初秋のブラックバスがよく着くライトカバーをベイトリールとテキサスリグの組み合わせで攻略!
カバーの釣りに適しているのがテキサスリグとベイトリールの組み合わせです。
早く回収できるベイトリールを使って、正確にカバーにアプローチしていくことで初秋のブラックバスをキャッチしやすくなります。
しかし、初心者の方は実際にどうやってアプローチしていけばよいか分からないでしょう。
そんな方に向けて今回は初秋のブラックバスが着きやすいライトカバー攻略を解説していきます。
目次
初秋のブラックバスの状況
初秋のブラックバスは、まだまだ暑さを避けつつ、徐々に広範囲に広がっていくようになります。
もともとカバーに着く魚ですので、そこをしっかりと攻略していくことが初秋のブラックバス攻略で大事なこととなってきます。
しかし、カバーは夏の日差しが弱まるにつれてだんだんとその繁茂する範囲が狭まってきたり、密度が薄くなってきたりします。
そういったライトカバーを攻略するにはテキサスリグが便利です。
ライトカバーにはロングロッドが有利
ライトカバーは非常に柔らかいことが多いです。
ですので、できるだけ揺らさずにブラックバスにアプローチしていくことが求められます。
そこで使いたいのがロングロッドです。
ロングロッドはその長さから遠くのライトカバーにアプローチしたときでも、ラインとライトカバーの接触を最小限に抑えることができます。
これがショートロッドだとカバーを強く揺らしてしまいます。
またフッキングに関しても長いロングロッドが有利となってきます。
ラインはフロロカーボンを使う
ライトカバー攻略にはフロロカーボンを使ってみてください。
太さは12ポンドから16ポンド程度あればよいでしょう。
これがナイロンラインだと伸びがありますのでライトカバーには不向きですし、PEラインだとライトカバーにまとわりつきやすくなってしまいますので、使い勝手があまり良くありませんので、参考にしてみてください。
テキサスリグのシンカーは数ウエイト用意
ライトカバー攻略をテキサスリグで行っていくときには、テキサスリグが有利です。
その理由としてはウエイト交換が簡単にできるからです。
シンカーのグラム数は7~21グラムくらいまでを用意しておくとよいでしょう。
これが真夏であればもっと上の重さを用意する必要がありますが、初秋のライトカバーであればこれくらいで十分でしょう。
シンカーストッパーゴムは必須
ライトカバー攻略にはシンカーストッパーゴムが必須となります。
シンカーストッパーゴムはラインに通して使います。
これがないと、ワームを残して先にシンカーだけがカバーを乗り越えてしまったりします。
ですので、シンカーストッパーゴムは一つ用意しておくとよいでしょう。
購入するときは、パッケージに表記してある適合ラインよりもワンランク細いラインに対応しているものを購入しておくと、よりしっかりとストッパーの役割を果たしてくれますので、参考にしてみてください。
ワームはフォールスピードが遅くなるものを使う
初秋のライトカバーでのメインベイトとなるのは、ブルーギルやザリガニであることが多いです。
これらはライトカバーのすぐ下だったり、茎にしがみついていて、何らかのタイミングで泳ぎだしたりします。
それを模すために、またブラックバス自体もライトカバーのすぐ下についていることを想定して、ワームはフォールスピードが遅いテールがアクションするものを使ってみてください。
シャッドテールやダブルテール、チャンク系ワームがそれに当たりますのでおすすめです。
バイトがあったら即フッキング
ライトカバーの釣りで注意したいのがフッキングのタイミングです。
ライトカバーは柔らかく、ラインに多くの干渉が生まれやすいです。
そうなるとフッキングのときにまずその干渉物の抵抗が終わってから、ブラックバスの口元にフッキングパワーが伝わることになってしまいます。
ですので、ライトカバーでバイトが合った場合は即フッキングしたほうがキャッチ率は高まることが多いです。
ライトカバーに居るブラックバスはルアーを一飲みにすることが多いので待つ必要性はほとんどありません。
ぜひ参考にしてやってみてください。
釣りが終わったらメンテナンスを忘れずに
特に初秋のライトカバー周りで釣りをしたときには、帰宅後のメンテナンスを忘れずに行いましょう。
シャワーで洗い流して、乾燥させ、適宜オイルを差すとよいです。
初秋はカバーがだんだんと弱っていくことによってできた繊維の切れ端が多く、それをラインで拾ってしまいロッドやベイトリールに付着してしまいます。
特にこれが原因となって、ベイトリールのレベルワインド部分が破損してしまうことが多いので気を付けてください。
おすすめのベイトリール
それでは最後におすすめのベイトリールを紹介しておきたいと思います。
それぞれの予算や使い勝手の良いベイトリールを選ぶときの参考にしてみてください。
それでは下記に3つ紹介していきます。
シマノ クロナークMGL
スプール側面にブランキングしてある特殊なスプールを採用したベイトリールです。
これによって慣性力の低減を図ることが出来、バックラッシュの少ないリールとなっています。
これに微調整ができるSVSインフィニティーという遠心力ブレーキを搭載していますので、キャスト時はもちろんのこと、着水してからのラインの送り出しも遠心力ブレーキ特有のブレーキの弱さによってスムーズにできます。
ギア比は7.1のハイギアがおすすめです。
ラインキャパシティーは16ポンドが100メートルありますので、十分にライトカバー攻略ができます。
自重がハイギアモデルでは185グラムと軽量なのもおすすめのポイントです。
アブガルシア クロスフィールド7
実売価格が1万円を切っているコストパフォーマンスに優れながらも、しっかりとした強度のあるベイトリールです。
ギア比が7.4となっていて回収スピードが速く、テンポの良い釣りができ、フッキング時などのラインスラック回収も素早くできるので、キャッチ率をも上げることが出来ます。
回収には握りやすいフラットノブが搭載してある95ミリクランクハンドルも役立ってくれます。
スプールは、16ポンドが115メートルとなっています。
そして初心者には嬉しい下巻き目安ラインが入っています。
これによって、スプール容量の4分の1、3分の1、2分の1と簡単に下巻きをどれだけ入れるかといった目安と出来ます。
ラインを頻繁に巻き替えたり、細いラインをスプールに綺麗に居れたりしたいというアングラーにおすすめです。
もちろん上級者でも納得して使うことができるベイトリールとなっています。
ダイワ タトゥーラSV TW
最後におすすめのベイトリールとして紹介するのがこちらのダイワ タトゥーラSV TWです。
スプールの回転スピードに合わせてインダクトローターがブレーキを調整してくれる画期的なマグネットブレーキを採用しているリールとなります。
スプール径が33ミリということと相まってバックラッシュが少ないことでしょう。
レベルワインダーにはTWSという開口部が広いものが採用されています。
キャスト時には開口部の広さによってライン抵抗が少なくなり、巻き取り時にはラインが溝に入ってしっかりと巻き取られます。
塗装の綺麗さもおすすめポイントになるベイトリールです。
まとめ
今回は初秋のブラックバスがよく着くライトカバーをベイトリールとテキサスリグの組み合わせで攻略していく方法、またそれにおすすめのベイトリールを3つ紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
まだまだ初秋は暑いことも多いので、暑さ対策も行いつつ釣りを楽しむようにしてください。
それでは今回の記事を参考にして、ぜひ挑戦してみてくださいね。