが多くなります。
上がり過ぎて、ちょっと行き過ぎる人が出てしまうのも、春先です。
このように人間の身体は本当に、理性よりも時として正直ですので、しっかりと耳を傾けたほうがいい事もあります。
身体の調子が気持ちにも反映されて、気持ちが上向けば今度はそれに触発されて身体も調子よく、と言うわけです。
しかしこれが反対に働くと、勿論身体も気持ちも落ち込むことも無いわけではありません。
特に普段から痛む場所や、丁度怪我をしてしまった場所などは、季節と共に変化することもあります。
寒くなったら膝の調子が悪くてとか、雨の日には昔の傷が痛むとか言うのは、実際に冷えなどで調子が悪くなっていることもありますが、気持ちが反映されてと言う事もあるのです。
秋から冬にかけては、段々と気温も下がり気分的にも下がることの多い季節です。
関節部のケアは、出来るだけ先手を打ってしておきたいものですね。
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関節痛の天敵と言えば気候の変化と
欧米人はリューマチになる人が多いと言われます。
日本人より肉食がメインだったからでしょうが、まあ今では日本人にも増えてきているようです。
昔の欧米の小説を読みますと、湿度の多い雨の日には膝のリューマチが痛む、この季節のこの地域の冷えのせいでリューマチの痛みが辛い、等の描写を見かけます。
昔の美食のせいでリューマチになってしまったなどは、イギリスの小説によく見かける描写です。
この冷えと湿度が、関節痛には大敵だと言う事を実感させる描写です。
そして雨と天候の変化と冬の冷え込みと言う点で、イギリスと日本は結構似ているところがありますね。
つまり対岸の火事では無いと言う事でもあります。
秋の長雨や気温の低下、日照時間の短縮による気持ちの変化などで、秋冬は関節部の痛みが気になる季節でもあるのです。
また秋はともかく、冬になると人間動きたくなくなるものです。
動かし過ぎも良く無いのですが、動かさないと関節はさび付いてしまいます。
冷えとさび付き、これはかなり拙いですね。
冬に向けて膝痛を悪化させないために
寒い時期に痛む場所があれば、動かしたくない気持ちは大きくなります。
特に膝の場合、歩くという基本行動に使う関節ですから、歩くことを怠けてさび付かせてしまうと後が大変です。
まだ寒くないからと甘く見ないで
秋口はまだまだ昼間の気温も高く、冷えとは縁が無いように思えます。
しかし朝晩の気温は低下していますし、反面まだ気温の高い昼間は冷房の入っている場所も多いでしょう。
朝晩の薄着と昼の冷房、これらが膝痛を悪化させる原因になります。
そろそろ日が短くなってきて、夜はエアコンが必要ないな、と思ったあたりで予防準備を始めましょう。
女性は生足やソックスだけは止めて、早めにストッキングなどで冷やさないようにしておきます。
男性の場合は、薄手で良いので柔らかいサポーターなどズボンの下につけておくといいでしょう。
勿論女性にもサポーターは、パンツルックの時などにはおすすめです。
膝をさび付かせないように運動を筋肉もつけておく
スポーツの秋と言われる季節です。
ここで適度な運動をして、関節の動きを良くしておきましょう。
運動不足になりやすい冬になる前に、準備しておくのがよろしいでしょう。
加えて運動することで筋肉もつけておきます。
膝周りや脚全体の筋肉、上半身の腹筋や背筋もここで鍛えておけば、関節部へのサポートになります。
筋肉がしっかりついていれば関節部への負担が減りますので、結果痛みも軽減されます。
すでに痛みのある方の場合は、無理の無いような運動をおすすめします。
つまり脚自体でなく上半身を鍛える方向ですね。
上半身の筋肉は膝など下半身の関節をサポートしてくれますので、しかも上半身用のトレーニングなら膝の痛みや負担は最小限で済むのでおすすめです。
冬になってしまって膝痛が強くなったら
さて秋口に頑張ったけど、もしくはちょっと足りなくて冬に突入、痛みがひどくなりそうな場合はどうしましょう。
勿論整形外科での検診もおすすめですし、整骨などの治療も考慮に入れておきますが、ある程度自力で出来ることもあります。
冷えと湿度は避けること
サポーターなどで冷えないように防御するのは、勿論有効です。
仕事中などはひざ掛けも併用しましょう。
しかしこれが過ぎると、患部に汗をかいてしまいます。
汗は放置しておくと冷えに繋がります。
こまめに拭き取るようにしてください。
暑くなりすぎて汗をかき過ぎないように調整することも、心がけておきましょう。
夜寝る時も出来れば冷えないように
寝る時のサポーターと言うのは、場合によっては血流を悪くするのであまりおすすめ出来ないのですが、それでも冷えよりはマシです。
勿論サポート用の物は外しておきましょう。
サポート用は歩く時行動する時の補助製品ですので、寝る時には向きません。
血流も悪くなりますし、膝を過保護にしてしまいます。
保温用の、ちょっと緩めのサポーターを冷え回避に使用するといいでしょう。
通勤通学買い物用の靴にも注意しましょう
特に通勤通学の場合、思っているよりも歩数は多いものです。
電車の乗り換えだけでも、かなり歩いていることになります。
都心の通勤だと、1回乗り換えるのに5分歩くと言うのも珍しくありません。
なので出来るだけ、お洒落よりも実益をとりましょう。
ウォーキングシューズやスニーカーを利用します。
革靴に比べて格段に、脚に対するショックが小さいのがウォーキングシューズやスニーカーです。
元々歩くために作られている靴ですから当たり前なのですが、関節部に対する負荷がまるで違います。
履き替え用の靴を会社に用意しておいて、通勤時のみソールに弾性のある靴にしてみると、膝への負担が激減します。
秋冬だからと言って決してそれだけで
寒いし冷えやすいのは勿論この季節です。
しかし現在ではエアコンなどの機械もありますので、決して冷えは寒い時期の専売特許ではなくなりました。
暖房も昔に比べれば段違いに性能が良くなりましたので、実際にはそれほど冷えることは無いと言っていいでしょう。
つまり秋冬で最も気を付けたいことは、季節の変わり目に油断して冷えを呼ばないようにすることと、運動不足による筋肉の劣化を防ぐことです。
加えて気持ち的なもの、これから寒い冬になるので気分が暗くなってしまう、等のマイナス要因を出来るだけ避けることも、心がけておきたいですね。
幸い色々なイベントが秋冬にはあります。
それを楽しみつつ、気持ちもアップさせていきましょう。
そして暖かい室内などで、軽い運動を無理の無いようにすれば筋肉も落ちないで済みます。
気持ちが弱らないように、筋肉が弱らないようにの2点、しっかり守って膝痛を軽減させて冬を越しましょう。
まとめ
冬は痛んで当たり前、と割り切っている方も多いでしょう。
しかし何より避けたいのは、痛いし寒いしもう何もしたくない、と落ち込んでしまう事です。
気持ちと身体は密接に結びついています。
気持ちを明るくすれば身体もアップできますし、その逆も勿論あります。
寒いけど暖かい場所で気持ち良く運動すれば膝痛も軽くなると、笑顔で思って見ましょう。
勿論寒くなる前の膝痛悪化回避準備も、忘れずにしてくださいね。