ベイトリールで使ってみるべきアフタースポーンにおすすめのクロール系ルアー!

ベイトリール

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アフタースポーンといえば、ブラックバスが産卵を終えた状態のことをいいます。

この時期になると、ブラックバスに対してベイトリールでトップウォーターを使ってアプローチしていくのが一つの攻略法となってきます。

今回は、そのトップウォーターの中でもアフタースポーンに使ってみてもらいたいクロール系ルアーについて解説していきたいと思います。



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アフタースポーンのブラックバスの状況とは?

アフタースポーンはブラックバスにとって産卵後のいわば休憩期間のようなものです。

産卵はブラックバスにとってとても体力を使うものです。

アフタースポーンのブラックバスはじっとしていればそれだけでも体力回復につながりますし、もちろん捕食しやすいものがあれば捕食行動を起こします。

この時期のブラックバス、特に大型のメスバスに関しては水中で一定層にサスペンドする傾向が強くなります。

そしてなにより特徴的なのが水面に対しての意識が大きくなりやすいということです。

こういった状況になると、トップウォーターがとても効果的となるわけです。



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意識が上を向いているのでトップウォーター

トップウォーターの特徴は水面に浮くことです。

この浮くということは、ブラックバスがもっとも認識しやすく、止まっていれば捕食がしやすい対象として見られることです。

だいたいではありますが、アフタースポーンのブラックバスがサスペンドしているラインは、産卵した水深と同じくらいの層になります。

例えば産卵場所が1.5メートルの深さとすれば、アフタースポーンのブラックバスのサスペンドラインも1.5メートルになるといった感じです。

これが何かの縦ストラクチャーである立ち木や橋脚と絡むとよりよいポイントとなってくれます。

アフタースポーンのブラックバスはこれより下の層に行くことはなかなかないのも特徴です。

ですので、目の前を通り過ぎていくようなワームは反応しにくい状況も多々あります。

クロール系ルアーが有効な理由

クロール系ルアーはボディーの左右に金属の羽根が付いています。

この羽根とボディーバランスによって、水泳のクロールのようにアクションしてきます。

このアクションのさなかでもちろん動きもですが、音によってもブラックバスにアピールしてくれます。

この音に対してアフタースポーンのブラックバスは反応しやすいといった状況が多くあります。

基本的には金属パーツ同士の接触音ですが、低音域としてボディー素材と羽根の干渉といったアピールもあるようです。

この音域の広さもブラックバスをバイトさせるためのトリガーとなっているのではないかと思います。

アフタースポーンのブラックバスは音に敏感

上記に挙げたようにクロール系ルアーは、主に音によってブラックバスにアピールします。

それこそ水面に意識があるような状況では有効となるわけですが、これがアフタースポーンになるとより顕著に表れるので、アフタースポーンのブラックバス攻略に使ってほしいのです。

この音に対しての反応が好んでのものとなるのか、嫌ってその音を消そうとするために結果口を使ってバイトするといったようになるのかはわかりませんが、効果的であることは過去の自分自身の経験からも明らかです。

意外と晴れの日も有効

トップウォーターといえば曇りや雨のときに特に効果的だとされています。

しかし、このクロール系ルアーは音でアピールもするので、それとは関係なしに意外と晴れの日も有効となります。

晴れの日であれば音と相乗して、羽根の反射においてもブラックバスにアピールできるので、特に強いアピールとなりそうです。

アフタースポーンのブラックバスはスイッチをオフにしていることも多いのでそれに対しての強烈なアプローチベイトとして使っていくとよいと思います。

ただし風は大敵

天気にあまり左右されることが少ないクロール系ルアーですが、風には結構弱いです。

風というより正しくは波ですが、こういった状況では一定のリズムでのアクションというのが難しくなります。

そうすると音も一定ではなく、バラバラとなりますので、それがアピール力の低下となってしまうようです。

さざ波くらいであれば大丈夫ですが、風が強くなって岸際で白波が立ってしまうようなことがあれば、そのときは他のルアーでアプローチしていった方がおすすめではあります。

使うベイトリールで気を付けたいこと

シマノ リール 16 炎月BB 101PG 左

クロール系ルアーのベイトリール選びで気を付けてもらいたいのは、その空気抵抗です。

クロール系ルアーは、ボディーに金属の羽根が付いているので、回転しやすいです。

要は外側に重心が2か所あるようになってしまうからです。

これがラインと一直線になった状態で回転するならよいですが、時に羽根が広がってしまったりして、横に回転することが出てきたりします。

そうなってきたときには、あまりにも高回転する遠投用ベイトリールを使っておくとトラブルの危険性が高まります。

ですので、クロール系ルアーに使うベイトリールは通常の同じ重さのルアーで使うようなものより一段階小さ目のスプールを搭載したものを選んでおくとよいと思います。

例えばバイブレーションの20グラムが36ミリで投げやすいとしたら、クロール系ルアーの20グラムでは34ミリといった感じです。

もちろんこれには個人差もあると思いますので、ひとつの目安として見てもらえればと思います。

それとあわせてブレーキ設定においても、マグネットや遠心力を気持ち強めにしておいたほうがより安心です。

クロール系ルアーの効果的な使い方

最後にクロール系ルアーの効果的な使い方を解説しておきたいと思います。

先ほどからクロール系ルアーのアクションについて多く解説してきましたが、それ以前に何といっても障害物に対してタイトにキャストするということが必要になってきます。

どれだけ効果的なルアーを使っていてもブラックバスの近くを通るかどうかでバイト率は全く違うものになります。

クロール系ルアーは重量があるものが多いので、ゆっくりとキャストモーションを行ってもらうと精度を高めることができると思います。

ここからは具体的にクロール系ルアーの使い方になりますが、クロール系ルアーは一定速度で巻き続けるのが基本です。

よくクロール系ルアーを使っていると、ブラックバスがルアーの後ろについてきたりします。

そのときにアクションを止めてしまうと、高確率でブラックバスにルアーを見切られます。

自分からわざわざ効果的なアクションを止めるのはもったいないので、巻き続けることをおすすめします。

その一定速度についてですが、これは高速でもデッドスローでもよいですので、そのときの状況に合ったスピードを見極めてもらえればと思います。

ただし、これで釣れない時というのも必ずでてくるでしょう。

そういったときには止めることはしないけれども速度の緩急でブラックバスにアピールしていくといったこともできます。

そういった状況のようだなと思った時には、ちょっと視点を変えたリトリーブを使ってみるのも良い方法だと思います。

まとめ

シマノ リール ソルティーワンHG 左

今回はアフタースポーンのブラックバスに効果的なクロール系ルアーについて解説してきました。

春のブラックバス釣りでなかなか釣果を得られなかったという人は、早めの時期からトップウォーターを使ってみても良いと思います。

そうすると意外な釣果に巡り合えるかもしれません。

今回の記事を参考にしてベイトリールを使ったクロール系ルアーでのアプローチに挑戦してみてくださいね。







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