メタルバイブレーションをベイトリールで使うべき理由とは？
近年、種類が非常に多くなってきたメタルバイブレーション。
その有効的な使い方がバス釣りをする人の間に広がってきたのがその理由かと思います。
そのメタルバイブレーションですが、ベイトリールを使うことでより釣果を伸ばすことが出来ます。
今回はそのメタルバイブレーションについて解説と、おすすめのベイトリールを紹介したいと思います。
目次
メタルバイブレーションとは？
メタルバイブレーションとは、金属の板にウエイトが付いたバイブレーション型のルアーになります。
別名で、鉄板と呼ばれることも多いです。
空気抵抗が非常に少ないため、遠投できます。
水中においては、早く沈むのでボトムを取りやすく、リズムよく釣りをしていくことが出来ます。
ルアーアクションは非常に大きく激しいため、その動きが把握しやすいのも特徴です。
メタルバイブレーションでベイトリールを使う１つめの理由とは？
メタルバイブレーションでベイトリールを使う１つめの理由は、バックラッシュの可能性が少ないことからです。
メタルバイブレーションは、その重量の重さから遠投でき、かつ空気抵抗が少ないため、バックラッシュの可能性が少ないです。
これを仮にスピニングタックルでキャストを行った場合は、タックルバランスによってメタルバイブレーションが空中で回転してしまい飛距離の低下、またライントラブルの増加につながってしまいます。
メタルバイブレーションでベイトリールを使う２つめの理由とは？
メタルバイブレーションは秋から冬にかけて有効になります。
秋にはリトリーブの釣りがメインになります。
リトリーブの釣りがメインだと巻き取りが安定するベイトリールの方が、バスのバイトを取りやすくなります。
併せて、キャストから巻き上げまでがスムーズなので、キャスト回数を増やすことができ、結果としてバスのキャッチ率をあげることができます。
冬にはリフト＆フォールの釣りがメインになりますが、この時バイトが多いのはフォールの時になります。
このフォールのバイトを上手く取っていくにはラインスラックのコントロールが重要になります。
これは私の経験談なのですが、スピニングタックルとベイトタックルで同じメタルバイブレーションを使ってみたのですが、圧倒的にベイトタックルの方がバスのバイトは取りやすかったです。
理由を考えてみたところ、スピニングタックルではガイド間のラインの弛みがどうしても生まれるけれども、ベイトタックルにはそれがないことからだと考えています。
深度の変化に対してもベイトタックルであれば、クラッチを切ってすぐに戻せばバイトに対応できるので、そういった点でもベイトタックルをおすすめします。
メタルバイブレーションの使い方の基本とは？
メタルバイブレーションの使い方の基本は、ラインアイを使い分けることです。
メタルバイブレーションにはラインアイが３つ付いていることが多いです。
頭に近いラインアイでは、アクションが細かくタイトになり、後ろになればアクションが大きくワイドになります。
その時のバスの状況に合わせて使い分けていくのがメタルバイブレーションの基本的な使い方になります。
私がメタルバイブレーションでおすすめするベイトリール
私がメタルバイブレーションを使うときにおすすめするベイトリールは、シマノのスコーピオン７１HGLEFTです。
スプール径が３２ミリと小さくなっており、この小ささが幅広いルアーのウエイトに対応できるものとなっています。
また、スプール径が小さいことはベイトリールを使う上で避けられないバックラッシュを軽減する効果もあります。
仮に軽いウエイトのルアーを使うとき、例えばメタルバイブレーションの５グラム程度のものを使用したりするときは、ラインを少なめに巻くとさらにバックラッシュしにくくすることができます。
ラインを多く巻きすぎると、ラインの重さでスプールの重さが増し、慣性でスプールが止まりにくくなることでバックラッシュしやすくなってしまいます。
ギアには、X－SHIPが採用されており、巻き心地は安定しています。
このギアは高い耐久性で定評があり、トラブルを心配することなく釣りに集中することが出来ます。
ブレーキシステムには、遠心力ブレーキのSVSインフィニティを採用してあります。
外部ブレーキで調整が出来、またスプールの回転数が低いとき、例えばメタルバイブレーションをフォールさせていくときなどにはブレーキがほとんど干渉しないためスムーズにフォールさせていくことが出来ます。
メタルバイブレーションを使うときには、このシマノのスコーピオン７１HGLEFTをぜひ使ってみてください。
まとめ
今回紹介してきたメタルバイブレーションについてまとめると、
・メタルバイブレーションはバックラッシュの可能性が少なく、キャスト回数を増やした方が釣果につながるためベイトリールが有効
・ラインアイを使い分けるのが釣果を伸ばすコツ
・おすすめのベイトリールは、シマノのスコーピオン７１HGLEFT
以上になります。
今回の記事を参考に秋から冬にかけて有効になるメタルバイブレーションの釣りをぜひやってみてください。