船からのタチウオジギングに最適なダイワのベイトリール・鏡牙を紹介!
近年、狙って釣ることが出来る魚となってきているのがタチウオです。
その綺麗な見た目もさることながら、釣りに繊細さが求められるのも人気の理由でしょう。
今回はそのタチウオを船から釣っていくジギングにおすすめのベイトリール・鏡牙を紹介していきたいと思います。
併せて使いたいタックルも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
鏡牙の概要
鏡牙はダイワから発売されているタチウオにターゲットを絞って設計された丸型のベイトリールです。
パープルを基調とした存在感あるボディーにタチウオを釣るための機能を搭載してあります。
タチウオをジギングで狙っていく釣り人にはぜひ使ってもらいたいベイトリールとなっています。
鏡牙の各部解説
鏡牙には数多くの機能が搭載されています。
これらの機能をしっかり理解しておくことで安心してタチウオを狙っていくことが出来るでしょう。
ここではその機能をそれぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
サイズとギア比
鏡牙のサイズは現状100番というサイズのみとなっています。
丁度ラインキャパシティーやパワーのバランスが取れた大きさとなっています。
ハンドル向きは左右ともにラインナップされていますので、使いやすいほうを選んで使ってみるとよいでしょう。
ギア比に関してはスーパーハイギアの7.3となっており、最大で81センチの巻き取りをすることが出来ます。
これによってさまざまなリズムのアクションを快適に行うことが出来るでしょう。
ドラグ
鏡牙のドラグ力は最大で7キロまで掛けることが出来ます。
タチウオはサイズによってかなり引く力が変わってきますので、大きな調整幅があるこのベイトリールはとても扱いやすいことでしょう。
ドラグシステムとしては、ATDという魚の引きに対して素直に効いてくれるものを採用してあります。
ドラグがスムーズに出ることによって、魚に不必要な負荷の違和感を与えないことが出来ますので、取り込みできる確率を高めることが出来ます。
また、ドラグが出ていく時にはクリック音が出るようになっていますので、ドラグが効いているかどうかを確認しつつファイトをしていくことが出来るようになっています。
ボディー素材と自重
鏡牙のボディー素材は高強度のアルミが使われています。
ベイトリールに強い負荷が掛かった時にどうしても発生してしまうねじれに対しても強い強度があるため安心して使っていくことが出来ます。
このボディーによって内部のギアなどもしっかりと守られています。
自重は300グラムとしっかりとしたボディーの強さを実感できる重さとなっています。
ラインキャパシティー
鏡牙のラインキャパシティーはタチウオジギングで使うことが多い太さに照準を合わせて設定してあります。
PEラインの0.8号が250メートル、1号が200メートル入りますので、実釣には十分です。
初心者の方に関してはPE1号を使っておくことで、強度を気にせず釣りを行っていくことが出来るでしょう。
ハンドル
鏡牙に搭載されているのはEVA製の丸型ノブのシングルハンドルです。
大きめのハンドルはジギングのアクションを加える場合に滑りにくく、安定した一定リズムで誘っていくことと、ヒットしたときでも弾かれずにフッキングに持ち込むといったことを可能にしてくれます。
丸型のハンドルは通常ベイトリールに搭載されていませんので、違和感を覚える方も多いかもしれませんが、一度使ってみるとその使いやすい差を実感することと思います。
クラッチ
鏡牙のクラッチには塩分の固着による動作不良を起こさないために電飾防止のシステムが搭載されています。
ソルトバリヤタフクラッチというこのシステムは、快適な釣りのサポートとなってくれます。
もちろん釣行後にはシステムに頼り過ぎずに、水洗いなどのメンテナンスをするようにしましょう。
レベルワインド
レベルワインドは通常固定されているため、時としてスプールからのスムーズなラインの出を妨げてしまうことがあります。
しかしながらこの鏡牙というベイトリールはスプールをフリーにしたときやドラグが効いている時といったスプールが逆転してラインが出ていく時にレベルワインドが一緒に動くシステムが搭載されています。
細めの番手を使っていくタチウオジギングにおいて大物がヒットした時には役立ってくれること間違いないと思います。
ストッパー
鏡牙には通常のスプール逆転を防ぐストッパーに、さらにメカ式のストッパーを採用したパーフェクトダブルストッパーというものが採用されています。
これによってどんなに注意していても起こる可能性がある不意な逆転を防いでくれます。
このような一見オーバースペックに見える機能が搭載されているのもこの鏡牙というベイトリールのメリットではないでしょうか。
組み合わせて使いたいタックル
ここでは鏡牙のベイトリールと組み合わせて使ってみたいタックルを紹介します。
ロッド、ライン、ルアーを上手く組み合わせることでタチウオの釣果を伸ばしていくことが出来るでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
ロッド・鏡牙
ベイトリールと名前を同じくするベイトロッドです。
こちらもタチウオ狙い専用として設計されていますので、組み合わせるとかなりマッチしてくれます。
ベイトモデルは現在3機種でパワーレベルがそれぞれ違っています。
いずれにしても初心者におすすめのモデルとなっています。
このロッドにはブレーディングXというロッドのネジレを抑制する製法が採用されています。
自重も110グラムから120グラムの間と非常に軽量です。
ライン・UVF 鏡牙センサー 8ブレイド+Si
タチウオ狙いを考えて設計されている8ブレイドのPEラインです。
特にマーキングには気を配ってあり、タチウオが間違ってラインに噛み付いてくることがないように白を入れていないのがポイントです。
見やすい配色によってフォールでもバイトしてきやすいタチウオのジギングをサポートしてくれます。
ライン表面にはシリコンコーティングがされており、摩擦に対する耐性や短期間での強度の低下を防ぐようになっています。
メタルジグ・鏡牙ジグベーシック
タチウオに適した形状とカラーラインナップが魅力のメタルジグです。
センターバランスによって使いやすさとタチウオのヒット率が向上されており、フラット面には基本の塗装、その側面にはラメやグローカラーでアピールアップを図っているこだわりの仕様です。
ウエイトは80グラムから200グラムまでありますので、タチウオの活性や水深に合わせて使い分けてみるとよいでしょう。
カラーラインナップも豊富ですが、初心者の方がまず揃えておきたい基本カラーとしては、CHパープル&シルバーラメ、PHアカキン&ゴールドラメ、CHグリーンゴールド&ゴールドラメ、PHシルバー&シルバーラメといった4色がおすすめです。
タチウオはカラーによってかなり反応が変わってくることが多い魚ですので、ぜひ参考にして揃えてみてください。
まとめ
今回はダイワのタチウオ専用ベイトリールである鏡牙を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
タチウオは全国各地でファンが多くなってきている人気のフィッシュイーターです。
調理もしやすく食べても非常に美味しい魚です。
一緒に紹介したロッド、ライン、メタルジグも参考にしてぜひ人気のタチウオジギングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。