エイテックの汎用性が高いベイトリール・フルレンジを紹介!
現在は多くのメーカーからベイトリールが販売されるようになってきています。
その中でも今回は初心者から中級者におすすめのエイテックのベイトリールであるフルレンジを紹介していきたいと思います。
多くの機能を搭載しているベイトリールですので長く使っていくことが出来るモデルとなってくれることと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
フルレンジの概要
エイテックには同じ名前を持ったバスロッドがラインナップされています。
それと同じくして、バスフィッシングにおけるいろんな条件で普通に使えることを目指して作られたのがベイトリールのフルレンジです。
実売価格は2万円以下となっています。
価格に対して多くの性能を持っているベイトリールとなっているのでコストパフォーマンスも高いものとなっています。
フルレンジの各部解説
フルレンジには多くの性能が搭載されています。
中でも見てわかりやすい表記などが細部にあるので、実際に釣りをしているときに役立ってくれることでしょう。
それでは各部の解説を行っていきたいと思います。
ベアリング数
ベイトリールの回転をスムーズにしてくれるのがベアリングです。
この数は多いほうがよりスムーズになる傾向があります。
フルレンジにおいてはこのボールベアリングが10個入っています。
価格に対しての個数としてはかなり多くなっています。
ギア比の表示
フルレンジには2つのギア比が用意されています。
それぞれ8.1:1、6.6:1と多くのルアーに対応するギア比となっています。
8.1:1では手返し重視のテキサスリグやフロッグの釣りで、6.6:1では巻き物をはじめとする多くの釣りで使っていくことが出来るでしょう。
そしてこれらのギア比はボディーに表示されて見てわかるようになっています。
準備するときに見た目が同じベイトリールでも間違わずにセッティングできるのがメリットとなっています。
ボディー
ボディー素材はアルミとカーボンマテリアルを使い分けて作られてあるので、強度と軽さを両立することが出来ています。
握り込んで力が入れやすいようにロープロファイル化されているので、しっかり握って力強くファイトしたり、上手くアクションさせたりすることが出来るでしょう。
ブレーキシステム
フルレンジのブレーキシステムには遠心力ブレーキが採用してあります。
これによってスプールの回転数に合わせてブレーキの強さが変わってくれるので伸びのあるキャストが出来るようになっています。
サイドプレート
サイドプレートはワンタッチでオープンできるようになっています。
これによってメンテナンスを行ったり、使用後にシャワーで洗い流して乾燥させたりするといったことが行いやすいでしょう。
もちろんサイドカバーを無くさないように、落ちないような仕組みとなってくれています。
クラッチ
クラッチは他のベイトリールに比べると、深い位置まで下がってくれます。
このことによってサミングする親指があまり開かなくてよくなりますので、キャスタビリティーが上がります。
多彩なキャスティングが行いやすいとともに、初心者の人がキャスティングに慣れるうえでも役立ってくれることでしょう。
スプール
スプールはシャフトがほとんど無い仕様となっています。
抵抗を少なくすることによってスムーズな回転が得られています。
ラインキャパシティーについては、16ポンドが100メートル入るようになっています。
この深さであればベイトリールで使うことが多いラインの太さを多くカバーしてくれます。
ドラグ
ドラグは締めこんでも、スタードラグが同じ位置をキープするという珍しい機能を持たせてあります。
スタードラグは指で弾いてハンドルを回転させたりすることにも役立ちますので、このような機能が搭載されていることはメリットになると思います。
ハンドル
この価格帯では珍しいカーボンクランクハンドルがフルレンジには搭載されています。
長さが90ミリありますので力を入れてしっかりとハンドルを回すことが出来ます。
ノブには滑りにくいEVAを採用してありますので、濡れた場合などでも安心して使っていくことが出来るでしょう。
メカニカルブレーキ
フルレンジのメカニカルブレーキは調整時にクリック式となるものとなっています。
しっかりとした調整が出来るサポートをしてくれますので、釣り場においても調整がかなり確認しやすいと思います。
つまみやすい細かなでこぼこが付いているのもおすすめのポイントです。
ラインメモリー
他のベイトリールでほとんど見られないのがこのラインメモリーの機能です。
どのポンド数を巻いているのかが分かるので、同じようなタックルを並べていても釣りをしながら間違うことが無く確認出来たりするのはメリットとなってくれることでしょう。
フルレンジの各ギア比別のおすすめの釣り
フルレンジは海水にも対応していますので、多くの釣りに対応してくれます。
ギア比が2つありますので、釣りに合わせて使っていくことが重要となります。
下記にそれぞれのギア比でおすすめの釣りの例を挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
8.1:1のギア比でおすすめの釣り
こちらのスーパーハイギアでおすすめとなるのは、速い回収を必要とする釣りとなります。
ブラックバス釣りにおいてはテキサスリグやラバージグでのカバー周りでの釣り、ソルトルアーにおいてはシーバスのバイブレーションを使った広範囲の釣りやメタルジグを使ったライトジギングなどで使い勝手がよいでしょう。
ブラックバスの釣りにおいては深めのスプールを活かして太いラインを巻きパワーを重視して使っていくことで釣果を伸ばしていくことが出来ると思います。
ソルトルアーの釣りではPEの1.5号くらいを使っていくことで飛距離とパワーを両立させた釣りが出来ていくものと思います。
6.6:1のギア比でおすすめの釣り
ノーマルギアでおすすめとなるのはブラックバスやナマズ狙いでのハードルアーの釣りです。
クランクベイトやノイジー系トップウォーター、スピナーベイトといったルアーで使っていくとよいでしょう。
これらの釣りにおいてはバイトを弾かないために、ナイロンラインを使っていくのがおすすめです。
12ポンドから16ポンドくらいまでの太さを使ってみると良いと思います。
一緒に使ってみたいフルレンジのバスロッド
最後に今回紹介してきたフルレンジのベイトリールと同じ名前を持ったバスロッドについて紹介しておきたいと思います。
このバスロッドはベイトリールと同じようにいろんな条件で幅広く使っていくことが出来ることを根本に考えて作られています。
実売価格も2万円を切っていますので、ベイトリールのフルレンジとも合わせやすいですし、エントリーモデルから一歩レベルアップしたいという方にもおすすめのロッドとなっています。
シリーズにはバスロッドの主流である1ピースモデルだけでなく、CCと名前が付いた2ピースのセンターカットモデルもありますので、携帯性を考える方にはそちらがおすすめとなるでしょう。
ぜひベイトリールと一緒に使ってみることを考えてみてください。
まとめ
今回はエイテックのベイトリール・フルレンジについて各部解説や、おすすめの釣りの解説をしてきましたがいかがだったでしょうか。
価格からすると非常に搭載してある性能が多い、多くの人におすすめできるベイトリールだと思います。
ぜひ今回の記事を参考にして、淡水でも海水でも応用範囲が広いこのベイトリールを使ってみてもらえればと思います。