エギングロッドで私が釣ったことのある9種類の魚とは?
エギングロッドはもともとエギを使ってアオリイカやヤリイカ、コウイカなどを釣るためのロッドですが、長さや硬さが丁度良いため、他の釣りでも使うことができます。
その応用範囲はかなり広いため、私はいろんな魚をエギングロッドで釣ったことがあります。
今回はその釣ったことのある魚を、釣り方も一部含めつつ紹介していきたいと思います。
私が持っているエギングタックル
最初に私が持っているエギングタックルの紹介をしておきたいと思います。
私が持っているエギングロッドは8.6フィートのものです。
硬さはMLと表記されているミディアムライトのものです。
一般的な2.5~3.5号のエギが扱いやすく、どんな季節でもこなすことができるロッドです。
春先にはスラックジャークを多用したアクション、秋にはサイトで見ながらイカを狙うといったことをしています。
ガイドはステンレスフレームのSicガイドリングが付いていて、とてもラインに優しいです。
リールはダブルハンドルの2500番スピニングリールです。
なぜダブルハンドルかというと、シングルハンドルではハンドルの重さでリールが回ってしまうからです。
最悪、ロッドやリールの破損に繋がる恐れがあります。
また、使っているPEラインが0.8号のため浅溝のスプールを搭載したものを使っています。
リーダーはフロロカーボンラインの10ポンドをどの季節でも使っています。
このタックルを基本として、他の釣りでは少し変化をつけていろんな魚を釣ってきました。
シーバス
まずエギングロッドを使って他の釣りをしてみたのが、シーバスのルアーフィッシングです。
シーバスは汽水域から、砂浜や磯、ボートなど多くの場所で釣ることができる海のルアーフィッシングの代表的な魚です。
デイゲームでの釣りが確立されてから、その人気に拍車がかかり現在に至ります。
私がエギングロッドを使ってシーバスを釣ったルアーはスピンテールジグでした。
ちょっと速めのリーリングでテールのブレードを回転させてシーバスを誘いました。
14グラム程度のものだったので、エギングロッドで問題なくキャストでき、ヒットしてからもやり取りが上手く行きました。
少し変えたところとしては、ラインをPE1号にしたことと、リーダーをフロロカーボン16ポンドに変えたことです。
シーバスは歯やエラの棘が鋭く、細いラインでは心配なためこのようにして釣りをしました。
カサゴ
カサゴは岩場に主に生息する根魚です。
生息している場所によって鮮やかな赤や黒っぽい色になったりします。
カサゴは、エギングをしている途中でワームを付けて釣ってみたのが最初でした。
カサゴはボトムパンピングで誘っていきます。
ボトムパンピングとは、ワームが底で飛び跳ねるような感じでアクションさせることです。
カサゴはこのワームが飛び跳ねるアクションに溜まらず喰いついてきます。
特にワームが沈んでいくときに喰いついてくることが多いです。
アタリがあったら一気に巻き上げないと、岩の隙間に潜り込んでしまいます。
タックルはエギングでのセッティングをそのまま使って問題なかったです。
キジハタ
アコウとも呼ばれる高級な根魚です。
食べると非常に甘味があり、刺身や鍋にしてみると良いと思います。
根魚とはいっても水中にサスペンドしたり、底にいても水面近くまでルアーを追ってくるといった特徴があります。
こちらは遠征した時にエギングの合間でワームをセットして釣り上げました。
アクションは底まで沈めてからのリーリングでした。
リーダーをフロロカーボン16ポンドにした以外は、そのままのセッティングで問題ありませんでした。
アジ
アジはエサ釣りで釣るのが一般的ですが、ここ10年ほどでルアーでの釣り方が確立されてきました。
ルアーで狙えるアジは大型のものが多く、引きが楽しめます。
また、味は非常によいことは多くの人がご存じかと思います。
お土産としても非常に喜ばれる魚です。
釣り方としては、フロートの飛ばしウキを使った釣りでアジをヒットさせました。
アジは口が弱いので、ゆっくりと引き寄せるようにするのがキャッチするポイントでした。
メバル
メバルは目が大きく、非常に目のよい魚です。
特に冬がシーズンとされていますが、夏場でもその姿をよく見ることができます。
刺身で食べると非常に美味しく、私は個人的にはメバルの刺身が刺身の中で最も美味しいと思っています。
メバルは斜め上を向いてエサを待っていることが多い魚です。
夜にエギングをしているときに、一緒に狙ってみました。
釣り方は小型のシンキングペンシルを使ったものでした。
リーダーは6ポンドまで細くしたのが基本のセッティングからの変化です。
パワフルな引きが楽しめる魚でした。
チヌ
チヌもルアーで狙うことが確立されてきた魚です。
エギングロッドを使って、ポッパーでの水面の釣り、またワームを使ったボトムコンタクトの釣りでキャッチしたことがあります。
エギングタックルのセッティングをそのまま使うことができ、ルアーさえあれば簡単に始めることができました。
ポッパー、ワームともにゆっくり動かしていくのがチヌをヒットさせるコツです。
バイトしてきたら、チヌは口の周りが歯などで硬いので思いっきりアワセをするようにしましょう。
カマス
歯が鋭く、細いラインだと切られてしまうこともあります。
塩焼きで食べると非常に美味しいです。
エギでイカが釣れずに、足元にカマスが群れていたのを狙ったのが最初でした。
集団で行動する傾向がある魚のようです。
使ったのは5グラムのメタルジグで、アクションは細かなシェイクをしながらリーリングするといったものでした。
状況が非常によく1キャスト1ヒットしてきていたのが、釣った当時の思い出です。
イナダ
ブリの幼魚であるイナダもエギングロッドで釣ったことがあります。
地方によってツバスやワカシなど呼び方が変わります。
また、大きさによって呼び方が変わり、出世魚と呼ばれます。
釣るときに使ったのは、28グラムのメタルジグです。
リーダーは強い引きに対応するため、フロロカーボンの20ポンドに変えておきました。
アクションはロッドをジャークしながらのリーリング。
ナブラがその時は立っていたので、非常に簡単にヒットしてきました。
このくらいまでの重さのメタルジグであれば、エギングロッドはかなり扱いやすく、イナダの引きにも耐えることができました。
キス
最後に紹介するのは、キスです。
エギングロッドはエサ釣りにも応用できます。
タックルはそのままで構いません。
仕掛けは20グラムくらいのシンカーと、3本針くらいの短めの仕掛けを使っていくのがおすすめです。
エサはスナゴカイを使うのが一番良いです。
釣り方はキャストして底まで沈めたら、あとはゆっくりと引いてくるだけです。
ロッドを使って引いてきた方がアタリがあったときにとてもわかりやすく、またアワセもいれやすいです。
エギングロッドはエサ釣りもできるくらい応用範囲が広いことを覚えておくとよいと思います。
まとめ
今回紹介したように、エギングロッドを持っていると、いろんな魚を狙って釣ることができます。
それだけエギングロッドは応用範囲が広く、耐久性やアクションも問題なくクリアしているということです。
釣りをこれから始めるという人は、エギングロッドをまず選んで釣りをいろいろと行っていくというのも、一つの手であるかなと思います。