エギングロッド流用でできるメリットだらけの見えバス釣り!
ルアー釣りをしている人の多くはバスフィッシングから始めて、他のソルトルアーもやってみているという人が多いかと思います。
エギングロッドはその中でも流用できる釣りが多く、もちろんバスフィッシングでも使うことができます。
その中でもメリットを感じやすいのが見えバス釣りです。
今回はそのエギングロッドを流用した見えバス釣りを紹介します。
見えバスを釣るためには?
そもそも見えバスはどんな状況なのでしょうか?
大抵の場合は回遊していますが、中には非常に浅い場所でエサを待っているといった場合もあります。
この中で回遊している見えバスはなかなか釣りづらいですが、エサを待っている見えバスは比較的釣りやすいです。
しかし、見えバスは人間側から見えるということは、魚側からも見えているということを常に意識しなければなりません。
そのためにはやはり釣るためのコツを知っておく必要があります。
その攻略のキーを下記に挙げておきます。
見えバス攻略のキーは?
見えバス攻略のキーはずばり遠投です。
できるだけ見えバスから離れた距離からルアーをキャストすることで、ヒットに持ち込む確立を高めることができます。
その場合に使うルアーは重量のあるものではなく、ワームや軽量ミノーといったものが警戒されにくいので用いられます。
しかしながら、通常のブラックバスのロッド、さらに軽いものを使うためのスピニングロッドとなると硬く7フィート程度までのものしかありません。
このロッドで見えバスを釣ろうとすると使いやすいものではなかなか無いので、結果釣れないといった感じになってしまいます。
その点を補うためにエギングロッドはかなり適しています。
下記にその理由を3つ挙げていきますので、参考にしてみてください。
エギングロッドを使うメリット
エギングロッドを使うメリットは飛距離、長さ、柔らかさの3つです。
この3つが見えバス攻略には必要ですが、バス用のロッドではなかなか合うものが少ないのが現状です。
下記にその3つの理由を解説していきたいと思います。
飛距離
まず見えバス釣りでエギングロッドを使うメリットは飛距離です。
エギングロッドはエギを繊細に扱っていくため、しなやかなものが多く、またより飛距離を出すために工夫がしてあることが多いです。
さらにエギを長時間扱うために軽量なものが多いです。
このような特徴があるエギングロッドは、キャスト時の振り抜けがよく飛距離を出すことが可能です。
長さ
次に見えバス釣りでエギングロッドを使うメリットは長さです。
だいたいですが、エギングロッドは8フィートを越えるものがほとんどです。
先に挙げたメリットである飛距離ですが、飛距離を出したらその分その先でアクションさせるための何かが必要となります。
その何かをしやすいのが、エギングロッドの長さです。
長さはあればあるほど、細かいアクションから大きなアクションまでこなす範囲が広くなります。
エギングロッドの繊細さも役立つことでしょう。
また、飛距離を出している分、見えバスがバイトしてきたらフッキングパワーが必要となります。
そのフッキングパワーを出すためにもロッドの長さは必要となります。
柔らかさ
最後に見えバス釣りでエギングロッドを使うメリットとして挙げるのは、柔らかさです。
見えバスはせっかくヒットしてもばれてしまうことが多く、やはりその原因は警戒心からによるバイトの浅さです。
どんなに釣り人側が離れてキャストしてバイトさせたとしても、見えバスは一定の警戒心を常に持っています。
ですので、バイトが浅くなりやすいです。
このときに硬いロッドだと、ばれやすくなってしまいます。
長さにともなって柔らかさがあるエギングロッドであればそういったことを少なくすることもできるでしょう。
流用しやすいエギングタックルの目安
ここまで見えバス攻略のキー、エギングロッドを使うメリットについて述べてきました。
そうなると気になるのがタックルバランスだと思います。
ここでは具体的にどのようなエギングタックルが見えバス釣りに向いているのかを解説していきたいと思います。
エギングロッド
エギングロッドのスペックに関しては、長さ8フィート以上、ロッドパワーがライトクラスのものが使いやすいでしょう。
長さがあれば飛距離を出すことができますし、パワーがライト程度であればバスのばれを防ぎやすくファイトがしやすいでしょう。
逆に適さないものとしては8フィート以下の短いものや、エギに鋭いアクションを加えるためのヘビークラスのパワーを持ったロッドといったところでしょう。
エギングリール
エギング用のリールであれば2500番くらいが多いと思いますので、それをそのまま流用して問題ありません。
ひとつ気を付けるとすればドラグを少し緩めにしておくとよいと思います。
そうすることでロッドの柔軟性と併せて見えバスの浅いバイトに対する対策ができます。
ライン
ラインに関しては飛距離が出せるPEラインがよいです。
太さは細ければ細いほど飛距離が出ますので、通常エギングで使うような0.8号程度でもよいですが、0.4号クラスといったものを使ってみるとぜんぜん飛距離が違ってきますので、よりロングディスタンスで見えバスにアプローチ出来ます。
リーダー
リーダーはフロロカーボンを基本として使っていくとよいです。
エギング用の3号程度のものでもよいですし、購入できるのであれば6ポンドくらいのリーダーが扱いやすいです。
ラインは細いほうがアクションさせたときの波紋が小さくなりますので、細いほうがおすすめです。
使いやすいルアーとアクション方法
最後に見えバス攻略に使いやすいルアーとアクションの方法について解説します。
見えバスは警戒心が強いため、より細かいアクションができるものを基本としていきましょう。
それでは下記に解説していきます。
ストレートワーム
もっともスタンダードな形状のため、いろんな使い方ができるのがストレートワームです。
見えバス狙いにはワッキーセッティングが一番良いです。
ワッキーセッティングとは、ワームの途中にフックを通す使い方で、水の抵抗を全体に受けるので、手前に寄ってきにくいのが特徴となります。
アクションとしてはシェイキングを基本としていきます。
ラインをロッドティップで軽くゆするような感じで使っていくとよいです。
バスがバイトしてきたら、ワーム全体が口の中に入るのを確認してフッキングするようにしましょう。
虫系ワーム
見えバスで岸を向いているようなときは虫系ワームがおすすめです。
虫系ワームは浮くものが多く、水面を利用して見えバスをだましやすいです。
警戒されないようにラインの置き方などを考えていくことが釣果を伸ばすコツとなります。
基本アクションはシェイキングとなります。
しかしながら、時として動かさない方がよいときもありますので、そのときの状況を見極めつつ釣りをしてみるようにするとよいでしょう。
バスがバイトしてきたら、しっかりとルアーが吸い込まれたことを確認してフッキングするようにしましょう。
まとめ
最後になりましたが、見えバス釣りには偏光サングラスも必須です。
これはエギングをしているときにも有効なアイテムとなりますので、一つ持っておくとよいと思います。
おすすめのレンズカラーはグレーやブラウンといった薄めのレンズカラーです。
偏光サングラスを買った時は落下防止のストラップも一緒に合ったほうがよいです。
今回の記事を見て、エギングロッドを使っての見えバス釣り、やってみてください。