ベイトリールのキャスティングの基本・オーバーヘッドキャストをマスターしよう!

ベイトリール

SHIMANO(シマノ) リール 17 バスワンXT 150 RIGHT

ベイトリールを使っているプロの動画などでは、多彩なキャスティングをしている姿を見ることができると思います。

その中でも基本となるのがオーバーヘッドキャストです。

このキャスト方法をしっかり身に付けることによって他のキャスティングも上手くできるようになってきます。

今回はこのオーバーヘッドキャストについて解説をしていきたいと思います。



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オーバーヘッドキャストとは?

オーバーヘッドキャストとは、ロッドを真っ直ぐ上に振り上げてその勢いでキャストしていく方法です。

意外にですが、サイドハンドキャストはできてもオーバーヘッドキャストができないという人も多いです。

このキャストは真っ直ぐ振り上げるということが意外と難しいので、綺麗なオーバーヘッドキャストできる人というのは結構少ないです。

このキャストを特に初心者の方は最初に身に付けておくことによって、他のキャスト方法への理解も深まり、キャスティングが上手くなりやすいです。



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オーバーヘッドキャストのメリット

次にオーバーヘッドキャストのメリットについて解説しておきます。

このキャスト方法が使えることによって、よりタイトに攻めていくことができることが多くなりますので、ぜひ身に付けてこれらのメリットを活かせるようにしていきましょう。

それでは紹介していきます。

真っ直ぐ投げるのに向く

まずはオーバーヘッドキャストを真っ直ぐ投げることができるのがメリットです。

実際に真っ直ぐ他のキャストで投げているつもりであっても、実際に線を引いて確認したりすると、左右にぶれていることが多いです。

真っ直ぐ投げられることのメリットは意外と釣り場では大きなアドバンテージとなってくれます。

着水音を大きくできる

今の釣りでは着水音を静かにして、魚を驚かせないようにという意識が一般的ですが、状況によっては着水音を大きくした方がよい場合もあります。

オーバーヘッドキャストではそれが可能となります。

特にナマズやブラックバス、シーバスのトップウォーターゲームにおいては着水音で魚に気づかせてから釣っていくということも多くの場面で出てきます。

ロッドの反発力をしっかり理解できる

オーバーヘッドキャストではロッドの反発力を活かしてキャストしないと正確にまっすぐ投げることがしづらいです。

反発力をしっかり活かすことができると力をあまり必要とせず真っ直ぐに、また弾道をコントロールしながらキャストしていくことができます。

オーバーヘッドが活用しやすいポイント

ここではオーバーヘッドキャストが活用しやすいポイントを紹介しておきます。

釣り場でこのようなポイントがあった時には、オーバーヘッドキャストを活用していくとよいでしょう。

それでは紹介していきます。

杭などのピンスポット

杭などがぽつんとあるようなピンスポットではオーバーヘッドの持つ方向性を保ったキャストが活かしやすいです。

ピンスポットでは正確に1回で魚にルアーを見せることが大事になってきますので、そういったときにはオーバーヘッドキャストは活かしやすいです。

狙うときにはそのピンスポットの先までキャストしてルアーをリトリーブするようにしましょう。

壁など直線的なポイント

壁などの直線的なポイントもオーバーヘッドキャストが活用しやすいポイントです。

このようなポイントでは、壁などにどれだけ近づけてルアーをリトリーブできるかが釣果を伸ばしていくコツです。

濁ったポイント

濁ったポイントでは魚がルアーに気づきにくいです。

そこでオーバーヘッドキャストで投げて着水音を大きくして魚に気づかせるといった方法を取ってみるのもよい方法です。

着水音の大きさは投げる高さとサミングによるスピード調整で行っていくとよいです。

オーバーヘッドキャストの練習方法

それでは具体的にオーバーヘッドキャストをマスターするための練習方法について解説していきます。

ひとつひとつ段階を踏んで行っていくのが、結果として早い上達へとつながっていくでしょう。

それでは紹介していきます。

重たいルアーを結んでやってみる

まずはオーバーヘッドキャストではロッドの反発力を感じるところからスタートしましょう。

これを感じやすくするためには重たいルアーを結んでやってみることが良いです。

重たいルアーはゆっくりと動作してもロッドをしっかりと曲げてくれます。

ロッドが曲がる感覚をまずは掴むようにしましょう。

また、反発力を感じ取るにはシングルハンドでロッドを持って振ってみるのも良い方法です。

構えからキャスト終了まで直線上で終わるようにする

次に構えからキャスト終了までの動作が直線上で終わるように心がけましょう。

これができることで真っ直ぐにルアーをキャストしていくことができます。

上手く直線状で動作するコツですが、出来る限り力を抜くことです。

無理な力が入っていると左右にぶれてしまうことが多くなります。

最低限必要な力を入れて、あとはロッドの反発力を活かすようにしていくとよいでしょう。

ダブルハンドではロッドエンドをしっかり引く

オーバーヘッドキャストではダブルハンドで投げることが多いでしょう。

その時にロッドエンドをしっかり引くとより反発力が活かせて楽にキャストすることができます。

引くときには力を入れすぎずに引き寄せるようにするのが上手くいくコツとなります。

釣り場で実践練習

最後はやはり釣り場で実践練習してみてください。

釣り場では障害物までの距離がさまざまだったり、風が吹いていたりといろんなシチュエーションがあります。

この実践練習をするときにはルアーからフックを外しておくのもよいでしょう。

引っ掛かりを恐れていると、ポイントからルアーを気持ち的に離してしまいがちとなるからです。

ある程度慣れてからフックを付けていくとよいかと思います。

おすすめのベイトリール

オーバーヘッドキャストがまだマスターできていない初心者の方におすすめのベイトリールを最後に紹介していきます。

コストパフォーマンスと性能のバランスが取れたリールとなっていますので、ぜひ使ってもらえればと思います。

それでは紹介していきます。

ダイワ フエゴCT100H

基本性能が充実しているコンパクトサイズのベイトリールです。

メタルフレームによって剛性が高く、クランクハンドルによって巻き取りやすさを兼ね備えています。

ソルトにも対応していますので、使うフィールドを選びにくいモデルです。

ブレーキに関してもマグダイヤルにて調整できますので、目で見つつ確認していくことができます。

キャスティングが上達するには同じベイトリールを使っていくとよいですので、長くどんなフィールドでも使えるものを購入しておくことをおすすめします。

シマノ バスワンXT

SHIMANO(シマノ) リール 17 バスワンXT 150 RIGHT

よりコストを抑えていきたい方にはこちらのバスワンXTがおすすめです。

実売価格は1万円を下回っているにも関わらず、ブレーキシステムには過去に上位機種に搭載されていたSVSを採用してあります。

ラインの巻き量やギア比、スプール径まで基本的なスペックとなっていますので、使い勝手がよいでしょう。

まとめ

今回はベイトリールのキャスティングの基本となるオーバーヘッドキャストについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。

このキャスト方法をマスターすることが他のキャストを上達するのに役立ってくれることは間違いないでしょう。

今回の記事内容を参考にしつつ練習してみて、ぜひオーバーヘッドキャストをマスターして釣りに活かしてみてください。







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