ベイトリール初心者でも安心!投げるための基礎の基礎から教えます!
「バス釣りを始めてからスピニングリールしか使ったことがない…。もうそろそろベイトリールに挑戦してみたいなぁ…でも使い方がわからないなぁ…。」
バス釣り初心者にとって一つの壁となるベイトリールへの挑戦。
テレビなどの動画でプロがカッコよく使いこなしているのを見ると憧れますよね?
私も最初は全くベイトリールが使えませんでした。
でも今ではしっかりと使いこなしてバス釣りを楽しむことが出来ています!
今回はバス釣りを長年経験してきた私なりのベイトリールの使い方を基礎の基礎からお教えしていこうと思います!
そもそもベイトリールとは?
そもそもベイトリールというものは、正式にはベイトキャスティングリールといいます。
もともとは、ベイト(餌)をキャスティング(投げる)するエサ釣りに使われていたリールです。
これを知っていて誰かに話してみると「へぇ~そうなんだ!」と言われると思います(笑)
気になるベイトリールの利点ですが、
・構造上、巻き取る力が強い
・ラインがまっすぐ出て、まっすぐ巻かれるためスピニングリールのように糸ヨレの心配がない
・キャスティング距離や着水時の微調整が可能
主な利点はこういったところになります。
キャスティングがビシバシ決められて、力強く巻き取りたいという人に、ベイトリールはおすすめです!
次はよく使う用語について紹介していきます!
ベイトリールを使う上で知っておきたい用語
ベイトリールを使う上で知っておきたい言葉はまず次の3つです!
・クラッチ
・メカニカルブレーキ
・サミング
クラッチとは、押すとラインが出る状態になるボタンのようなものです。
押す動作のことを「クラッチを切る」といいます。
メカニカルブレーキとは、スプールの軸を横から押さえてラインの出るスピードを調整するツマミのことです。
リールの横側に付いていて、回すことで強さを調整できます。
サミングとは、親指でスプールの端もしくはラインを触って、スプールの回転を調整し、バックラッシュを防ぐ動作のことです。
初心者がベイトリールを使う上でぶつかる壁の一つになります。
他にも用語はたくさんありますが、まずはこの3つの用語を覚えておいてください!
まずはサミング練習から
初心者がベイトリールを使う上でまず身に着けないといけないのがサミングです!
これが出来ないとあのラインがぐちゃぐちゃになる現象・バックラッシュに悩まされてしまい、「あぁベイトリールはもういいや!」となってしまいます。
そうならないために、釣り場に行く前にまずは家の中でサミングの練習をしておきましょう!
練習方法はいたって簡単!
ベイトリールを通常通りセッティングしてロッドにラインを通します。
そしてルアーでも他のものでも構いませんのでラインの先端に20グラムくらいの重りになるものを結びます。
次に、メカニカルブレーキを少し強めに締めておきます。
締めたら、クラッチを切ります。
クラッチを切ってもラインは出て行かない状態になっていると思いますので、その状態からメカニカルブレーキをだんだんと緩めていきます。
緩めていくとそのうち重りの重さでラインがスルスルと出ていくところがあると思いますので、そこで調整をストップします。
調整が出来たら、クラッチを切ってラインがスルスル出ていくのを親指で止めたり離したり、押さえる強さでスピードの緩急をつけたりしましょう。
これを繰り返し練習しておくとバックラッシュを防ぐことが出来、ベイトリールをより早く使いこなせるようになります!
ここまで出来たらあとは釣り場で実践練習です!
いざ実践練習へ!
自宅でサミングの練習をある程度行ったら、次は釣り場で実践練習です!
実践練習には重ためのルアー、私がおすすめするのはバイブレーションです。
メカニカルブレーキのセッティングは、クラッチを切ってルアーが落ちるか落ちないかくらいの強さに調整してください。
キャストするときはクラッチを切って親指でスプールを押さえ、ゆっくりと大きめの動作でロッドを振って、ロッドの反発力を活かすようにしましょう。
力いっぱい投げようとするとバックラッシュが起きてしまいます。
スプールを押さえている指を離すタイミングは、「後ろ側に行ったルアーが前に行き始める」タイミングです。
これだけは繰り返しキャスティング練習をしてタイミングを掴んでいってください。
まとめ
説明は以上になりますが、ベイトリールを上手く使えるようにする一番のコツは「楽しんで釣りをすること!」これが一番です!
楽しんでアレコレ失敗を繰り返していくことができればどんどんベイトリールを使いこなせるようになっていくと思います!
スピニングリールを使っている今より一段階上手くなりたいという人にベイトリールはおすすめです!ぜひ今回の記事を参考にしてチャレンジしてみてください!